2024/11/08
アプリ同士の連携方法

GitHubとDiscordを連携して、GitHubにIssueが作成されたことをDiscordに通知する方法

a.ohta
GitHubとDiscordの連携イメージ

目次

チームでの共同作業時に欠かせないのは、タスクの分担ではないでしょうか。また、各担当者が連絡を取り合いスムーズな連携ができるかどうかもポイントになってきますよね。
そこで今回は、<span class="mark-yellow">GitHubとDiscordを連携し、共同作業がスムーズに行えるようなアプリ連携をご紹介します!</span>
リモートワークなどでの迅速な意思疎通にも活用できるはずです。業務効率を向上させるためにも取り入れてみませんか?

こんな方におすすめ

・GitHubでタスク管理や分担を行っているチーム
・GitHubに追加したIssueを効率的にメンバーへ知らせたい方
・日頃からGitHubとDiscordを活用しているチーム
・複数あるプロジェクトの管理を簡素化したいリーダー

GitHubとDiscordの連携メリットと具体例

メリット1: Issueの把握が容易になる

今回の連携により、GitHubにIssueが作成されるとDiscordに通知がされるようになります。これによりIssueに気が付きやすくなり、割り当てられたタスクに取り掛かるスピードが早くなることが期待できるでしょう。
加えて、GitHubを確認に行かずともIssueが追加されたことが把握しやすくなります。特にシステム開発などの場面では、集中力が途切れると作業の遅延にも繋がりかねません。そのため、Issueの追加を自動で知らせてくれる今回の連携は、業務に集中する上でもメリットを感じられるかもしれません。

メリット2: 通知作業の手間を削減できる

複数のプロジェクトや大規模チームでGitHubを活用しているのなら、今回の連携は有益ではないでしょうか。
例えば、リーダーが複数のタスクをIssueに作成した場合、通常であればそれぞれの担当者に改めて連絡を行う必要があります。しかし、チームで活用しているDiscordに自動通知がされるようになれば、このような連絡作業が不要になるのです。
Issueを割り当てられた側もDiscordの通知だけを気にかけていればいいので、お互いが作業しやすい環境が整いやすくなるでしょう。

メリット3: チームの連携が強化される

GitHubに登録されたIssueがチームで使用しているDiscordに通知されることで、メンバー全体がプロジェクトの流れを把握しやすくなるでしょう。
例えば、自分が担当しているIssueと関連はあるけれども割り当てられている訳ではないタスクが通知されたのであれば、自分の作業が終わり次第フォローに駆けつけやすくなります。他にも、メンバー全員が現在発生している問題や進捗を簡単に把握できる可能性が高まり、チームの連携が強化されるかもしれません。

では、ここからYoomを使用して、アプリ同士を連携するフローを紹介していきます。

[Yoomとは]

GitHubとDiscordの連携フローの作り方

今回は「GitHubでIssueが作成されたらDiscordに通知する」という自動化を、以下のテンプレートを用いて行います。

まずはYoomの登録を行いましょう。
1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。

・GitHubとDiscordをマイアプリ連携
・GitHubの起動設定
・Discordへの通知設定
・トリガーボタンをONにして、GitHubとDiscordの連携動作を確認

まずはじめに、マイアプリ連携を行います。

ステップ1:GitHubとDiscordをマイアプリ連携

Yoomの登録が完了すると、フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされます。
画像のような表示がされたら、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。

GitHubとYoomの連携

GitHubのマイアプリ連携は、GitHubにログインしておくことで素早く完了します。
そのため、現段階でGitHubにログインしておきましょう。

1.検索する

GitHubを検索し、GitHubのアイコンを選択します。

クリックすることで画面が切り替わります。
上記の表示が出たら連携完了です。

DiscordとYoomの連携

1.検索する

Discordを検索し、Discordのアイコンを選択します。

2.必須項目の入力

Discord Developer PortalからBotトークンを取得し、アクセストークンに入力します。
詳しくはDiscordのマイアプリ連携についてのページをご確認ください。

3.追加する
必須項目が入力できたら、右下の追加をクリックします。

上記の表示がされれば連携完了です。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
フローボットテンプレートを、下記よりコピーしてください

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:GitHubの起動設定

1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】GitHubでIssueが作成されたらDiscordに通知する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択

GitHubのアイコンの「Issueが新しく作成されたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

4.トリガーの起動間隔の設定

起動間隔を設定しましょう。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

5.必須項目の入力

ボックス下部の補足に従い、GitHubのURLからコピー&ペーストしましょう。

6.テストの実行

設定が完了したら、GitHubでテスト用のIssueを作成してください。その後、画面下部にあるテストボタンを押しましょう。
テスト成功と表示が出たら完了です。保存をクリックします。

ステップ4:Discordへ通知する設定

1.アプリと連携する

Discordのアイコンの「メッセージを送信」を選択してください。次へを押します。

2.チャンネルIDの入力

まずはGitHubにIssueが追加されたことを知らせたいチャンネルIDを設定しましょう。
ボックス下部の捕捉のとおりに入力してください。

3.メッセージの確認


Discordへ通知したいメッセージの内容を設定します。ボックスをクリックしましょう。


赤枠の項目を選択します。


先ほどテスト送信したGitHubのデータが一覧表示されます。
Discordへ通知したいデータをクリックで挿入しましょう。

データが挿入できると画像のようになります。


他にも挿入したいデータがある場合は、追加していきましょう。

4.レイアウトを整える

順番を並び替えたり記号を用いて、好みのレイアウトに整えましょう。
こうすることで、Discordへ送信されたメッセージが読みやすくなります。

5.テストの実行

メッセージの設定ができたら、下部にあるテストボタンを押してください。
青くテスト成功と表示がされれば設定は完了となります。保存を押しましょう。

6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

今回使用したフローボットテンプレート
GitHubでIssueが作成されたらDiscordに通知する

GitHubを使ったその他の自動化例

他にGitHubを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.GitHubに新しいIssueが作成されたら、Microsoft Teamsに通知

今回の連携におけるコミュニケーションツールをMicrosoft Teamsに変更することも可能です。使い慣れたツールで自動化を導入しましょう。

2.‍GitHubでIssueが新しく作成または更新されたらGoogleスプレッドシートに追加

Isuueのデータを蓄積したり、詳細な指示出しなどを記載したい場合は、Google スプレッドシートとの連携もおすすめです。

3.Backlogに課題が追加されたらGitHubにも登録

バグ修正に特化したBacklogとの連携はいかがでしょうか。ソフトウェアやシステム開発チームに価値ある連携を導入していただけます。

まとめ

GitHubとDiscordの連携により、チームコミュニケーションが円滑になり、生産性が向上する可能性があります。
また、Issueが自動通知されるようになるため、コア業務に集中しやすい環境づくりにも役立つのではないでしょうか。
他にも導入できそうなアプリ連携がないか、Yoomをチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
タグ
GitHub
Discord
自動化
連携
通知
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.