2024/11/12
アプリ同士の連携方法

Google ビジネス プロフィールの口コミを楽楽販売に自動でデータ化する方法

k.hieda
Google ビジネス プロフィールと楽楽販売の連携イメージ

目次

Google ビジネス プロフィールは、ユーザーがGoogle検索やGoogleマップでビジネス情報を目立つ位置に表示できる便利なツールです。口コミを通じて評判を管理し、購買意欲の高いユーザーへの効果的なアプローチが期待できます。当社は、このGoogle ビジネス プロフィールと楽楽販売を連携させ、口コミをデータベースに自動で蓄積するフローボットを開発しました。これにより、<span class="mark-yellow">マーケティングや商品管理に活用できるデータを簡単に作成できるようになります。</span>従来の手法ではプログラミングが必要でしたが、ノーコードで実装可能なフローボットテンプレートを活用し、自動化のメリットをご体感ください。設定方法とメリットを詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

こんな方におすすめ

今回ご紹介するフローボットは以下のような方にぴったりです。

  • Google ビジネス プロフィールを活用されている方
  • マーケティング担当者
  • 営業マネージャー
  • 店舗スタッフ

Google ビジネス プロフィールの口コミを楽楽販売に自動追加するメリット・具体的な活用シーン3選

マーケティング担当者や営業マネージャーが日々の業務で口コミを効率的に活用するための新しい自動化ソリューションをご紹介します。

1. 顧客の声をオンタイムでデータベースに反映できる

Google ビジネス プロフィールに投稿された口コミを楽楽販売に自動で蓄積し、顧客のリアルな声をデータベースに一元化できます。<span class="mark-yellow">日々の変化をオンタイムで反映できるため、マーケティング担当者は新しい口コミを素早く分析し、常に最新の顧客ニーズを把握できます。</span>市場は顧客の反応やトレンドによって常に動いており、最新のデータを基にした施策をタイムリーに展開できる点が大きな強みです。例えば、ある商品が口コミで高評価を得ている場合、その反応をすぐにプロモーションやキャンペーンに活かすことが可能です。

2.販売データと口コミの一体管理でスムーズな運営へ

<span class="mark-yellow">楽楽販売に口コミを蓄積することで、口コミと販売データを一体化して管理できるようになります。</span>営業マネージャーにとっては、販売履歴と顧客の声を組み合わせたデータ分析が非常に有益です。特定の商品に対して高評価の口コミが多く、リピート購入が多い場合は、同様の商品をプッシュする施策やリピート促進キャンペーンを計画しやすくなります。また、地域別や購入頻度別に口コミを分析することで、エリアに応じたプロモーションやターゲティングも行いやすくなります。こうしたデータに基づく施策は、結果的に販売機会の増加や顧客のファン化にもつながり、店舗運営をより充実させる要素となります。

3.直感的な操作で口コミ管理が手軽に

楽楽販売のわかりやすいインターフェースを使うと、蓄積された口コミを手動でカテゴリ別に分けたり、コメントの詳細を確認しやすくなります。カテゴリー分けや詳細確認といった作業は、複雑な操作が不要で、直感的に作業できるため、業務に不慣れなスタッフでも口コミ管理がスムーズに進みます。また、<span class="mark-yellow">スタッフが迅速に口コミを確認し、必要な対応を検討できるため、サービスの改善や顧客対応に活かしやすくなります。</span>口コミ管理の手間が減ることで、日常業務にも集中しやすくなり、店舗全体の運営効率も向上しやすくなります。

ここからは、<span class="mark-yellow">「Google ビジネス プロフィールで口コミが投稿されたら楽楽販売に通知する」自動化の設定方法を、Yoomのフローボットテンプレートを使って解説します。</span>

[Yoomとは]

連携プロセス

  • Yoomへマイアプリ登録(Google ビジネス プロフィールと楽楽販売)
  • テンプレートをコピー
  • アプリトリガーの設定、データベース連携
  • トリガーボタンをONにして連携動作を確認
※ご案内
  • ご利用には楽々販売にてAPI連携オプションのご契約およびYoomのIPアドレスの登録が必要となります。YoomのIPアドレスはこちらをご確認ください。
  • 楽楽販売はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけます。フリープラン・ミニプランでは設定したフローボットの操作やデータ接続がエラーとなるためご注意ください。
  • チームプランやサクセスプランなどの有料プランには、2週間の無料トライアルがあります。この期間中、制限対象のアプリもご利用いただけます。
  • トリガーの起動間隔は、5分、10分、15分、30分、60分から選べます。プランによって最短の起動間隔が異なるため、選択時にはご注意ください。

Google ビジネス プロフィールでメッセージを受信したら楽楽販売に通知する連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Google ビジネス プロフィール

  • ログイン情報(メールアドレス・パスワード)
  • クチコミを取得するアカウントID
  • ロケーションID
    • 同様に編集欄をクリックで候補から選択するか、「Googleに掲載中のあなたのビジネス」の3点アイコンから、ビジネスプロフィールの設定を選択します。

  • 詳細設定に進むとプロフィールIDが取得できます。
  • 一番上のビジネスプロフィールIDがロケーションIDになります。コピーし、locations/の続きに数列をペーストするとロケーションIDの入力完了になります。

楽楽販売

  • 楽楽販売のログイン情報
  • アクセストークン
    • 楽楽販売内で「管理者設定」から「ユーザ設定タブ」へ進み、「ユーザ管理 > 設定」を選択してください。
    • APIトークン欄の「生成」リンクをクリックすると、APIトークンが生成されます。このトークンをコピーしておいてください。
  • 口コミを蓄積するデータベース
    • Google ビジネス プロフィールから取得できる項目に合わせて項目を作ります。一意の値で設定することがポイントです。
    • 取得できる項目は以下です。
      • レビューID
      • プロフィール写真URL
      • 投稿者名
      • 星評価
      • コメント
      • 作成日時
      • 更新日時
      • リソース名

