2024/09/30
アプリ同士の連携方法

簡単設定で実現!Garoonの承認後にMicrosoft Excelに承認情報を自動登録する方法

r.suzuki

目次

現代のビジネス環境では、業務の効率化が求められる中、さまざまなツールを活用することが重要です。
特にデータの管理は手間がかかりがちですが、自動化を取り入れることで大幅に時間を節約できます。
そこで今回は、GaroonとMicrosoft Excelを連携して、Garoonでワークフローが承認されるとExcelに自動でレコードを登録する方法をご紹介します。
手動作業を削減することで業務の効率化が期待できます!
ノーコードでの設定方法も説明しますので、ぜひ参考にしてください!

GaroonとMicrosoft Excelを連携するメリット

1. データ業務の効率化

Garoonでワークフローが承認された際にMicrosoft Excelに自動でレコードを登録することで、手動によるデータ入力や確認作業が不要になります。
担当者が他の重要な業務に専念できる時間の確保につながります。
また、ツール間を行き来する手間もなくなり、業務全体の効率の向上も期待できます。
特に、日常的にデータを更新するチームにとっては、効率アップが見込めます。

2. データの正確性の向上

この連携によってGaroonからMicrosoft Excelへ自動的にデータの同期が可能になります。
手作業による入力ミスや重複を回避でき、最新かつ正確な情報を共有することが見込めます。
これにより、スピーディーでで正確な意思決定につながるため、業務全体の生産性向上も期待できそうです。

[Yoomとは]

GaroonとMicrosoft Excelの連携フローの作り方

ステップ1:Yoom登録・ログインとアプリ登録

まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
アカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
1)「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2) 登録したいアプリを選択し、アプリごとに使用するアカウントでログインしてください。
1つ目のアプリが登録できたら、もう一度「新規接続」をクリックして、2つ目のアプリを登録します。

3) 登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録した2つのアプリのアイコンが表示されたかを確認してください。

ステップ2: テンプレートの選択

今回は、【Garoonでワークフローが承認されたらMicrosoft Excelにレコードを登録する】というフローを作成します。
Garoonで承認されたワークフローの情報を自動的にMicrosoft Excelに追加することで、手入力の手間を省き、情報の精度を保ちます。
このフローにより手動入力を省き、業務の効率化が図れます。
また、データを用いて登録されるので、入力ミスや漏れといった人的エラーが防げます。

ステップ3:GaroonとMicrosoft Excelの連携設定

0) このフローはGaroonの情報をMicrosoft Excelに追加するため、事前にGaroonの情報に対応するMicrosoft Excelデータベースを作成する必要があります。
Garoonから取得できるアウトプット情報は以下の内容です。
画像を参考に必要項目を作成したデータベースの準備をお願いします。

1) 先ほど紹介したテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックしてマイプロジェクトへコピーします。


2) 以下のような表示が出てきます。


右に表示される「!」のアイコンを順番にクリックして、フローを編集していきます。
タイトルや詳細は、クリックすると変更可能です。
適宜変更してください。

3)「アプリトリガー ワークフローが承認されたら」をクリックします。

4) アクションは「ワークフローが承認されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。


5)トリガーの起動間隔を選択し、必須項目を入力します。
Garoonで申請フォームIDを確認する方法はこちらを参考にしてください。
Garoonで申請フォームIDを確認する方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
入力後、「テスト」をクリックし、成功したら「保存」します。



6) フローに戻り、「データベースを操作する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。


7) アクションは「レコードを追加する」を選択し、「データベースの連携」を入力します。アプリ登録ができていると、アウトプット情報を活用できるので、事前に作成したExcelのドライブIDを候補から選択します。
入力後、「次へ」をクリックします。


8) 「追加するレコードの値」を入力します。
連携済みのGaroonのアウトプット情報を利用し、必要に応じて引用してください。
入力後、「テスト」をクリックし、成功後「保存」します。

9)これで【Garoonでワークフローが承認されたらMicrosoft Excelにレコードを登録する】というフローの完成です。

ステップ4: テストと確認

 最後まで設定すると以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動させ、一度正しく作動するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら!

その他GaroonとMicrosoft Excelを使った自動化の例

他にもGaroonとMicrosoft Excelを使った自動化のテンプレートがYoomにあるので、ご紹介します。
1は今回紹介したフローと同様の流れで、Microsoft Excelに情報を追加します。
また、2や3はMicrosoft Excelではなく、他のアプリへ情報を登録するフローです。
用途に合わせてテンプレートを活用してください。

1.Garoonでワークフローが承認されたらMicrosoft Excelに情報を追加する
Garoonでのワークフロー承認されると、同時にMicrosoft Excelへのデータ追加が自動化されます。
手作業が不要になり、入力ミスや転記漏れのリスク軽減が見込めます。

2.Garoonでワークフローが承認されたらGoogleスプレッドシートにレコードを登録する
Garoonでのワークフロー承認されると、同時にGoogleスプレッドシートにレコードが自動で登録されます。
手作業が不要になり、入力ミスや転記漏れのリスク軽減が見込めます。

3. Garoonでワークフローが承認されたらNotionにレコードを登録する
Garoonワークフロー承認されると、同時にNotionにレコードが自動で追加されます。
手作業が不要になり、入力ミスや転記漏れのリスク軽減が見込めます。

4.Garoonでワークフローが承認されたらGmailで通知する
Garoonワークフロー承認されると、同時にGmailで自動通知することが可能です。
担当者はGaroonを逐一確認する必要がなくなり、他の業務への集中が見込めます。
また承認状況を素早く把握できるため、次のアクションをスムーズに進めることができ、業務全体の効率化が期待できます。

まとめ

GaroonとMicrosoft Excelの連携により手動作業の削減とデータの正確な共有が期待できます。
これらのアプリを利用しており、それぞれの操作に手間などを感じている場合は有効な連携手段となりえます。
Yoomを使えば、設定手順も簡単で、専門知識がなくても導入可能です。

ぜひ、この連携を活用して、業務効率とデータの一貫性を実現してください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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