2024/10/01
アプリ同士の連携方法

Google アナリティクスのレポートをMicrosoft Teamsに自動通知して業務効率を改善する方法

k.hieda

目次

Google アナリティクスは、ウェブサイトのパフォーマンスを分析し、改善するために多くの企業で利用されています。しかし、<span class="mark-yellow">毎日手動でレポートを取得し、チームに共有する作業は手間です。</span>

そこで、Yoomでは「毎日Google アナリティクスから最新のレポートを取得し、Microsoft Teamsに通知する」フローボットを開発しました。Microsoft Teamsと連携することでレポートの自動通知が可能になり、手動作業が大きく減少します。毎日決まった時間にチーム全員が最新のデータを一斉に受け取ることで、迅速に情報を共有でき、業務の効率向上が期待できます。

プログラミング不要で実現する方法、具体的な導入メリットをご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

毎日Google アナリティクスの最新レポートを取得しMicrosoft Teamsに通知する自動化のメリット2選

デジタルマーケターとデータアナリストの視点から、Google アナリティクスとMicrosoft Teamsの連携による効率化を考察しました。

メリット1 マーケティング施策の改善をスピーディに

デジタルマーケターにとって、最新のデータをすぐに確認できる環境は非常に重要です。Google アナリティクスのレポートが毎日自動でMicrosoft Teamsに通知されることで、<span class="mark-yellow">ウェブサイト全体のパフォーマンスやユーザー動向をすばやく把握でき、必要な改善をすぐに行えます。</span>手動でのデータ取得が不要になるため、データの分析に集中しやすく、マーケティング施策の見直しも効率よく進められます。

メリット2 チーム全体での情報共有がスムーズに

データアナリストや他のチームメンバーにとっても、自動化は大きなメリットです。Microsoft Teamsを使ってレポートを一斉に共有できるため、<span class="mark-yellow">全員が同じデータに基づいて議論を進められます。</span>これにより、手動での報告作業を削減し、チーム全体が迅速にアクションを取れる環境が整います。時間の節約とともに、チーム内でのコミュニケーションが円滑になります。

[Yoomとは]

ここから「毎日Google アナリティクスから最新のレポートを取得し、Microsoft Teamsに通知する」自動化を、<span class="mark-yellow">Yoomのテンプレートを使い、ノーコードで実装する方法</span>を解説します。

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毎日Google アナリティクスから最新のレポートを取得し、Microsoft Teamsに通知する連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Google アナリティクス

  • ログイン情報
    • Google アカウントと紐づけるため、メールアドレスとパスワードをご準備ください
  • プロパティID
  1. Google アナリティクスにログインし、プロパティのあるアカウントを選択。
  2. 左下の「管理」ボタン(歯車のアイコン)をクリック。
  3. プロパティの列の中から、該当するプロパティを選択。
  4. 「プロパティ設定」をクリックすると、「プロパティID」が表示されます。

Microsoft Teams

  • Microsoft365のログイン情報(メール・電話番号・SkypeID、パスワード)

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

>ヘルプ:Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリック!

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回接続するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

Google アナリティクス

こちらの画面が表示されたらGoogle アカウントにサインインするボタンから連携に進みます。

次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

 

これでGoogle アナリティクスとの連携ができました。

Microsoft Teams

検索結果からMicrosoft Teamsを選択します。

こちらの画面に遷移しますので、Microsoft365のログイン情報を入力します。

これでマイアプリ登録が完了しました。

ステップ2 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックします。Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。赤枠内のタイトルをクリックで設定画面に遷移します。

ステップ3 スケジュールトリガー「指定したスケジュールになったら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリックします。あらかじめ設定済みですが、中身を確認します。

(1/1)実行時間の指定

下記項目は初期設定済みです。

  • スケジュールトリガーのタイトル
  • スケジュール設定

今回は、毎日朝10時に起動する設定にしています。任意のタイミングに変更が可能です。Cron設定を使用すれば、より細かい時間の設定もできます。

>もっと詳しく:Cron設定方法

→保存する をクリック

ステップ4 アプリと連携する 【GA4】ユーザーレポートを取得

テンプレートの2つ目のプロセスをクリック!ここではGoogle アナリティクスから情報を抽出する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Google アナリティクスと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)連携アカウントとアクションを選択

