2024/09/02
アプリ同士の連携方法

freee人事労務の従業員情報を削除したらKING OF TIMEの情報も自動削除!

m.i

目次

人事労務情報の管理をfreee人事労務で行いつつ、勤怠管理にはKING OF TIMEを使用している企業も多いでしょう。
しかし、従業員情報を異なるシステム間で統一する作業は煩わしいと感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで、freee人事労務とKING OF TIMEをYoomを使って連携すると、freee人事労務で従業員が削除されたら、KING OF TIME上でも削除できるようになります。
2つのアプリを連携するメリットを踏まえながら、具体的な連携方法について詳しく解説していきます。
なお、従業員の退職・削除については違いがあり、今回は削除用のフローボットになるので、従業員の登録ミスや入社予定の人が入社しなかった場合などに使用することがおすすめされています。

  • freee人事労務上の退職・削除の違いについてこちら
  • KING OF TIME上の退職・削除の違いについてはこちら

freee人事労務とKING OF TIMEを連携するメリット

メリット1: データの一貫性と正確性が向上する

freee人事労務とKING OF TIMEを連携することで、従業員情報の一貫性と正確性が向上します。
これにより、従業員の誤削除などのヒューマンエラーのリスクが減少し、データの整合性を維持しやすくなるでしょう。
特に、従業員数が多い企業にとっては、大きなメリットがあると考えられます。

メリット2: 時間と労力の節約ができる

それぞれのアプリで従業員削除を行っていると、時間と労力がかかりますよね。
2つを連携すると、freee人事労務で削除した情報が自動的にリアルタイムでKING OF TIMEにも反映されるので、二重入力の手間が省けます。
結果として、管理者は他の重要な業務に集中しやすくなり、全体の業務効率が向上する可能性があります。

[Yoomとは]

freee人事労務とKING OF TIMEの連携フローの作り方

ここまでメリットをご紹介してきました。
では早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携していきましょう!
登録が完了したら、「freee人事労務で従業員が削除されたら、KING OF TIMEも削除する」フローボットを作成してみましょう。

ステップ1:マイアプリ連携

まずは、使用しているfreee人事労務とYoomを連携させます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続→freee人事労務の順に選択します。
アプリ一覧から探すか、アプリ名で検索してください。
メールアドレスとパスワードでログインすると以下の画面が出ますので、問題なければ許可をクリック。

次にKING OF TIMEとYoomを連携しましょう。

  • アカウント名
  • アクセストークン

こちらを参照して登録してください。
入力が完了したら、追加をクリックします。

2つのアプリがマイアプリに連携できたらOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回は用意されているテンプレートを使用します。
テンプレートページを開いたら、このテンプレートを試してみるをクリック。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートがコピーされます。
必要だったら、テンプレートの名前を変更することができます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は以下の3ステップです。
一緒に設定していきましょう!

注意点

KING OF TIMEでの従業員情報を取得するためには、freee人事労務の従業員IDとKING OF TIMEの従業員コードを同一にしておく必要があります。
freee人事労務の従業員IDの確認方法はこちら
ではアプリトリガーを設定していきましょう。
従業員が削除されたら(Webhook)」を選択します。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みましょう。
必須項目の設定に入ります。
こちらを参照し、設定します。
テスト→テスト成功し、アウトプット欄にfreee人事労務の内容が反映されているのを確認して保存します。

続いて「従業員情報の取得」をクリック。
こちらも、連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みます。
アウトプットから{{従業員ID}}を選択しましょう。
こちらもテストして成功したら保存します。

続いて「従業員の削除」をクリック。

こちらも、アウトプットから{{従業員識別キー}}を選択しましょう。
従業員識別キーについてはこちらにヘルプがあります。
テストして問題なければ保存します。
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、手順通りに設定できました。
今回使用したフローボットはこちら↓

その他freee人事労務やKING OF TIMEを使った自動化の例

1.freee人事労務で従業員が登録されたら、KING OF TIMEにも登録するフローです。
このフローを導入すれば、従業員がfreee人事労務に登録されたら自動でKING OF TIMEにも登録されるようになるので、それぞれのアプリで従業員登録する手間が省けます。

2.Googleスプレッドシートで行が更新されたらKING OF TIMEの従業員情報も更新するフローです。
スプレッドシートを共有して、変更箇所を従業員に入力してもらっておくと、KING OF TIMEに自動で反映するようになります。
スプレッドシートは更新されたけど後回しにしてしまい、KING OF TIMEの情報を更新し忘れた!なんてことが防げます。

まとめ

今回は「freee人事労務で従業員が削除されたら、KING OF TIMEも削除する」フローボットをご紹介しました。
複数人で従業員登録をしていると、重複して登録してしまうことがありますよね。
このフローボットはそういった際に利用することで、本来は削除しない別の従業員を削除してしまうリスクが減らせそうです。
特に、Yoomを使用することで、ノーコードで簡単に連携設定が可能となり、コストを抑えつつ業務自動化ができます。
これにより、管理者は他の重要な業務に集中することができ、全体の業務効率が向上するでしょう。
是非、この連携を活用して、業務を効率的に進めていきましょう。

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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