2024/11/20
アプリ同士の連携方法

GMOサインとMicrosoft Teamsを連携して、契約完了をMicrosoft Teamsに自動通知する方法

k.hieda
GMOサインとMicrosoft Teamsの連携イメージ

目次

GMOサインは、契約書の作成や管理が簡単に行え、電子契約のセキュリティも万全なため、多くの企業に導入されています。しかし、<span class="mark-yellow">契約の進捗を手動で確認するのは手間に感じる場面があるのではないでしょうか。</span>GMOサインをMicrosoft Teamsと連携させると、契約完了のタイミングでMicrosoft Teamsに自動通知され、さらに便利に活用できます。
従来、こうした自動化にはプログラミングが必要でしたが、当社のノーコードフローボットを使えば、簡単な設定で導入できます。プログラミング不要の設定方法やメリットを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

今回ご紹介するフローボットは以下のような方にぴったりです。

  • 通知を活用して契約業務の見落としを防ぎたい方
  • 情報の正確性を保ちながら作業効率を上げたい方
  • 契約完了後の確認作業に手間を感じている方
  • GMOサインとMicrosoft Teamsを使用しており、それぞれを連携して業務効率化を図りたい方

GMOサインで契約が完了したらMicrosoft Teamsに自動通知するメリットと具体的な活用シーン3選

営業担当者と契約管理担当者の視点から、自動通知機能の利点と具体的な活用シーンをご紹介します。

1.営業担当者がリアルタイムで契約進捗を把握

GMOサインで契約が完了すると、契約内容がMicrosoft Teamsに自動通知され、契約金額や契約日などの情報が即座に営業担当者へ共有されます。これにより、<span class="mark-yellow">手動の確認作業が不要になり、最新の契約状況を把握できます。</span>

営業担当者は、通知を受けてすぐに顧客へのフォローアップが可能となり、必要に応じてクロスセルや追加提案に移る準備が整います。契約完了の通知をリアルタイムで受け取ることで、顧客対応がスムーズになり、営業活動が円滑に進められる環境が整います。

2.契約管理担当者の手作業削減とミス防止

契約が完了すると、Microsoft Teamsに契約情報が自動通知されるため、契約管理担当者が手動で入力や転記を行う必要がなくなります。<span class="mark-yellow">手作業による入力ミスが防がれ、契約データが正確に反映されます。</span>

契約金額や契約日などの重要な情報が即時に通知されるため、確認作業の負担が軽減され、ミスなく情報がチーム内で共有されます。これにより、契約管理の精度が向上し、他の業務にも専念しやすい環境が整います。

3.一箇所に集約された情報を効率的に管理

契約が完了するとMicrosoft Teamsに情報が自動通知されるため、データ管理担当者は一つのチャンネルで契約情報を即座に確認できます。<span class="mark-yellow">必要な情報が集約されることで、管理や確認作業が簡単になります。</span>

これにより、担当者は複数のシステムを行き来せずに情報を管理でき、必要なデータに即アクセスできるため、業務の流れがスムーズになります。契約情報が集約されていることで、他のチームメンバーとタイムリーに情報共有ができ、業務全体の管理がしやすくなります。

ここからは、<span class="mark-yellow">「GMOサインで契約が完了したらMicrosoft Teamsに通知する」自動化の設定方法を、Yoomのフローボットテンプレートを使って解説します。</span>

[Yoomとは]

連携プロセス

  • Yoomへマイアプリ登録(GMOサインとMicrosoft Teams)
  • テンプレートをコピー
  • アプリトリガーの設定、アプリ連携
  • トリガーボタンをONにして連携動作を確認

※ご案内

GMOサインでメッセージを受信したらMicrosoft Teamsに通知する連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

GMOサイン

  • ログイン情報(GMOサインの操作で管理画面を使用します)

下記は事前にGMOサインにお問い合わせいただき取得してください。

  • シークレットキー
  • 顧客ID

Microsoft Teams

  • Microsoft365のログイン情報(メール・電話番号・SkypeID、パスワード)

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの画面内の+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回接続するアプリを選び、マイアプリ登録を進めます。

GMOサイン

検索結果からヒットしたアプリ名をクリックします。値を入力する画面が表示されます。

  • アカウント名
    • 任意の文字列(メールアドレスなど)
  • アクセストークン
    • 「GMO」とご入力ください。

値を入力したら、追加ボタンをクリックします。これでGMOサインのマイアプリ登録が完了です。

Microsoft Teams

検索結果からMicrosoft Teamsを選択します。

こちらの画面に遷移しますので、Microsoft365のログイン情報を入力します。

これでMicrosoft Teamsのマイアプリ登録が完了します。

ステップ2 Yoomのフローボットテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックします。

テンプレートがマイプロジェクトにコピーされます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセスできます。