  • プロパティID
    • Google アナリティクスにログインし、プロパティのあるアカウントを選択。
    • 左下の「管理」ボタン(歯車のアイコン)をクリック。
    • プロパティの列の中から、該当するプロパティを選択。
    • 「プロパティ設定」をクリックすると、「プロパティID」が表示されます。
  • 期間の開始
    • 計測期間の始めを設定します。形式は「YYYY-MM-DD」です。
    • 編集欄をクリックで、プルダウンが開きます。日付タブから日付の引用コードを埋め込みます。今回は毎日のレポートをチェックしたいため、昨日から今日までのデータを抽出するように設定しました。
  • 期間の終わり
    • 毎日の設定のため最終日は本日です。期間の開始と同様にプルダウンから日付を指定し、本日の引用コードを埋め込みました。

→テストをクリック →成功 アウトプットには昨日のデータが抽出されました。

→保存する をクリックします

ステップ5  アプリと連携する「メッセージを送る」

テンプレートの3つ目をクリック!このプロセスではMicrosoft Teamsへ自動送信する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらの項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Microsoft Teamsと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • チームID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、連携したMicrosoft Teamsのスペース名が表示されます。メッセージを送るスペースを選択すると、IDが引用されます。
  • チャンネルID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開きます。チャンネルの候補の中から選ぶと、IDが自動で引用されます。
  • メッセージ内容
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、先ほどのプロセスで抽出したアウトプットが表示されます。
    • Microsoft Teamsに送信する内容を選択すると、自動で埋め込みコードが引用されます。

メンションの設定と添付ファイルの設定エリアがありますが、こちらは任意で設定を行ってください。

▼メンションの設定エリア

▼添付ファイルの設定エリア

>ヘルプ:MicrosoftTeamsでファイルつきメッセージを送付する方法

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします 今回のフローでの設定はここまでです。

ステップ6 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にして、フローボットを起動しましょう。

<span class="mark-yellow">短時間でプログラミングを使わずに、自動化を実現できました。</span>

今回のテンプレートはこちらです。

もっと活用!Google アナリティクスとMicrosoft Teamsを使った自動化3選

Microsoft TeamsとGoogle アナリティクスは、他にもたくさんテンプレートをご用意しています。

1.  Google アナリティクスのレポートをGoogle スプレッドシートに自動記録

Google アナリティクスの最新レポートを毎日自動でGoogle スプレッドシートに記録します。手動でのデータ入力が不要になり、重要な業務に時間を割けるため、業務全体の効率が向上します。

2. Google アナリティクスのレポートをChatworkに自動通知

毎日Google アナリティクスからレポートを取得し、Chatworkで自動通知します。最新データをタイムリーに確認できるため、手動作業が減り、チーム全体で素早い意思決定が可能になります。

3. kintoneのコメントをMicrosoft Teamsで自動通知

kintoneで投稿されたコメントをMicrosoft Teamsに自動通知します。チーム全体がリアルタイムで情報を共有でき、進捗管理や対応が迅速に進むことで、プロジェクトの遅延を防げます。

まとめ

この記事では、Google アナリティクスのレポートをMicrosoft Teamsに毎日自動で通知する方法と、そのメリットをご紹介しました。自動化により、手動でのレポート取得や共有作業が省かれ、デジタルマーケターがキャンペーンの改善にすぐに対応でき、データアナリストやチーム全体も効率的に情報を共有できます。日々の業務がスムーズになり、より迅速に意思決定や施策の見直しが行えるようになります。

<span class="mark-yellow">Yoomを使えば、プログラミングが苦手な方でもすぐに自動化に取り組めます。ぜひ業務効率化にお役立てくださいね。</span>

Yoomの連携を無料ではじめてみる

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
タグ
Microsoft Teams
自動化
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Google アナリティクス
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