2024/09/25
アプリ同士の連携方法

【ノーコード】freee人事労務の従業員情報をMicrosoft Excelにも自動で追加する方法

m.i

目次

従業員情報をfreee人事労務とMicrosoft Excelで管理している場合、新しい従業員の登録を自動化できたらと思いませんか?
従業員情報の管理は企業にとって重要な業務の一つですが、手動でのデータ入力は時間と労力がかかります。
そこでこのような悩みを解決するのが、freee人事労務とMicrosoft Excelの連携です。
本記事では、具体的な連携方法とそのメリットについて詳しく解説します。

freee人事労務とMicrosoft Excelを連携するメリット

1.データ入力作業が効率化できる

従業員登録時に手動でMicrosoft Excelにデータを入力する手間が省けるので、業務時間の削減が期待できます。
これにより漢字間違いなどの入力ミスが減少し、より正確なデータ管理が可能です。
特に人事部門では、登録作業の効率化により、重要な業務に集中できる時間が増えます。
例えば、新入社員の情報を一度freee人事労務に入力すればMicrosoft Excelにも自動で反映されるため、二重入力の手間がなくなります。

2.データの一元管理がしやすくなる

従来ではそれぞれのアプリに手動で従業員情報を登録する必要があったため、それぞれのアプリで得られる情報に差がありました。
しかし、freee人事労務とMicrosoft Excelを連携することで、従業員情報を一元的に管理できるようになります。
また、異なるシステム間でのデータの整合性が保てるようになるので、常に最新の情報が利用できます。
結果として、社内での情報共有や確認作業がスムーズに行えるでしょう。

[Yoomとは]

freee人事労務とMicrosoft Excelの連携フローの作り方

ここまでメリットを紹介してきました。
それでは早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
マイアプリ登録が完了したら「freee人事労務で従業員が登録されたらMicrosoft Excelの従業員管理表にも追加する」フローボットを作成していきます。

               

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まず、使用している freee人事労務とYoomを連携させましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。
freee人事労務と検索してください。
メールアドレスとパスワードでログインすると以下の画面が出ますので、問題なければ許可をクリックします。

続いて、Microsoft Excelを連携します。
サインイン画面が出たら、メールアドレス・パスワードを入力します。
※Microsoft 365(旧Office 365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

2つのアプリがマイアプリに連携されたらOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回はこちらのテンプレートを使用します。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
次に進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートが自動的にコピーされます。
テンプレートの名前を必要に応じて変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると、先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は、以下の3ステップです。
一緒に設定していきましょう!

用意するもの

従業員情報を登録できる、以下のようなヘッダーを設定したMicrosoft Excelシート。
必要な項目のみヘッダーにしてください。

では、アプリトリガーを設定していきましょう。
従業員が登録されたら(Webhook)」を選択します。
タイトルはわかりやすいように変更できます。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう。
Webhookの設定を行います。

こちらの記事を参考に設定し、テストしてください。


freee人事労務の内容が、アウトプットに反映されていることを確認して保存します。
続いて「従業員情報の取得」をクリック。
必須項目の設定をお願いします。

事業所ID以外は、以下のようにアウトプットから選択してください。

こちらもテストし、freee人事労務の情報がアウトプットに反映されていることを確認したら保存します。
続いて「レコードを追加する」をクリック。
こちらも、連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、データベースの連携を行います。

続けて設定し、次に進みます。

追加するレコードの値を設定していきます。
先ほどMicrosoft Excelのシートにヘッダーを作成したので、その項目に合うアウトプットを組み込んでいきましょう。
以下のようにアウトプットを選択します。

すべての項目を設定していきましょう。

選択し終わったら、こちらもテストして保存します。
Microsoft Excel側を見てみましょう。


無事にfreee人事労務の情報が反映されましたね。
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に進めることができました。

今回使用したフローボットはこちら↓

freee人事労務・Microsoft Excelを使ったその他の自動化例

1.従業員情報の更新も自動化できます。
freee人事労務上は更新したのに、Microsoft Excelでの更新作業は忘れたなんてことを防げます。

2.freee人事労務の情報を用いて、KING OF TIMEのユーザーを作成できます。
この自動化を使って社員の入社前にユーザー作成しておけば、入社日には後続の業務をスムーズに進められるでしょう。

3.こちらは、freee会計で承認された経費申請を自動でMicrosoft Excelに蓄積して、Outlookに送信できます。
Microsoft Excelだけで、今までの経費申請について確認できるようになります。

まとめ

今回は「freee人事労務で従業員が登録されたらMicrosoft Excelの従業員管理表にも追加する」フローボットを紹介しました。
freee人事労務とMicrosoft Excelの連携により、データ入力作業の効率化と一元管理の実現が期待できます。
また、Yoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に、今回のような連携フローを作成できます。
ぜひ、この機会にfreee人事労務とMicrosoft Excelの連携を試してみてください。

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この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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