GitHubとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/12

【ノーコードで実現】GitHubのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

k.hieda

「またこのタスク、手動でやるのか…」そんなふうに感じたことはありませんか?

開発チームのやり取りでは、GitHubのIssue管理やPull Requestの通知など、意外と手作業が多く発生します。そのたびに別のツールを開き、メッセージをコピペして…と繰り返していると、重要な作業に集中しづらくなりますよね。

そんな悩みを解決するのが、GitHubとMicrosoft Teamsの連携です。例えば、新しいPull Requestが作成されたらMicrosoft Teamsに自動通知を送ったり、特定のメッセージをトリガーにしてGitHubでIssueを作成したり。作業の抜け漏れを防ぎながら、チーム全体でスムーズな情報共有が可能になります。

この記事では、GitHubとMicrosoft Teamsを連携させることでどんなことができるのか、具体的な活用例をご紹介します。面倒な手作業を減らし、開発業務をもっとスムーズにしてみませんか?

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGitHubとMicrosoft Teamsの連携が可能です。YoomにはあらかじめGitHubとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Microsoft TeamsとGitHubを連携してできること

開発チームでのやり取りをもっとスムーズにするなら、Microsoft TeamsとGitHubを連携してみませんか?特定のメッセージを受信したら自動でGitHubにIssueを作成したり、新しいPull RequestがあればTeamsに通知を送ったりと、手作業を減らしながら効率よくタスクを管理できます。作業の抜け漏れを防ぎ、スピーディーな情報共有を実現できるのが魅力です。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMicrosoft TeamsとGitHubの連携を体験できます。30秒で登録完了。気軽に試せます!

GitHubでPull Requestが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する

GitHubで新しいPull Requestが作成されると、Microsoft Teamsへ自動で通知が送られる仕組み。チームメンバーがすぐに変更を把握できるため、コードレビューの対応がスムーズになり、開発の進行が効率的になります。手作業での通知が不要になり、Pull Requestの見落としを防ぐことで、プロジェクト全体の管理がしやすくなります。

GitHubに新しいIssueが作成されたら、Microsoft Teamsに通知

開発プロジェクトのタスクを効率的に管理するために、GitHubのIssue一覧を定期的にMicrosoft Teamsへ通知。これにより、チームメンバー全員が最新のタスク状況を把握しやすくなり、ミーティングの際もスムーズに進捗確認ができます。手動で情報をまとめる必要がなくなり、業務の効率化にもつながります。

定期的にGitHubのIssue一覧を取得してMicrosoft Teamsに通知する

Microsoft TeamsとGitHubを連携させることで、タスク管理の効率がぐっと向上します。手作業を減らしながら、必要な情報を自動で共有できるので、チーム全体の作業がスムーズに。コミュニケーションを強化しながら、開発プロジェクトをより快適に進めてみませんか?

Microsoft TeamsとGitHubの連携フローを作ってみよう

これまでプログラミングが必要だったAPI連携も、プログラミング不要で簡単に!まずは触ってみて、簡単さを実感してみてくださいね。まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

本記事では、「GitHubでPull Requestが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する 」フローボットの設定を解説します。

フローボット設定の流れ

  • GitHubとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • GitHubとMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

GitHub

検索窓からGitHubを検索してアプリ名をクリックすると、GitHubのサインイン画面が表示されます。

ご利用中のGitHubのアカウント情報を入力後、「サインイン」をクリックすればマイアプリ連携の完了です。

Microsoft Teams

検索結果からMicrosoft Teamsを選択します。Microsoftのサインイン画面に遷移するので、Microsoft 365のログイン情報を入力します。

ログイン情報の入力と追加、Microsoft Teamsのマイアプリ登録が完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「チャネルにメッセージが送信されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程では、フローボットの起動間隔とGitHubのリポジトリの指定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目があらかじめ設定されています。

