GitHubのプルリクエストが作成されたらChatGPTで概要を生成し、コメントを追加する
プルリクエストが作成されると、自動でChatGPTが概要を作成し、レビュワーへのコメントとして追加します。この自動化により、レビュー効率の向上が期待できます!また、一貫してコメントに概要を追加することで、レビュワー間の認識のズレを減らすことができるでしょう。
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「またIssueの確認か…。せっかく新しい機能開発に集中したいのに、レビューやコメント対応に時間を取られてしまう…。」
そんな悩みを抱えるエンジニアやプロジェクトマネージャーの皆さんに朗報です!GitHubとChatGPTを連携すれば、Issueやプルリクエストの管理を自動化し、業務の効率を向上させることができます。たとえば、新しいIssueが作成された際にChatGPTが内容を分析し、適切なコメントを自動で追加したり、プルリクエストの概要を生成してレビュアーへの説明を補助したりと、人の手を介さずにスムーズなワークフローを実現可能です。
この記事では、GitHubとChatGPTを連携することで実現できる自動化のフローを具体的にご紹介します。業務の効率化を考えている方は、ぜひチェックしてみてください!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGitHubとChatGPTの連携が可能です。YoomにはあらかじめGitHubとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐ連携が実現できます。
GitHubとChatGPTのAPIを連携すれば、GitHubのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
GitHubにIssueを作成すると、自動でChatGPTが分析し、適切なコメントを追加することができます。これにより、初期対応がスムーズに進み、Issue管理がしやすくなります。また、AIを使った一貫したフィードバックにより、チーム内の情報共有が向上し、コミュニケーションの円滑化につながるでしょう!
プルリクエストが作成されると、自動でChatGPTが概要を作成し、レビュワーへのコメントとして追加します。この自動化により、レビュー効率の向上が期待できます!また、一貫してコメントに概要を追加することで、レビュワー間の認識のズレを減らすことができるでしょう。
それでは、さっそく実際にHubSpotとGoogleカレンダーを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでHubSpotとGoogleカレンダーの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回はGitHubのIssueが作成されたらChatGPTで内容を分析し、コメントを追加していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、GitHubをクリックします。
(3)GitHubのサインイン画面から、お持ちのアカウントでサインインを行ってください。
(4)次にChatGPTの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧からChatGPTをクリックします。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。
(APIが使用されたときに支払いができる状態) https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
(5)「ChatGPTの新規登録」画面から、アカウント名、アクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
アカウント名とアクセストークンの取得方法は下記のサイトをご参照ください。
連携が完了するとYoomのマイアプリにGitHubとChatGPTが登録されます。
これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!
先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。
下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。
コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。
(1)Chrome拡張機能トリガーを使ってコンタクト詳細ページから起動します。
アプリトリガーの「コンタクト詳細ページから起動」をクリックします。
(2)GitHubの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、GitHubと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「Issueが新しく作成されたら」のままで「次へ」をクリックします。
(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
下へ進み、赤線を確認の上、リポジトリの所有者、リポジトリ名を入力します。
入力が完了したら「テスト」をクリックします。
GitHubの情報がアウトプットに反映されればテスト成功です。
下部にある「保存する」をクリックし、次の工程に進みましょう!
(1)次にChatGPTと連携して、テキストを生成します。
「テキストを生成」をクリックします。
(2)ChatGPTの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、ChatGPTと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「テキストを生成」のままで「次へ」をクリックします。
(2)「API接続設定」画面から、メッセージ内容に先ほど取得したアウトプットを使って入力します。
以降は必須項目ではありません。必要な項目に入力を行ってください。
ロールはユーザーと対話する際にGPTがどのような立場から回答を出力するか役割を決めます。
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。
ここで取得したアウトプットの値を次のステップで使用します!
(1)次にGitHubと連携して、Issueにコメントを追加します。
「Issue・Pull Requestにコメントを追加」をクリックします。
(2)GitHubの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、GitHubと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「Issue・Pull Requestにコメントを追加」のままで「次へ」をクリックします。
(3)「API接続設定」画面から、リポジトリオーナー、リポジトリ名を入力します。
リポジトリオーナー、リポジトリ名はstep3の(3)で入力したものを再度入力します。
下へ進み、イシュー番号、コメント内容をアウトプットを使って入力します。
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。
お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
実際にフローボットを起動して、GitHubのIssueが作成されたらChatGPTで内容を分析し、コメントが追加されるかを確認してみてくださいね!
GitHubやChatGPTのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
GitHubのIssueの情報をもとにShopifyで商品登録をしたり、GitHubでPull Requestが作成されたタイミングでMicrosoft Teamsに自動通知したりできます。
フォームの内容をChatGPTで整理して、WordPressに下書きを自動作成することや、フォーム回答をChatGPTで要約してChatworkに自動通知することも可能です。
いかがでしたか?GitHubとChatGPTを連携すれば、「Issueの管理をもっとスムーズにしたい」「プルリクのレビュー負担を減らしたい」「業務を効率化して開発に集中したい」といった課題を簡単に解決できます。
ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にGitHubとChatGPTの連携を実現できます!気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。
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