OutlookとOneDriveの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-24

OutlookとOneDriveの連携で効率的なファイル共有を!

e.koyama

毎日、たくさんのメールを受信していると、添付ファイルを保存する作業が大変に感じることがありませんか。保存漏れや保存先を間違えるといったミスが積み重なり、ストレスを感じている方も多いはず。
そんなときは、Outlookで受信したファイルを自動でOneDriveに保存する仕組みを導入しましょう!
これにより、手作業でのファイル保存から解放され、業務効率のアップにつながるだけでなく、正確なファイル管理も可能になるはずです。

ここでは、ノーコードでOutlookとOneDriveを連携する方法を詳しく解説します。
プログラミング知識がなくても簡単に設定できるので、ぜひ試してみてくださいね!

OutlookとOneDriveを活用したすぐに試せる自動化テンプレート集はこちら

OutlookとOneDriveを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!

2つのアプリを連携する便利な自動化テンプレート

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通知を自動化する便利なテンプレート

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OCR(データ読み取り機能)を使った便利な自動化テンプレート

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ファイル形式の変換を自動化する便利なテンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

では、「Outlookに届いた添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードする」業務フローの作り方について詳しくお伝えしていきます。

Outlookに届いた添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードする方法

はじめる前に

Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。

ステップ1:OutlookとOneDriveをマイアプリ連携

最初にYoomと各アプリを連携することで、フローボットの作成をスムーズに進めることができます。

1.まず、Yoomにログインして左メニューにある「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックしてください。

2.マイアプリの新規接続一覧より、OutlookとOneDriveをそれぞれ選択し、2つともアプリを連携してください。
 ※Microsoft 365(旧Office365)には家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。一般法人向けプランに加入していない場合、認証に失敗する可能性があります。

OutlookもOneDriveもアカウントにサインインすると、マイアプリに登録が完了します。

ステップ2:テンプレートのコピー

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

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1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

テンプレートがコピーされると、以下の画面が表示されます。

ステップ3:Outlookでメールを受信したら起動するトリガーを設定

1.テンプレートの内容を確認し、トリガーとなる「メールを受信したら」をクリックしましょう。

2.連携するアカウント情報が入力されていることを確認して、[次へ]をクリックしてください。

3.トリガーとなる動作の何分後にフローを動かすかを指定するために、「トリガーの起動間隔」を設定します。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。 
ご利用プラン
によって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

4.次にメールフォルダIDを設定しましょう。入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいたID情報が『候補』に展開されます。
手動入力もしくは『候補』から情報を引用してください。

5.ここまできたら、Outlookにアクションの起動条件となるメールを送信してください。
今回はOneDriveにファイル情報を共有したいので、ファイルデータを添付して送信してみてくださいね。

  • ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただし、アプリの仕様によっては300MB未満になることがあるので、ご注意ください。
  • その他トリガーや各オペレーションで扱えるファイル容量の詳細については、こちらもチェックしてみてください。

操作後、[テスト]を押します。

6.テスト完了を確認して『保存する』を押しましょう。

このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。
アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。

ステップ4:メールの添付ファイルの情報を取得するアクションを設定

1.次に、2つ目の「メールの添付ファイルの情報を取得する」をクリックしましょう。

2.連携するアカウント情報が入力されていることを確認して、「次へ」をクリックしてください。

3.次の画面で「メールID」を設定します。入力バーをクリックすると、前ステップから取得した情報をアウトプットとして引用できます。

4.テストを行いましょう。ここでは、メールIDから特定のメールの詳細情報を取得します。
テスト成功とメール情報の取得を確認したら「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:メールの添付ファイルをダウンロードするアクションを設定

1.続いて、3つ目の「メールの添付ファイルをダウンロード」をクリックします。

2.連携するアカウントを確認して、「次へ」をクリックします。

3.次の画面で「メールID」と「ファイルID」を設定します。入力バーをクリックすると、前ステップから取得した情報をアウトプットとして引用できます。

4.この設定を行うことで、メールに添付されたファイルデータを自動でダウンロードできます。
テストを行い、メールに添付されているファイルが取得できるか確認してください。

5.成功したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:OneDriveへファイルをアップロードするアクションを設定

1.最後に、4つ目の「ファイルをアップロード」をクリックします。

2.連携するアカウントが入力されていることを確認して、「次へ」をクリックします。

3.次の画面に移行するので、まずは「ドライブID」を設定します。入力バーをクリックすると、連携したアカウントに基づいたID情報が『候補』に展開されます。
手動入力もしくは『候補』から情報を引用してください。

4.「格納先フォルダのアイテムID」も『候補』から選択可能です。
そのほかの「格納先フォルダ名」や「ファイル名」にも、注釈に沿って情報を入力します。
「ファイルの添付方法:ファイル」は、プルダウンから【取得したファイル】を指定しましょう。

5.テストを行います。成功後、OneDrive側の指定フォルダ内を確認してみましょう。

6.メールに添付したファイルが追加されていますね!
結果に問題がないことを確認して、「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画面が表示されます。赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

以上で、「Outlookに届いた添付ファイルをOneDriveに自動でアップロードする」フローの完成となります。

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OutlookやOneDriveを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもOutlookやOneDriveのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Outlookを活用した自動化例

受信したメッセージや添付書類の内容を自動で保存したり、登録情報をもとに自動でメールを送信することも可能です。
煩雑になっていた作業がシームレスに行われるため、業務の停滞や対応漏れといった課題の解消も期待できるでしょう。

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OneDriveを活用した自動化例

‍情報登録を検知して自動でフォルダを作成したり、ファイル格納後に速やかに関係者に情報を共有することができます。
さらに、OCR(データ読み取り機能)やフォーム作成・管理ツールと合わせて連携することで、さらなる効率化が見込めるでしょう。

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OutlookとOneDriveを連携するメリットと自動化例

業務効率化

2つのツールの連携により、Outlookで受信したメールの添付ファイルをOneDriveに自動的に保存することができます。
特定のフォルダへの自動保存を設定しておくことで、忙しい状況でも重要な業務に充てられる時間の確保につながるはずです!

ファイル管理の精度向上

手動でファイルの管理をしていると、ファイルを保存し忘れて紛失してしまったり、保存場所が分からなくなってしまったりすることがありますよね。
自動化により、ファイルが決められたフォルダに保存されれば、正確なファイル管理が可能になります。
これにより、ファイルを探す時間も短縮されるのではないでしょうか。

まとめ

OutlookとOneDriveを連携することでファイル管理の効率化や精度向上につながります。
また、プロジェクト管理などに他のツールも併用している場合、それらのツールも連携することでファイル管理をより効率化することもできますよ。
Yoomでは他にも様々なツールとノーコードで連携できるので、自社の使っているツールや行う業務に合わせて活用してみてくださいね!

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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