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チームプロジェクトにおいてメンバー同士の連携は重要ですよね。中でもタスクの割り振りは作業のスピード感を左右する大きなポイントと言えるのではないでしょうか。
そこで今回は、チームコミュニケーションの強化を促すGitHubとChatworkのアプリ連携をご紹介します!
この連携を取り入れることで作業効率の向上が見込めるでしょう。導入して、チームの生産性を向上させませんか?
・GitHubとChatworkの両ツールを活用しているチーム
・GitHubに追加したIssueについてChatworkで連絡を取り合うことが多いチーム
・GitHubに追加したIssueにいち早く気が付きたい方
・チーム連携の強化を目指しているリーダー
今回の連携により、GitHubに追加されたIssueを自動でChatworkに通知できるようになります。
そのため、チームメンバーが新たなタスクに気が付きやすくなり、問題を迅速に解決できるようになるかもしれません。
例えば、GitHubを活用することの多いシステム開発などの場合、バグや機能改善などはなるべくであれば早く対応した方が良いですよね。
そこで今回のアプリ連携を導入すれば、他の作業を行っている場合でも新しいIssueを把握しやすくなり、タスクへ取り組むまでのスピードが素早くなる可能性があります。
システム開発などはリモートワークで行うことが珍しくありません。その場合、Chatworkのようなコミュニケーションツールを用いることが多いはずです。チームメンバーと同じ空間で作業を行えない時は、細やかな連絡がカギとなります。
今回の連携は、このようなリモートワークにおいてチームの連携を強化し、コミュニケーションを活性化する可能性があるでしょう。
例えば、Chatworkに通知されたIssueを引用返信しながらメンバーと連絡を取り合うことで、より具体的なタスクの分担や相談などを行いやすくなるのではないでしょうか。
これまで、GitHubに追加されたIssueをメンバーに知らせるために、Chatworkへ手動でその旨を入力していませんでしたか?今回のアプリ連携を導入すれば、Issueが追加されるとChatworkに自動で通知が届くようになるため、このような手間を解消することが可能です。
これにより通知作業を簡略化でき、業務負担が改善されるかもしれません。また、作業の手間が無くなるため効率の向上も見込めるはずです。
では、ここからYoomを使用して、アプリ同士を連携するフローを紹介していきます。
[Yoomとは]
今回は「GitHubでIssueが作成されたらChatworkに通知する」という自動化を、以下のテンプレートを用いて行います。
まずはYoomの登録を行いましょう。
1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。
今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。
・GitHubとChatworkをマイアプリ連携
・GitHubの起動設定
・Chatworkへ通知する設定
・トリガーボタンをONにして、GitHubとChatworkの連携動作を確認
まずはじめに、マイアプリ連携を行います。

Yoomの登録が完了すると、フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされます。
画像のような表示がされたら、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。

GitHubのマイアプリ連携は、GitHubにログインしておくことで素早く完了します。
そのため、現段階でGitHubにログインしておきましょう。
1.検索する

GitHubを検索し、GitHubのアイコンを選択します。

クリックすることで画面が切り替わります。
上記の表示が出たら連携完了です。
1.検索する

Chatworkを検索し、Chatworkのアイコンをクリックします。
2.Chatworkにログイン

ログイン画面が表示されます。
Issueの登録を通知したいアカウントでログインを行いましょう。
3.許可を押す

上記の画面が表示されたら許可を押します。

その後、Yoomの画面に自動で切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。
1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。
2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】GitHubでIssueが作成されたらChatworkに通知する」をクリックします。
3.アプリトリガーを選択

GitHubのアイコンの「Issueが新しく作成されたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。
4.トリガーの起動間隔の設定

起動間隔を設定しましょう。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
設定ができたら画面を下へスクロールします。
5.必須項目の入力

ボックス下部の補足に従い、GitHubのURLからコピー&ペーストしましょう。
6.テストの実行

設定が完了したら、GitHubでテスト用のIssueを作成してください。その後、画面下部にあるテストボタンを押しましょう。
テスト成功と表示が出たら完了です。保存をクリックします。
1.アプリと連携する

Chatworkのアイコンの「Chatworkに通知する」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。
2.投稿先のルームIDを設定する

GitHubのIssueを通知するルームIDを設定しましょう。ボックスをクリックします。

チャンネルが一覧表示されるので、クリックして挿入しましょう。
3.メッセージ内容の設定

続けてChatworkに投稿するメッセージを設定します。ボックスをクリックしましょう。

赤枠の「Issueが新しく作成されたら」を選択します。

GitHubのデータが選択できるため、Chatworkに送信したいものをクリックします。
4.レイアウトを整える

他にも挿入したいデータがある場合は、続けて設定してください。
データが挿入できると画像のようになります。

その後、見やすさを考慮し、レイアウトを整えることをおすすめします。
5.テストの実行

画像のように設定が完了したら、画面下にあるテストボタンを押します。
テスト成功の表示がされたら、設定は完了です。保存をしましょう。
6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
今回使用したフローボットテンプレート
GitHubでIssueが作成されたらChatworkに通知する
他にGitHubやChatworkを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.Chatworkでメッセージが投稿されたらGitHubでIssueを作成する
Chatworkのメッセージ内容を自動でIssueに追加することもできます。今回の自動化との併用で効率的なタスク管理が行えるでしょう。
2.GitHubでIssueが作成されたらTrelloに追加する
同じプロジェクト内のシステム開発チームとその他のチームでタスク管理ツールを使い分けている場合に活用できます。チーム間の連携を強化しましょう。
3.GitHubでIssueが作成されたらJira Softwareにタスクを追加する
Jira Softwareとの連携はいかがでしょうか。開発におけるタスク管理を簡素化し、効率を向上させましょう。
GitHubとChatworkを連携させると、チームの連携強化が期待できます。コミュニケーションが活発になる可能性もあるため、プロジェクトを一丸となってこなしていけるようになるかもしれません。
このような自動化の導入は業務負担を軽減したり、効率を向上させる働きが期待できます。
生産性を上げるためにも、取り入れてみませんか?