2024/11/11
アプリ同士の連携方法

Google ビジネス プロフィールとAirtableを連携して、Google ビジネス プロフィールで口コミが投稿されたらAirtableに追加する方法

k.hieda
Google ビジネス プロフィールとAirtableの連携

目次

Google ビジネス プロフィールは、顧客に直接アプローチできるツールとして、多くの企業が利用しています。特に、口コミを通じてユーザーの声を集められる点で、顧客との信頼関係を築くのに役立てられているようです。これに<span class="mark-yellow">Airtableを連携させると、口コミデータが自動的にデータベース化され管理が一層スムーズになります。</span>従来は、プログラミングの専門的な設定が必要とされていましたが、当社のノーコードで設定できるフローボットテンプレートを使えば、設定の手間が省け自動化が実現します。具体的な使い方とメリットをご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

こんな方におすすめ

今回ご紹介するフローボットは以下のような方にぴったりです。

  • Google ビジネス プロフィールを活用されている方
  • 顧客の口コミを抜けもれなく管理したいマーケティング担当者
  • データの転記作業に時間がかかっており、手間に感じている方

Google ビジネス プロフィールの口コミをAirtableに自動追加するメリット・具体的な活用シーン3選

このフローボットは、マーケティング担当者とカスタマーサポート担当者に特に役立つ自動化ソリューションです。それぞれの視点から具体的な活用シーンをご紹介します。

1. 口コミデータを集めて顧客の声を分析する

マーケティング担当者にとって、顧客の声を素早く集め、分析することは重要です。このフローボットを使えば、Google ビジネス プロフィールに投稿された口コミがAirtableに自動的に記録され、星評価やコメント、投稿者の名前といった情報がオンタイムで集約されます。たとえば、<span class="mark-yellow">新しいキャンペーンが顧客にどのように受け止められているか、星評価の変化やコメント内容から把握でき、タイムリーに次の施策へつなげる判断がしやすくなります。</span>集めたデータは、Airtable内でカスタマイズできるので、顧客の声に基づいた効果的なマーケティングキャンペーンの立案に役立ちます。

2.手入力の負担を軽減し、ミスを防ぐ

カスタマーサポート担当者は、顧客満足度を高めるための重要な窓口です。このフローボットを導入することで、Google ビジネス プロフィールに投稿された口コミがAirtableに自動で追加され、手入力の負担が大幅に軽減されます。<span class="mark-yellow">口コミデータを自動取り込みすることで、手作業によるエラーを防ぎデータの正確性が向上するかもしれません。</span>口コミ対応において、正確でスピーディな情報把握が可能になり顧客満足度向上につながることが期待できます。

3.Airtableの多彩な表示でデータを見やすく管理する

マーケティングアナリストは、口コミデータの分析を通じて季節ごとの傾向を把握し、適切なマーケティング戦略を計画する役割があります。Airtableのカンバンビューやカレンダービュー、ガントチャートを活用すると、データを視覚的に管理できます。カンバンビューでは、口コミ対応の進捗が確認でき、カレンダービューで投稿の集中する時期やトレンドがわかります。<span class="mark-yellow">たとえば、夏のキャンペーン後にポジティブな口コミが増えていれば、同様のアプローチを秋にも展開する参考にできます。Airtableの柔軟な表示機能を駆使して、的確なマーケティング施策を支援します。</span>

ここからは、<span class="mark-yellow">「Google ビジネス プロフィールで口コミが投稿されたらAirtableに通知する」自動化の設定方法を、Yoomのフローボットテンプレートを使って解説します。</span>

[Yoomとは]

連携プロセス

  • Yoomへマイアプリ登録(Google ビジネス プロフィールとAirtable)
  • テンプレートをコピー
  • アプリトリガーの設定、データベース連携
  • トリガーボタンをONにして連携動作を確認

Google ビジネス プロフィールでメッセージを受信したらAirtableに通知する連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Google ビジネス プロフィール

  • ログイン情報(メールアドレス・パスワード)
  • クチコミを取得するアカウントID
  • ロケーションID
    • 同様に編集欄をクリックで候補から選択するか、「Googleに掲載中のあなたのビジネス」の3点アイコンから、ビジネスプロフィールの設定を選択します。

  • 詳細設定に進むとプロフィールIDが取得できます。
  • 一番上のビジネスプロフィールIDがロケーションIDになります。コピーし、locations/の続きに数列をペーストするとロケーションIDの入力完了になります。

Airtable(OAuth)

  • Airtableのログイン情報
  • 口コミを蓄積するデータベース
    • Google ビジネス プロフィールから取得できる項目からヘッダを作成しました。項目名は任意の名称です。一意の値で設定することがポイントです。

