2024/10/11
アプリ同士の連携方法

GitHubで作成されたIssueをMicrosoft Excelに自動追加する方法

k.ohshiro

目次

GitHubで作成されたIssueがMicrosoft Excelに自動追加できたら便利だと思いませんか?
特に、以下のような運用をしたい方におすすめです。

  • Microsoft ExcelでIssueの情報をグラフ化し、進捗管理をしたい
  • データの集計や分析をしてサービスの改善に活かしたい

手作業でGitHubからMicrosoft Excelにデータ転記をして、上記の運用を実現することも可能ですが、Issueが作成されるたびにデータ入力をするのは負担が大きいですよね。
本記事では、GitHubとMicrosoft Excelを連携してIssueを自動追加するフローについて解説します。
「情報管理を効率化したい」「社内に蓄積されたデータを有効活用したい」とお考えなら、以下の手順を参考にして、Yoomで自動連携を試してみてください!

GitHubとMicrosoft Excelを連携するメリット

メリット1.生産性の向上

GitHubでIssueが作成されるたびにMicrosoft Excelにも自動的に同じ情報が追加されるため、情報転記の作業が必要なくなります。
手作業で行っていた業務が自動化されることで、入力ミスや情報の抜け漏れが減り、データの正確性向上に寄与します。
さらに、データの管理担当者は入力作業から解放され、他のより優先度の高い業務に集中できるようになるでしょう。
その結果、生産性の向上が期待できます。

メリット2.データ分析の強化

Microsoft Excelのデータ分析機能やグラフ作成機能を活用することで、GitHubに作成されたIssueの情報をスピーディに分析し、分析結果をグラフ化しやすくなります。
これにより、問題の傾向や改善点を特定しやすくなり、サービスを成長させる糸口が見つかるかもしれません。
また、開発者以外のチームもMicrosoft Excel上で情報をスピーディに把握できるようになります。
GitHubを利用していない人も「どんな新機能が追加される予定なのか」「いつまでに開発される予定なのか」などの情報を把握しやすくなり、情報の透明性向上が期待できます。

[Yoomとは]

GitHubとMicrosoft Excelの連携フロー

では、実際にGitHubとMicrosoft Excelを連携する方法をご紹介します。
今回紹介するのは、【GitHubでIssueが作成されたらMicrosoft Excelに追加する】というフローです。
連携のステップは以下の通りです。

  1. GitHubでアプリトリガーの設定
  2. Microsoft Excelにレコードを追加する

Yoomでは、上記2ステップをテンプレートとして提供しています。
ゼロから作成するよりも簡単にフローボットを作成できるので、まずは下のバナーにある「試してみる」ボタンをクリックして、テンプレートをコピーしましょう!
コピーが完了すると、サイドバーにある「マイプロジェクト」から操作できます。

GitHubとMicrosoft Excelのマイアプリ連携

※注意事項
Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があるため、ご注意ください。

テンプレートをコピーしたら、事前準備としてGitHubとMicrosoft ExcelをYoomのマイアプリに登録します。
※既に登録している場合は「ステップ1.アプリトリガーの設定」へお進みください。

<手順>

1.Yoomにログイン後、「マイアプリ」→「+新規接続」の順にクリック

2.アプリ名を検索して必要な情報を入力

マイアプリ一覧にGitHubとMicrosoft Excelが表示されていれば準備完了です!
早速、詳細設定に進みましょう!
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ1.アプリトリガーの設定

まずは、サイドバーにある「マイプロジェクト」から、先ほどコピーしたテンプレートを開きましょう。

次に、アプリトリガー「Issueが新しく登録されたら」をクリックしてください。

最初のページでは、事前に連携したGitHubのアカウント情報が表示されるので確認し、問題なければ、「次へ」をクリックしてください。

2ページ目では、API接続設定を行います。
「オーナー名」と「リポジトリ名」を入力しましょう。
※なお、「トリガーの起動間隔」についてはご契約のプランごとに指定できる時間が異なるため、ご注意ください。詳細は
こちらをご覧ください。

ここまで問題がなければ、「保存する」でトリガーの設定は終了です。

ステップ2.レコードを追加する

次に、「レコードを追加する」をクリックしてください。

1ページ目の冒頭には、ステップ1と同様にアカウント情報が載っているので確認しましょう。
その下には、データベース連携という項目があるため、ファイルの保存場所やドライブIDなどを指定しましょう。

2ページ目では、追加するレコードの値を設定します。
GitHubからアウトプットされた情報を使用して、入力しましょう。

「テスト」をクリックしてエラーが出なければ、「保存する」をクリックしてください。
下記のようなポップアップが表示されたらすべての設定が完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
GitHubでIssueが作成されたらMicrosoft Excelに追加する

その他GitHubとMicrosoft Excelを使った自動化例

Yoomには、GitHubとMicrosoft Excelを利用した自動化例が多数あります。
さまざまなアプリと連携することが可能なので、以下の代表例を参考にしてみてください。

1.‍GitHubに新しいIssueが作成されたらNotionのページにテキストを追加する

今回はMicrosoft ExcelにIssueを追加しましたが、Notionに追加することも可能です。
Notionに情報を集約して、タスク管理を一元化したい方におすすめです。

2.Salesforceのカスタムオブジェクトにレコードが登録されたらMicrosoft Excelに追加する

こちらのテンプレートは、Salesforceのレコード情報と連動して、Microsoft Excelに同じ情報が追加されるフローです。
Salesforceの情報をもとに、Microsoft Excelでデータの集計・分析をしたい方におすすめです。

3.Notionデータベースの情報でMicrosoft Excelで見積書を作成し、Gmailでメールを送信する

本記事の連携は比較的シンプルなフローでしたが、3つ以上のアプリを組み合わせるような高度な自動連携も可能です。
以下のテンプレートは、Notion・Microsoft Excel・Gmailを日常的に利用している方におすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
以上がGitHubとMicrosoft Excelの連携手順でした!
この連携を使うと、GitHubで作成されたIssueがMicrosoft Excelにも自動的に反映されます。
これにより、情報管理者はデータ転記の作業から解放され、他の業務に集中できるようになるでしょう。
また、Microsoft Excelのデータ機能を活用することで、GitHub上に蓄積されたIssueの情報を効果的に利用でき、サービスに関する重要な知見を得られるかもしれません。

Yoomで自動連携を試してみたいと思った方はこちらから無料登録をお願いします!

この記事を書いた人
k.ohshiro
学生時代からSaaS企業でカスタマーサクセスとして働いてきました。 複数のクラウドサービスを使って業務をしていたのですが、もっと簡単にサービス同士を連携できたら便利だなと思うことがありました。 Yoomではノーコードでアプリの連携ができるので、誰でも簡単に設定することができます。 少しでもわかりやすくYoomの魅力を伝え、みなさんの業務効率化に貢献出来たらなと思います!
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