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Gmailは誰でもアカウントを作成してすぐに使える手軽なメールツールで、Google Workspaceを利用すれば独自ドメインの取得など、企業ニーズに合わせたカスタマイズも可能です。
一方でLINE公式アカウントは、顧客とのコミュニケーションがとりやすい人気のマーケティングツールであり、多くの企業が導入されている実績があります。
そこで、今回はGmailとLINE公式アカウントを、ノーコードでアプリ連携可能なYoomを利用し連携させて、いつでもどこでもメールチェックが可能なフローボットを作成してみましょう!ぜひチェックしてみてくださいね!
※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。
とにかく早く試したい方へ
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にLINEとGmailの連携が可能です。
YoomにはあらかじめLINEとGmailを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
GmailとLINE公式アカウントを連携してできること
LINE公式アカウントとGmailのAPIを連携すれば、LINE公式アカウントのデータをGmailにも自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
LINE公式アカウントで友だちが追加されたら、Gmailに通知する
LINE公式アカウントで新しい友だちが追加されるたびに、自動でGmailに通知を送信することが可能です。
この自動化によって、情報の共有や管理がスムーズに行えるでしょう。
LINE公式アカウントで新しいメッセージを受信したら、Gmailで通知する
LINE公式アカウントでメッセージを受信したら、Gmailへ自動通知されるため、顧客からの問い合わせやメッセージの見逃しを防いで迅速な対応を可能にしたい方におすすめです!
LINE公式アカウントで受け取ったファイルを、Gmailで転送する
LINE公式アカウントで受信したファイルが自動的にGmailに転送されるため、毎回の作業が不要になります。
この自動化によって、手動での転送作業を省略し、業務効率の向上が期待できます。
GmailとLINE公式アカウントの連携フローを作ってみよう
では、ここからは実際に「Gmailで受け取った内容をLINE公式アカウントに通知する」というフローボットを作成します。
ここではYoomを使用してノーコードで設定していくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Gmail/LINE公式アカウント
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ステップ1:GmailとLINE公式アカウントのマイアプリ連携
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して操作を行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください。
それではここから、今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
【Gmailのマイアプリ登録】
以下の手順をご覧ください。
【LINE公式アカウントのマイアプリ登録】
マイアプリの+新規接続からLINE公式アカウントを選択すると下記の画面が出てきます。
アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックしましょう!
これでGmailとLINE公式アカウントのマイアプリ連携は完了です!
ステップ2:テンプレートのコピー
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。
OKをクリックすると、マイプロジェクトの欄にテンプレートが追加されます。
ステップ3:Gmailのトリガー設定
まず、メールアイコンの「メールが届いたら」を押します。
下記のページに移行するので、受信用アドレスを作成します。
※「受信用のアドレスってGmailじゃないの?」と思うかもしれませんが、「●●●●.trigger.●●●●@yoom.fun」というYoomの独自アドレスにGmailを転送し、それをさらにLINE公式アカウントへ転送する…という仕組みになっているため、転送用のアドレスを作成する必要があるということです。
Gmailの設定画面に移動して、コピーしたアドレスを貼り付けます!今回は、上記の設定を保存後、解説のためにテスト用のメールをGmailに送信しています。
受信元になるGmailのアドレスにメールを送ると、Yoomで作成したアドレスに転送されるので、テストをします。
テストが成功すると、受信したメール情報を取得できるので保存しましょう!
取得した値は、以降の設定に利用できます。
ここまで完了したら次へ進みましょう。
ステップ4:LINE公式アカウントの設定
次にLINE公式アカウントのアイコンの「テキストメッセージを送信」をクリックします。
テンプレートを利用したことにより必要項目はあらかじめ入力されているので、そのまま次へをクリック!
送信先のユーザーIDと転送するメッセージを設定するページに移行します。
それぞれ、利用状況にあわせて設定しましょう!
メッセージに、Gmailの内容を反映させる場合は、「取得した値」から設定可能です。
設定が完了したらテストを押しましょう!
テストを押すと「テスト成功」と表示されると共に、LINE公式アカウントに通知が来たら設定を保存します。
ステップ5:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
最後に、フローボットを自動で起動させるために、トリガーをONにしましょう。お疲れ様でした!
まとめ
企業ニーズに合わせてカスタマイズ可能なGmailを、マーケティングツールのLINE公式アカウントと連携することにより、レスポンススピードが上がったり、スマホ作業が効率化したりするはずです。
さらに、特定のメールのみを通知することで、重要なメッセージのみを素早く確認することができますよ!
Yoomならプログラミングの知識がなくてもアプリの連携ができるので、この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね。
Q:特定の条件で通知を送り分けることはできますか?
Q:この連携は無料でどこまで利用できますか?
A:
無料でどこまで利用できるかについては料金プラン|Yoomをご覧ください。
もっと複雑な条件でメールを絞り込みたい場合などは、オペレーション間に「分岐」の追加が必要です。分岐はミニプラン以上のみご利用可能で、フリープランではエラーになってしまいます。
ただし2週間の無料トライアル中には利用できるので、興味があればぜひお試しください。
Q:連携がうまくいかないときはどうなりますか?
A:
連携がうまくいかずフローボットがエラーになった場合、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。
通知メールにはエラーの詳細が記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口もご利用いただけます。