Meta広告(Facebook)とYoomの連携イメージ
自動化のアイデア

2025-07-17

【Meta広告(Facebook) API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

s.kinjo

Meta広告(Facebook)を使った広告運用のレポート作成やリード情報の管理など、日々の業務でAPIの活用を考えたことはありませんか?
しかし、API連携にはプログラミング知識が必須と思い込んでしまい、「自社にはエンジニアがいないし、開発リソースも割けない…」と、自動化への一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか?
手作業でのデータ転記やレポーティングは時間もかかり、単純な入力ミスから大きな機会損失に繋がる可能性も潜んでいます。

この記事では、そんなお悩みを解決するため、Meta広告(Facebook)のAPIの基本から、<span class="mark-yellow">プログラミング知識がなくても様々なSaaSと連携させる具体的な方法</span>までをわかりやすく解説します。

広告の成果をリアルタイムで関係者に共有したり、獲得したリードへ即座にアプローチしたりといった活用事例をステップごとにご紹介しますので、広告運用の手間を削減し、より戦略的な業務に集中したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

とにかく早くMeta広告(Facebook)のAPIを利用したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Meta広告(Facebook) APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!

Meta広告(Facebook) APIとは

Meta広告(Facebook) APIはMeta広告(Facebook)と外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、Meta広告(Facebook)を使った業務フローを自動化できるインターフェースです。APIはアプリケーション・プログラミング・インタフェース (Application Programming Interface)の略語です。

インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、Meta広告(Facebook) APIの場合は「Meta広告(Facebook)」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。

また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。

  • 取得:APIを経由して、データを取得することができます。
  • 追加:APIを経由して、データを追加することができます。
  • 更新:APIを経由して、データを更新することができます。
  • 削除:APIを経由して、データを削除することができます。

Meta広告(Facebook) APIでできること

Meta広告(Facebook) APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMeta広告(Facebook) APIを使った自動化を体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

1. リード情報が作成されたら起動する

Meta広告(Facebook)のAPIはリード獲得をトリガーとして利用でき、リードフォームから新規リードが登録されると同時にフローを自動で開始可能です。
後続のタスクとしてサンクスメールの送信や担当者への通知などを設定することで、機会損失を防ぎ迅速な顧客対応を実現します。

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2. アカウントレポートを取得する

Yoomのフローの中にこのアクションを組み込むことで、指定した日時にMeta広告(Facebook)のアカウント全体のパフォーマンスレポートを自動で取得可能です。
その結果をSlackなどのチャットツールに通知できるため、手動でのレポート作成や共有の手間を完全に排除できます。

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3. キャンペーンレポートを取得する

こちらもフローの中で使用するアクションであり、特定のキャンペーンに関するパフォーマンスレポートを自動取得してMicrosoft Teamsへ通知できるため、関係者はいつでも最新の広告成果を把握し、迅速な意思決定に繋げられます。

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その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。 

■フローの中で設定できるアクション(フローボットオペレーション)

  • アカウントレポートの作成
  • キャンペーンレポートの作成
  • 広告セットレポートの作成
  • 広告セットレポートを取得
  • 広告レポートの作成
  • 広告レポートを取得

Meta広告(Facebook) APIの利用料金と注意点

Meta広告(Facebook)のAPIは、開発者アカウントを作成すれば<span class="mark-yellow">基本的に無料で利用を開始できます。
</span>広告アカウントの管理やレポート取得、キャンペーン作成といった基本的な機能は無料プランの範囲で自動化が可能です。

ただし、利用にはいくつか注意点があります。

  • APIの呼び出し回数制限(レート制限):APIを呼び出せる回数には上限が設定されています。無料プランではこの上限が比較的低く設定されているため、大規模な広告運用で頻繁にデータをやり取りする場合は、上限に達してしまう可能性があります。ビジネスの規模が大きくなった場合は、より高い上限が適用されるMetaのビジネスパートナーシッププログラムへの参加を検討すると良いでしょう。
  • 効率的な利用の心がけ: APIの利用規約を守ることはもちろん、不要なデータを何度も取得しない、複数の処理を一度にまとめる(バッチ処理)といった工夫をすることで、制限内で効率的にAPIを活用できます。

※詳細はMeta広告(Facebook)のサービスサイトをご確認ください。

※2025年07月15日時点の情報です。

実際に連携してみた!

ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートで、実際の設定方法を通してMeta広告(Facebook) APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!

もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

Meta広告(Facebook) APIとの連携方法

はじめにMeta広告(Facebook)とYoomを連携する方法を紹介します。
まずMeta広告(Facebook)のマイアプリ登録を行いましょう。

1.Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。
アプリ一覧からMeta広告(Facebook)を探すか、検索機能を活用して検索しましょう。

2.入力欄にMeta広告(Facebook)と入力するとアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

以下の画面が表示されたら、「メールアドレス」と「パスワード」を入力し、ログインしましょう。

これでMeta広告(Facebook) APIとの連携は完了です。

今回は「Meta広告(Facebook)でリードが登録されたら、Gmailでメールを送信する」という実際のフローボットも作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GmailとYoomの連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Meta広告(Facebook)のトリガー設定およびGmailのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GmailとYoomの連携

Gmailも先程のMeta広告(Facebook)と同様、マイアプリメニューからアプリを検索しクリックしてください。

1.Googleアカウントを選択して「次へ」をクリックします。

2.以下の画面が表示されたら「続行」をクリックします。

Yoomのマイアプリにそれぞれが登録されたら連携が完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここからいよいよフローを作っていきます!簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、まずはこちらをコピーしましょう。

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:Meta広告(Facebook)のトリガーアクション設定

1.いよいよフローの設定に入ります!まずは以下の赤枠をクリックしましょう。

2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「リード情報が作成されたら」のまま「次へ」をクリックして進んでください。

3.トリガーの起動間隔は、用途に合わせてプルダウンより設定してください。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。

4.以下の注釈を参考に「フォームID」を入力しましょう!

5.実際にMeta広告(Facebook)でテスト用のチケットを作成し、Yoomで「テスト」をクリックしてください。

テストが成功した場合は、アウトプットが取得できます。
以下の画面には表示されていませんが、項目名の横に取得した値が表示されます。
こちらの値は次の設定に活用するので、取得された内容を確認して保存しましょう。

ステップ4:Gmailに通知する設定

1.あっという間に最後の設定項目です!これまでと同様に以下の赤枠をクリックします。

2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。

先ほどと同様にタイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、下にスクロールしましょう。

3.続いて、入力欄下の注釈を参考に用途に合わせて入力お願いします!

  • 「From」→未設定の場合はGmailと連携したアカウントのメインアドレスからメールが送信されます。
    ※候補が表示されない場合は再度マイアプリ連携を実施してください。
  • 「To」→送信先のメールアドレスを入力します。

4.以下の項目も用途に合わせて入力しましょう!

  • 「件名」→任意の件名を入力
  • 「本文」→任意の内容とアウトプットから選択可能です。

※「本文」は定型文やアウトプットを組み合わせることで、内容をフロー起動ごとに変動することができます。

今回はテスト用で以下のような内容を入力しました!

5.設定完了後に、「次へ」に進み「テスト」をクリックしましょう。
テストが成功したら、Gmailに通知が届いているか確認しましょう!

6.確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:トリガーをONに設定して動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です!
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。

以上が、Meta広告(Facebook) APIの連携方法とそれを活用した実際のフローボット作成方法でした!

Meta広告(Facebook) APIを活用した自動化の例

Meta広告(Facebook)で得たリードやレポートデータを他のツールに連携することで、営業活動やデータ分析を効率化できます。
YoomにはMeta広告(Facebook)と連携する多くのテンプレートが用意されており、目的に応じて自動化を簡単に実現できるので、ぜひ試してみてくださいね!

1. Meta広告(Facebook)のリード取得を起点に営業活動を自動化する

Meta広告(Facebook)で新たに登録されたリード情報を自動で外部アプリに連携し、営業フローを効率化します。
リードの即時反映により、スピーディなアプローチが可能です。
リード情報の手動転記や確認作業を削減でき、即座に営業活動に活用できるため、リードの取りこぼしを防止できます。

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2. Meta広告(Facebook)のレポート取得を自動化してチーム全体に共有する

毎日決まった時間にMeta広告(Facebook)のレポートを取得し、Slackなどのメッセージツールに自動通知可能です。
レポート取得と通知作業の手間をなくし、広告効果を共有できるため、チームメンバーが常に最新の広告状況を把握できます。

[[80747,143859]]

3. Google スプレッドシートやフォームと連携して広告レポートを自動更新

Google スプレッドシートやフォームを起点にMeta広告(Facebook)のレポートを自動取得・更新します。
フォームやGoogle スプレッドシートに入力された情報をもとに、自動的に広告のパフォーマンス情報を取得できるため、運用判断のスピード向上が見込めますよ!

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まとめ

Meta広告(Facebook)のAPI連携を活用することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたレポート作成やリード情報の転記といった定型業務が自動化され、作業工数の大幅な削減とヒューマンエラーの防止に繋がります。</span>これにより、広告運用担当者は日々の煩雑な手作業から解放され、広告クリエイティブの改善やデータ分析といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化は、プログラミング知識がなくてもノーコードツール「Yoom」を使えば、画面上の操作だけで直感的に構築できるでしょう。
もし広告運用業務の効率化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomが実現する新しい働き方を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.kinjo
インターネットメディアやカスタマーサポート業界で働いてきました。 日ごろから効率化などの合理的な考えを軸に仕事に取り組んでいます。 Yoomを使用して、幅広い業務をスムーズに進めるための記事をお届けします。
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