2024/8/1
アプリ同士の連携方法

GmailとLINEをノーコードで連携!自動通知フローの作成方法

a.ohta

目次

Gmailはアカウントを作成すれば誰でも気軽に使用できるメールツールであり、Google Workspaceを利用すれば独自ドメインを取得できるなど、企業ニーズによってカスタマイズ可能なサービスが魅力的です。

一方でLINEは現代においてもはや必須ツールであり、私たちの生活と密接に関わっていると言えるでしょう。主にプライベートでの使用率が高いと思われがちですが、企業で使用するツールとして取り入れていることもあります。

では、今回はGmailをLINEを、ノーコードでアプリ連携可能なYoomを利用し連携させて、いつでもどこでもメールチェックが可能なフローボットを作成してみましょう!ビジネスでもプライベートでも活用できる実用性の高い連携なので、要チェックです!

GmailとLINEを連携するメリット&しないデメリット

連携するメリット

1.Gmailに届いたメールをLINEに転送できる
Gmailに届いたメールをLINEに転送すると、LINEにもログが残せるようになります。
また、Gmailの通知とLINEの通知が二重で届くようになり確認ミスも回避できるでしょう。

チームメンバーと共有したい場合はグループLINEに通知をしたり、既読数によりメンバーがチェックしたかどうかの確認もスムーズですよね!

2.スマホでのチェックがしやすくなる
LINEの魅力はなんといってもスマホで使用できる手軽さと素早さでしょう。
もちろんGmailも手軽さと素早さを兼ね備えているツールですが、LINEはスマホ向けにデザインされているため、GmailをスマホでチェックするよりもLINEに転送した方が見やすくなります。

誰が発言しているのかアイコンで一目瞭然で、リプライやスタンプ機能も充実しており、チームでのコミュニケーションも円滑になるでしょう。

連携しないデメリット

Gmailの通知に気が付かなければ重要なメールへのレスポンスが遅くなる可能性があります。
また、チームメンバーで共有をしたい場合は、各々がメールチェックをするタイミングにバラつきがありラグが発生するかもしれません。

これらを回避することによりスピード感重視のメール返信やチェックが実現可能になるため、連携した方が断然良いという訳ですね!

GmailとLINEの連携フローの作り方

では、ここからは実際に「Gmailで受け取った内容をLINEに通知する」というフローボットを作成します。
国産ノーコードツールのYoomを用いて作成するので、プログラミングの知識がない方でも簡単にフローの自動化が可能です!

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

イチからフローボットを作成せず、すでにフローが組んであるテンプレートを使用します。Yoomにはテンプレートが色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!

Yoomの登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでくださいね。

次はYoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。マイアプリ連携はとても簡単です!

マイアプリ設定

テンプレートのバナーをクリックすると、画面の下に「このテンプレートを試してみる」というボタンがあるので押します。
そうすると「マイプロジェクト」というページに飛ぶので、画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択!

     ↓

右上の新規作成をクリック!検索窓に「Gmail」と入力するとGmailのアイコンが出てくるのでクリックしましょう。

アカウントを選択というページではYoomと連携するGmailアドレスのGoogleアカウントをクリック!
次はYoomにログインというページに飛ぶので、次へを押しましょう。
最後に、YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めていますというページが表示された場合は、続行を押せばOKです!

     ↓

GmailとYoomの連携は完了したので、続けてLINEとYoomを連携させましょう。
検索窓に「LINE」と入力するとLINEのアイコンが出てくるのでクリックします。

上記の画面に移行するので、赤枠の任意の方法で登録してください。
ちなみに、QRコードのほうが圧倒的に早いので、QRコードで連携するのがおすすめです!

先に進むと上記のような画面に移行します。
赤丸の部分がトークルームのアイコンで、赤枠の部分が選択したトークルームになっています。もしグループLINEに通知をする場合はあらかじめルームを作成しておきましょう。

LINEに登録してあるトークルームがズラーっと表示されるので、任意のルームを選択して、「同意して連携する」をクリック!
そうするとLINEに「[Yoom]と連携が完了しました。」というメッセージが来ます。

これにてLINEとGmailのマイアプリ連携はOKです!
2つのアプリがYoomと連携できたので、次はフローボットの設定に参りましょう。

Gmailのトリガー設定

画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Gmailで受け取った内容をLINEに通知する」をクリック!右上の編集する→メールアイコンの「メールが届いたら」を押します。

上記画像のページに移行するので、受信用のアドレスを作成します。

「受信用のアドレスってGmailじゃないの?」と思うかもしれませんが、「●●●●.trigger.●●●●@yoom.fun」というYoomの独自アドレスにGmailを転送し、それをさらにLINEへ転送する…という仕組みになっているため、転送用のアドレスを作成する必要があるということです。

なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、実際はとても簡単です。
まずは任意のものでOKなので、お好きなアドレスに設定してコピーしましょう!

ここから先はヘルプページが用意してあります。

Gmailからメールを転送し、メールトリガーを起動する方法

Gmalの設定画面に移動して、コピーしたアドレスを貼り付けるだけなのですぐに終わりますよ!
ここまで完了したら次へを押しましょう。

     ↓

ちなみに、Gmailに届いたすべてのメールをLINEに転送するだけではなく、指定した条件のみのメールを転送させるトリガー条件を決めることも可能だったりします。
ただ、現時点でトリガー条件を設定するとテスト段階でメールが届かなくなってしまうので、設定は最後に行ってくださいね。

     ↓

ヘルプページに沿ってテストを押し、青く「テスト成功」と表示されたらGmailの設定は完了です!

LINEの設定

次にLINEアカウントのアイコンの「トークルームにメッセージを送信」をクリックします
テンプレートを利用したことにより必要項目はあらかじめ入力されているので、そのまま次へをクリック!

     ↓

LINEに転送するメッセージを設定するページに移行します。
このページに関しても既に設定がされているため、問題なければこのままテストを押しましょう!

     ↓

テストを押すと青く「テスト成功」と表示されると共に、LINEに通知が来たらフローボットの作成は終了です。お疲れ様でした!

まとめ

企業ニーズに合わせてカスタマイズ可能なGmailを、コミュニケーションが気軽に取れるLINEと連携することにより、レスポンススピードが上がったりチームコラボレーションが向上すると言えます。

さらに、特定のメールについてチームを編成しトークルームを作成すれば、アイコンでメンバーが簡単に可視化できる上、外回りが多い職種であってもどこでもメッセージのやり取りが可能になりますよね!

Yoomならプログラミングの知識がなくてもアプリの連携ができるので、この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね。

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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