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの画面内の+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回接続するアプリを選び、マイアプリ登録を進めます。

Google ビジネス プロフィール

検索結果からヒットしたアプリ名をクリックします。

Sign in with Googleをクリックし、連携するGoogleアカウントを選択するか、ログインに進みます。次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

Yoomからのアクセス許可を行う画面に切り替わります。ページを選択するをクリックし、アクセスを許可するページ(連携に使うデータベースが入ったページは必須)を選んで許可するボタンをクリックします。これでGoogle ビジネス プロフィールのマイアプリ登録が完了です。

Airtable

検索結果からAirtableを選択します。

アクセスを許可するをクリックすると、Airtableのマイアプリ登録が完了します。

ステップ2 Yoomのフローボットテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックします。

マイプロジェクトに、テンプレートがコピーされます。マイプロジェクトは、左のメニューバーからアクセスできます。

ステップ3 アプリトリガー「口コミが投稿されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。

Google ビジネス プロフィールから取得できる項目を抽出します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

ここに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Google ビジネス プロフィールと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガーの起動間隔
    • 5分、10分、15分、30分、60分の中から選択できます。
  • アカウントID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開きます。連携したアカウントから、ビジネスアカウントに該当するIDがピックアップされます。該当のアカウントを選択するとIDが引用されます。
  • ロケーションID
    • 同様に編集欄をクリックで候補が表示されます。
    • または、事前に取得したビジネスプロフィールIDの数列がロケーションIDになります。locations/の後に、数列を入力で設定完了です。

→テストをクリック →成功 口コミ内容に加えて、投稿者名や星評価も取得できます。

→保存する をクリックします

ステップ4  アプリと連携する「レコードの登録」

次に、テンプレートの2つ目の工程をクリックします。

この工程ではAirtableのアプリへ追加する設定をします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

ここに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Airtableと連携するアカウント情報
  • アクション

→次へをクリックします。

(2/2)データベース操作の詳細設定

以下の編集欄に値を入力します。いずれもURLから取得可能です。

  • ベースID
  • テーブルIDまたは名前
レコード情報

Airtableのアプリの各項目に、Google ビジネス プロフィールから取得したアウトプットを紐づけていきます。

  • フィールド名
    • 表の項目名を入力します。サンプルの表だと作成日時などです。
    • 編集欄をクリックすると、Google ビジネス プロフィールから取得したアウトプットが表示されます。その中からフィールドに適した値を紐付けします。
  • デフォルトの表示では値を入力するボックスが1つのみ表示ですが、項目数に応じて「+レコード情報を追加」をクリックし、ボックスを増やして全ての項目に対しアウトプットと紐付けを行います。今回は項目名をアウトプットの内容に合わせていますので、ボックスは全部で8つになります。

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします。このフローボットの設定は以上です。

ステップ アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、コンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにしてフローボットを起動します。テンプレートの左上にあるトグルスイッチを切り替えてください。

<span class="mark-yellow">プログラミングなしでフローボットの設定ができました。</span>Airtableには口コミ情報が追加されていました。

今回使用したテンプレートはこちらです。

もっと活用!Google ビジネス プロフィールのアプリを使った自動化3選

Google ビジネス プロフィールは、Airtableのほかにも、アプリと連携して自動化を活用できます。

1. 口コミデータを自動でkintoneに追加し、分析を効率化

Google ビジネス プロフィールに投稿された口コミを、自動でkintoneに追加します。手作業なしで口コミをリスト化でき、マーケティングや改善に役立てるデータベースとして活用できます。

2.口コミをSlackで通知しスムーズに対応

Google ビジネス プロフィールに投稿された口コミをSlackに自動通知。メンバーがすぐに口コミを把握し、情報共有が効率化されます。対応が迅速になり、顧客満足度も向上させやすくなります。

3.口コミをNotionに自動追加して社内でナレッジ共有

Google ビジネス プロフィールで口コミが投稿されたらNotionに追加します。これにより、顧客の声を社内のチームメンバーに抜けもれなく共有することができるでしょう。

まとめ

このフローボットを使うことで、Google ビジネス プロフィールの口コミがAirtableに自動でデータベース化されます。口コミが集約されることで、各担当が顧客の声を把握しやすくなり、分析に役立てられます。Airtableにデータを蓄積することで、顧客対応やマーケティング施策に迅速かつ効果的に活用できるデータ基盤が整い、顧客満足度向上が期待できます。<span class="mark-yellow">フローボットは直感的に操作できますので、安心して導入をご検討ください。</span>テンプレートの実装は下のバナーから進められます。

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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