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの画面内の+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回接続するアプリを選び、マイアプリ登録を進めます。

Google ビジネス プロフィール

検索結果からヒットしたアプリ名をクリックします。

Sign in with Googleをクリックし、連携するGoogleアカウントを選択するか、ログインに進みます。次の画面から、連携するメールアドレスとパスワードを入力します。

ログインができたら、権限の付与を進めてください。

Yoomからのアクセス許可を行う画面に切り替わります。ページを選択するをクリックし、アクセスを許可するページ(連携に使うデータベースが入ったページは必須)を選んで許可するボタンをクリックします。これでGoogle ビジネス プロフィールのマイアプリ登録が完了です。

楽楽販売

検索結果から楽楽販売を選択します。各値を入力する画面が表示されます。

  • アクセストークン
    • 任意の値をご入力ください。

事前に取得しておいたアクセストークンを入力し、追加をクリックすると楽楽販売のマイアプリ登録が完了します。

ステップ2 Yoomのフローボットテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックします。

マイプロジェクトに、テンプレートがコピーされます。マイプロジェクトは、左のメニューバーからアクセスできます。

ステップ3 アプリトリガー「口コミが投稿されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。

Google ビジネス プロフィールから取得できる項目を抽出します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

ここに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Google ビジネス プロフィールと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリック

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガーの起動間隔
    • 5分、10分、15分、30分、60分の中から選択できます。
  • アカウントID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開きます。連携したアカウントから、ビジネスアカウントに該当するIDがピックアップされます。該当のアカウントを選択するとIDが引用されます。
  • ロケーションID
    • 同様に編集欄をクリックで候補が表示されます。
    • または、事前に取得したビジネスプロフィールIDの数列がロケーションIDになります。locations/の後に、数列を入力で設定完了です。

→テストをクリック →成功 口コミ内容に加えて、投稿者名や星評価も取得できます。

→保存する をクリックします

ステップ4  アプリと連携する「レコードの登録」

次に、テンプレートの2つ目の工程をクリックします。

この工程では楽楽販売のアプリへ追加する設定をします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

ここに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • 楽楽販売と連携するアカウント情報
  • アクション

→次へをクリックします。

(2/2)データベース操作の詳細設定

追加するデータベースとの紐付けを行います。

  • ドメイン
  • アカウントID
    • 上記はURLから取得可能です。
  • DBスキーマID
    • 楽楽販売の管理者設定画面の操作から取得可能です。
  • キー項目登録モード
    • プルダウンを開くと、以下の2択から選択いただけます。
      • 自動採番を優先する
      • 入力したキーの値を優先する
  • 承認フローID(任意)
登録データ

楽楽販売データベースの各項目に、Google ビジネス プロフィールから取得したアウトプットを紐づけていきます。

  • ヘッダ項目のID
    • 編集欄をクリックすると、Google ビジネス プロフィールから取得したアウトプットが表示されます。その中から項目に適した値を紐付けします。
  • デフォルトの表示では値を入力するボックスが1つのみ表示ですが、項目数に応じて「+登録データを追加」をクリックし、ボックスを増やして全ての項目に対しアウトプットと紐付けを行います。

→テストをクリックします。 →成功

→保存するをクリックします。このフローボットの設定は以上です。

ステップ アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、コンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにしてフローボットを起動します。テンプレートの左上にあるトグルスイッチを切り替えてください。

<span class="mark-yellow">プログラミングなしでフローボットの設定ができました。</span>

今回使用したテンプレートはこちらです。

もっと活用!Google ビジネス プロフィールの自動化3選

Google ビジネス プロフィールは、楽楽販売の他にもアプリ連携で自動化を活用できます。

1. kintoneで口コミデータを効率的に管理・分析

Google ビジネス プロフィールの口コミをkintoneに自動で追加し、データの一元管理が可能になります。kintoneのデータベース機能を活かして、蓄積した口コミデータを多角的に分析でき、マーケティング戦略の見直しやサービス向上に役立てられます。手動入力を省き、常に最新の口コミデータを管理できるため効率的なデータ活用が進みます。

2.Notionで口コミ情報を活かした柔軟なコラボレーション

Google ビジネス プロフィールの口コミをNotionに自動で追加し、チームでの情報共有がスムーズになります。Notionのドキュメント機能を活かし、口コミデータをもとにアイディアや改善策を整理しやすく、対応施策の検討に役立てられます。手動の手間を省き、直感的な操作で最新の口コミ情報をすぐに確認できます。

3.口コミをGoogle Chatに通知し迅速対応で顧客満足度向上

Google ビジネス プロフィールに口コミが投稿されると、Google Chatに自動通知されます。これにより、チーム全員がオンタイムで口コミを確認でき、対応漏れ防止につながります。

まとめ

今回ご紹介したフローボットテンプレートを活用すれば、Google ビジネス プロフィールでの口コミを楽楽販売に自動で追加し、日々のマーケティングや顧客対応に役立てることができます。常に最新の口コミデータを一元化することで、顧客の声を施策に反映しやすくなり、営業や店舗運営においても柔軟な対応が可能です。さらに、楽楽販売の直感的なインターフェースによって、スタッフが簡単に口コミの把握を行えるため、業務効率の向上が期待できます。<span class="mark-yellow">ノーコードで手軽に導入できるこの自動化フローを、ぜひ一度お試しください。</span>テンプレートの実装は下のバナーから進められます。

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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