  • タイトル
  • アプリ
  • GitHubと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

「次へ」をクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガーの起動間隔
    • フローボットの起動時間間隔を設定します。※ご契約のプランによって、最短の起動間隔が異なります。
  • リポジトリの所有者名(オーナー名)
  • リポジトリ名
    • プルを検知するリポジトリを開いて、URLを確認します。
    • 「https://github.com/{オーナー名}/{リポジトリ名}/」という構造のため、該当の値をそれぞれ入力します。

チャネル選択が完了したら、「テスト」ボタンをクリックします。テストに成功すると、プルリクエストの際に生じる項目と値が取得できます。Yoomでは取得する項目と値をアウトプットと呼びます。

以下はアウトプットの項目一覧です。Microsoft Teamsで通知する内容に、この値を使用できます。

「保存する」をクリックして次に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「チャネルにメッセージを送る」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。この工程では、Microsoft Teamsに通知する定型文を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目があらかじめ設定されています。

  • タイトル
  • アプリ
  • Microsoft Teamsと連携するアカウント情報
  • アクション

「次へ」をクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • チームID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、連携したMicrosoft Teamsのチーム名が表示されます。選択するとIDが編集欄に引用されます。
  • チャネルID
    • 同様に、編集欄をクリック<プルダウンメニューを表示<候補の中からチャネルを選択すると、IDが引用されます。

IDを選択したら、スクロールして次の設定に進みます。

  • メッセージ
  • Microsoft Teamsに通知する定型文を作成します。事前設定では、汎用的な定型文が入力されています。さらにGitHubから取得した値を使用するには、編集欄をクリック<プルダウンメニュー<アウトプット一覧から、項目を選ぶと編集欄に引用コードが埋め込まれます。

  • Microsoft Teamsでは、通知メッセージをリッチで構造化された形に表示するために、HTMLタグがサポートされています。そのため、改行はタグ<br/>を挿入する必要があります。
  • メンションを設定する場合は、メッセージ編集エリアの下の、メンション値を紐付けするボックスに値を入力します。添付ファイル情報も同じく値を挿入します。

必須項目の入力ができたら「テスト」をクリックします。成功すると、テスト内容がMicrosoft Teamsに通知されます。

ステップ5(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>次のパートでは、Microsoft Teamsを起点にしたフローボットテンプレートをご紹介します。

Microsoft Teamsを起点にのGitHubの操作を自動化したい場合

Microsoft Teamsで特定条件のメッセージを受信したらGitHubにIssueを作成する

Microsoft Teamsで特定のキーワードを含むメッセージが投稿された際に、自動でGitHubにIssueを作成。これにより、手作業でタスクを登録する手間がなくなり、やるべき作業が確実にリストアップされます。チャットでのやり取りをそのままタスク化できるので、見落としの心配もなく、開発の流れがスムーズになります。

Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたらGitHubでIssueを作成する

Microsoft Teamsでの会話の中でタスク化したい内容が出てきたら、そのメッセージを自動でGitHubのIssueとして登録できます。ツールを切り替える手間がなくなり、スピーディーにタスクを追加可能。開発チームがタイムリーにタスクを管理しやすくなり、作業の抜け漏れを防ぐことができます。

GitHubやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

GitHubやMicrosoft TeamsのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

GitHubを使った自動化例

GitHubのプルリクエストが作成されたらChatGPTで概要を生成して、コメントを自動で追加できます。Issueの作成・更新時にGoogleスプレッドシートにその情報を自動で追加することも可能です。

Microsoft Teamsを使った自動化例

Salesforceの新規レコード登録時にMicrosoft Teamsに自動通知することや、Microsoft Teamsのメッセージ内容をもとにOneDriveにフォルダを自動作成することも可能です。

終わりに

いかがでしたか?GitHubとMicrosoft Teamsを連携すれば、「手動での通知作業をなくしたい」「タスクの見落としを防ぎたい」「チームの情報共有をスムーズにしたい」といった課題を解決できます。

ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にGitHubとMicrosoft Teamsの連携を実現できます!気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。

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この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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