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Google Adsはオンライン広告を通じて顧客にリーチし、キャンペーンを効率的に運用するために広く利用されていますが、とはいえ、毎日レポートを手動で取得して共有する作業は多くの時間を要します。特に複数のキャンペーンを同時に管理している場合、作業が継続的に発生し、他の戦略的業務に充てる時間が限られることがあります。そこで当社は、このプロセスを自動化するフローボットを作成しました。これにより、広告レポートの共有がスムーズになり、作業効率が向上すると考えられます。プログラミング不要で簡単に実装できる方法をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
広告運用担当者(PPCスペシャリスト)とプロジェクトマネージャーの視点から、この自動化が業務効率にどう役立つか考察してみました。
Google Adsのレポート取得を自動化すると、毎日決まった時間に最新の広告データがTelegramに自動で通知されます。これにより、手動でレポートを取得する必要がなくなり、広告運用担当者は時間を節約できます。この時間を使って、広告キャンペーンの分析や新しい戦略の立案など、よりクリエイティブで戦略的な業務に集中できます。特に、定期的に最新情報が自動で提供されることで、業務全体がスムーズに進み効率的な運用が実現します。
Google Adsのレポートが毎日決まった時間に正確なデータでTelegramに通知されることで、チーム全体が日々最新の情報を確実に受け取れるようになります。プロジェクトマネージャーは、この情報をもとに、すぐにチームへ指示を出すことが可能です。特に広告パフォーマンスの急激な変動があった場合、すぐに対応策を講じる指示ができるため、プロジェクトの進行に遅れが生じることを防ぎやすくなります。また、Telegramは高度なセキュリティ機能を備えているため、重要な広告データのやり取りも安心して行えます。これにより、機密性を保ちながらスムーズな情報共有が実現します。
[Yoomとは]
ここから「最新のGoogle Adsのレポートを取得し、Telegramに通知する」自動化を、Yoomのテンプレートを使い、ノーコードで実装する方法を解説します。

フリープランからお試しいただけます。さっそく登録して、始めてみましょう!
連携作業の中で必要なものをリストアップしました。
ここでは、連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリック!

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

「Google Ads」で検索し、アプリ名をクリック。こちらの画面が表示されたらGoogle アカウントにサインインするボタンから連携に進みます。

次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

これでGoogle Adsとの連携ができました。
検索結果からTelegramを選択します。選択すると、下の画面が表示されアカウント名とアクセストークンが求められます。

>公式:ボットファーザー
アクセストークンまで入力し、追加ボタンをクリックでマイアプリ登録の完了です。
こちらのバナーをクリックします。Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。
マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。赤枠内のタイトルをクリックで設定画面に遷移します。


テンプレートの1つ目のプロセスをクリックします。ここでは、Telegramへの通知頻度とタイミングを設定できます。

下記項目は初期設定済みです。
今回は、毎日朝10時に起動する設定です。起動のタイミングは任意で変更できます。細かい設定が必要な場合はCronを使うと設定できます。
>もっと詳しく:Cron設定方法
→保存する をクリック

テンプレートの2つ目のプロセスをクリック!ここではGoogle Adsから取得する情報の設定を行います。
こちらに表示される項目は初期設定済みです。
→次へをクリック



→テストをクリック →成功 アウトプットには昨日のデータが抽出されました。

→保存する をクリックします

テンプレートの3つ目をクリックします。あらかじめ設定済みですが、内容を確認します。

Google Adsのレポートでは、通常「マイクロ通貨単位」で費用が記録されます。例えば、日本円(JPY)での広告費用が「マイクロ単位」で表示される場合、実際の費用は「1,000,000」で割ることで円に換算されます。このプロセスは「円」に換算して通知するために行います。計算式は設定済みのため、そのままテストに進みます。
→テストする 成功 アウトプットには円に換算された結果が抽出されました。

→保存する

テンプレートの4つ目をクリック!このプロセスではTelegramへ自動送信する内容を設定します。
こちらの項目は初期設定済みです。
→次へをクリックします。


→テストをクリックします。 →成功
→保存するをクリックします
全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にして、フローボットを起動しましょう。

プログラミングを使わず、簡単に自動化を実装できました。Telegramのチャンネルで、指定したレポートが確認できました。

今回はアウトプットを全部引用して通知してみました。実際の運用時には必要に応じて項目を抜粋してみてくださいね。今回のテンプレートをこちらです。
Google AdsとTelegramは、他にもたくさん便利なテンプレートがあります。
指定の時間にGoogle広告のキャンペーンレポートを取得し、HubSpotのコンタクトにメモを追加します。広告の成果をチーム間で素早く共有でき、マーケティング戦略や営業活動の改善に役立ちます。広告成果を顧客データと一元管理することで業務がスムーズになります。
毎日決まった時間にGoogle Adsから前日のレポートを取得し、自動でGoogle スプレッドシートに格納します。手動での入力作業が不要になり、正確なデータ管理ができ、分析やレポート作成に集中できます。時間を節約し、ミスも防げます。
毎日Googleアナリティクスの最新レポートを取得し、指定の時間にTelegramに自動で通知します。これにより、Webサイトのパフォーマンスデータを即座に確認でき、チーム間での情報共有も効率的に進められます。手動操作の手間が省けるため、迅速な対応が可能です。
今回の自動化を通じて、手動で行っていた作業を効率化できることがわかりました。特に、広告運用担当者やプロジェクトマネージャーにとって、作業負担の軽減とコミュニケーションの向上という大きな利点があります。業務全体のスピードと精度が向上し、成果を上げやすい環境を整えられます。
Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても簡単に自動化できます。業務の効率化にぜひお役立てください。
では、またお会いしましょう!