ステップ3 アプリトリガー「署名が完了したら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。

GMOサインでのイベント(署名の完了)をトリガーにするため、Webhookの設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらに表示される項目は、すでに初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • GMOサインと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

  • 画面に表示されたWebhookURLを、GMOサインの管理画面内にあるWebhook設定ページに入力します。

→テストをクリック →成功 トランザクションIDが取得できます。

※エラーになった場合

イベント(署名が完了した案件)が発生していないことが考えられます。イベント発生条件を設定して、再テストに進んでください。

→保存する をクリックします

ステップ4 アプリと連携する「アクセストークンの生成」

次に、テンプレートの2つ目の工程をクリックします。

この工程ではGMOサインのアクセストークンを取得します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • GMOサインと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)データベース操作の詳細設定

  • シークレットキー
    • 事前にお問い合わせいただき取得した値を入力します。
  • 顧客ID
    • 事前にお問い合わせいただき取得した値を入力します。

→テストをクリックします。 →成功 アウトプットにはアクセストークンが生成されました。

→保存するをクリックします。

ステップ5 アプリと連携する「文書詳細情報の取得」

次に、テンプレートの3つ目の工程をクリックします。

この工程では文書名などの情報を取得する操作を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • GMOサインと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)データベース操作の詳細設定

  • シークレットキー
    • 事前にお問い合わせいただき取得した値を入力します。
  • 顧客ID
    • 事前にお問い合わせいただき取得した値を入力します。
  • アクセストークン
    • 1つ前の工程で取得したアクセストークンの引用コードが事前に埋め込まれています。
  • トランザクションID
    • 1つ目の工程で取得したアウトプットを引用します。編集欄をクリックするとプルダウンが開き、『署名が完了したら』タブ内に表示されるトランザクションIDを選択します。引用コードが埋め込まれます。

  • 管理番号
    • トランザクションIDか、管理番号のどちらかが必要になります。今回はトランザクションIDを入力済みのため、空欄でも問題ありません。

→テストをクリックします。 →成功 アウトプットには、文書情報が取得されました。

→保存するをクリックします。

ステップ6 アプリと連携する「Microsoft Teamsに通知する」

次に、テンプレートの4つ目の工程をクリックします。

この工程でMicrosoft Teamsに通知する定型文を作成します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Microsoft Teamsと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)データベース操作の詳細設定

  • チームID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、連携したMicrosoft Teamsのスペース名が表示されます。メッセージを送るスペースを選択すると、IDが引用されます。
  • チャンネルID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開きます。チャンネルの候補の中から選ぶと、IDが自動で引用されます。

  • メッセージ内容
    • 定型文を作成します。編集欄をクリックすると、プルダウンが開き「文書詳細情報の取得」タブから文章情報のアウトプットが表示されます。必要な項目をクリックすると、引用コードが埋め込まれます。
  • Microsoft Teamsでは、通知メッセージの内容をよりリッチに、かつ構造化された形で表示するために、HTMLタグがサポートされています。そのため、改行タグ<br/>の挿入が必要になります。
  • メンションを設定する際はメッセージ編集エリアの下にある、メンションを紐付けするためのボックスに値を挿入します。添付ファイル情報も同じく値を挿入します。

→テストをクリックします。 →成功 

→保存するをクリックします。今回のフローボットの設定は以上です。

ステップ7 アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、コンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにしてフローボットを起動します。テンプレートの左上にあるトグルで切り替えできます。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、簡単にフローボットを設定できました。</span>Microsoft Teamsのチームのチャンネルで通知が確認できました。

今回使用したテンプレートについては、こちらです。

もっと活用!GMOサインを使った自動化3選

GMOサインはMicrosoft Teamsだけでなく、他のアプリとも連携して自動化を活用できます。

1.  kintoneから簡単に契約書を作成しGMOサインへ送付

kintone上でボタン一つで契約書を作成し、GMOサインに送付できます。kintoneの情報を自動引用し、手入力の手間を省けます。契約作成を効率化し、ヒューマンエラーを防ぎます。

2. 契約完了後はGoogleスプレッドシートに自動更新

GMOサインで契約が完了すると、Google スプレッドシートに自動で情報が更新されます。手作業が減り、作業効率が向上してチーム全体で業務に集中できます。

3. 契約締結後にDropboxにファイルを自動格納

GMOサインでの契約締結が完了したら、ファイルを自動でDropboxに格納します。手動作業を省き、ファイル管理を効率化し、共有を簡単にします。

まとめ

このフローボットを導入することで、GMOサインの契約完了通知がMicrosoft Teamsに自動で行われ、手作業を省きつつ、正確な情報共有が可能になります。営業、契約管理、データ管理といった各ポジションにおいて、確実な情報伝達が支えとなり、業務が効率化される点が大きな魅力です。<span class="mark-yellow">ノーコードで設定できるため、すぐに導入してその効果を体感いただけます。

詳細は以下のバナーからご確認ください。</span>

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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