2. Google Chatで特定のメッセージが投稿されたらBacklogに課題を登録する
Google Chatで特定のキーワードを含むメッセージが投稿された際に、自動でBacklogに課題を作成します。これにより、手作業で課題を登録する手間を省きつつ、やるべき作業を確実にリストアップできるでしょう。
チャットでのやり取りをそのままタスク化できるので、見落としや登録漏れを防ぎ、スムーズな業務進行をサポートします。
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「あれ?このタスク、まだBacklogに登録されてないな...」
「このチャットの内容、誰がBacklogに登録するんだっけ?」
そんな課題を抱えていませんか?
たとえば、Google ChatのやりとりをもとにBacklogに自動でタスクを作成したり、Backlogの情報をGoogle Chatに自動通知できたら、便利ですよね。
そこでおすすめなのが、<span class="mark-yellow">Google ChatとBacklogの連携</span>!
連携することで、様々な業務プロセスを自動化することができます。手作業での情報転記やミスによる手間を削減し、スムーズな業務進行を実現します。
本記事では、プログラミング不要で誰でも簡単にできるGoogle ChatとBacklogの連携方法を詳しく解説します。
忙しい毎日でも、時間をあまりかけずに業務効率を改善する方法をご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogle ChatとBacklogの連携が可能です。
YoomにはあらかじめGoogle ChatとBacklogを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識がなくても、登録するだけですぐ連携可能です。
今すぐ試したい方は、以下のバナーの「試してみる」からスタートしましょう!
Google ChatとBacklogをAPI連携すれば、Google ChatのデータをBacklogに自動的に連携することが可能です!
Google ChatとBacklogを組み合わせて使うことで、タスク管理とチーム内のやりとりがスムーズになるでしょう。チャットの内容を基に課題を自動作成したり、課題の新規作成やステータス変更の通知を自動化することで、共有ミスや見落としを防ぎながら、情報の伝達を効率よく行えます。
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さずに、自動的に実施できます!
Google Chatに投稿されたメッセージを基に、自動でBacklogに課題として登録するフローです。
ツールを切り替える手間を省き、課題追加がスピーディーに。タスク管理を効率化し、作業の抜け漏れを防ぐことが期待できます。
Google Chatで特定のキーワードを含むメッセージが投稿された際に、自動でBacklogに課題を作成します。これにより、手作業で課題を登録する手間を省きつつ、やるべき作業を確実にリストアップできるでしょう。
チャットでのやり取りをそのままタスク化できるので、見落としや登録漏れを防ぎ、スムーズな業務進行をサポートします。
それでは、さっそくGoogle ChatとBacklogを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle ChatとBacklogの連携を進めていきます。
これまでプログラミングが必要だったAPI連携も、プログラミング不要で簡単に!まずは触ってみて、簡単さを実感してみてくださいね。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。
[Yoomとは]
本記事では、「Google Chatで投稿されたメッセージ内容をもとにBacklogで課題を作成する」フローボットの設定方法を解説します。
フローボット設定の流れは大きく分けて以下です。
ここでは使用するアプリをYoomと連携する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。
Yoomと連携可能なアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めましょう。
【Google Chatのアプリ連携】
検索結果からGoogle Chat(OAuth)を選択します。
「Sign in with Google」をクリックし、Yoomと連携する Google アカウントを選択します。
必須項目にGoogle Cloud Platformで取得した情報を入力し、『追加』をクリックします。
※「Client ID」「Client Secret」情報の取得方法は、こちらをご参照ください。
これで、Google Chatのマイアプリ登録完了です!
【Backlogのアプリ連携】
検索結果からBacklogを選択し、Yoomと連携するドメインを入力してください。
入力後は『追加』をクリックし、Backlogのマイアプリ登録完了です!
※Backlogのマイアプリ登録がうまくいかない場合は、こちらをご参照ください。
マイアプリ登録が完了したら、フローボットの設定に進みます。
簡単に設定できるよう、テンプレートを使用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。
クリックすると、下図のポップアップが表示されます。「OK」をクリックして設定をスタートしましょう!
コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」に追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセスできます。
まずは、フローボットを起動させるためのトリガー(起点)の設定を行います。
コピーしたテンプレートの1つ目の工程である、「スペースにメッセージが送信されたら」をクリックしましょう。
この工程では、フローボットの起動間隔とBacklogのスペースの指定を行います。
(1/2)連携アカウントとアクションを選択
この画面では、以下の項目があらかじめ設定されています。
アカウント情報に誤りがないかを確認し、「次へ」をクリックして進みましょう。
(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定
〈トリガーの起動間隔〉
プルダウンメニューから選択します。プランによって最短の起動間隔が異なるのでご注意ください。
〈スペースのリソース名〉
入力欄をクリックすると、連携しているアカウントからスペースの候補が表示されます。候補からスペースを選択すると、入力欄にリソース名が表示されます。
入力が終わったら、指定したGoogle Chatのスペースに、テスト用にメッセージを送信してください。
送信後、Yoomの画面に戻って「テスト」ボタンをクリックします。テストに成功すると、Google Chatに送信した内容がアウトプットとして取得されます。アウトプットは後続の工程で活用します!
※アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。
正しくメッセージ内容が取得されていることを確認し、保存しましょう。
テンプレートの2つ目の工程である、「テキストからデータを抽出する」をクリックします。
この工程では、Google Chatのメッセージから課題と詳細内容をAIが判断して抽出する設定を行います。設定済みの証(水色のチェックアイコン)が点灯していますが、設定内容を確認するためクリックしましょう。
(1/2)アクションを選択
以下の項目はテンプレートを使用しているため、既に設定されています。
変換タイプは以下の中から選択できます。消費されるタスクが異なりますので、メッセージの平均的な内容に合わせて変換タイプを選んでくださいね。
(2/2)詳細を設定
〈対象のテキスト〉
デフォルトの設定で、「対象のテキスト」欄にGoogle Chatの「メッセージ内容」のアウトプットが入力されています。
アウトプットは、入力欄をクリックして表示されるプルダウン内から選択できます。
〈抽出したい項目〉
デフォルトの設定で、「課題」「詳細内容」が設定されています。他の項目を追加する場合は、単語の間に(,)を追加してくださいね。
入力が終わったら、「テスト」ボタンをクリックします。テストが成功すると、Google Chatのメッセージ内容から「課題」と「詳細内容」をAIが自動抽出し、アウトプットとして取得します。この値を使ってBacklogの課題を自動作成します。テスト成功後、保存しましょう。
テンプレートの3つ目の工程、「課題の追加」をクリックします。この工程では、Backlogに課題を自動追加するための設定を行います。
(1/2)連携アカウントとアクションを選択
この画面では、以下の項目があらかじめ設定されています。
アカウント情報に誤りがないことを確認し、「次へ」をクリックして進みましょう。
(2/2)API接続設定
〈ドメイン〉
連携するBacklogのURLから取得します。マイアプリ連携の時に使用した値と同じものです!
〈課題を登録するプロジェクトID〉
Backlogのプロジェクト>課題一覧のURLから取得します。projectid=<span class="mark-yellow">000000000&statusld</span>=〜下線部分がプロジェクトIDです!
〈課題の件名〉
課題の件名をアウトプットを用いて設定します。「テキストからデータを抽出する」アクション設定時に取得したアウトプットを用いて設定しましょう。
〈課題の種別ID〉
入力欄をクリックして、プルダウンメニュー内の候補から選択してください。
〈課題の優先度〉
種別IDと同様に、プルダウンメニュー内の候補から選択しましょう。以下3つの候補から選択できます。
〈課題の詳細〉
Backlogの下図のボックスに入力する内容を作っていきます。
「課題の詳細」の入力欄をクリックしたら表示されるプルダウンメニューから、Google Chatと「テキストから抽出した」アクション設定時に取得したアウトプットを用いて設定しましょう。
下図のように設定してみました!
〈課題の開始日・課題の期限日〉
両方とも任意ではありますが、もし設定するなら動的コードの引用がおすすめです。「入力欄をクリック>日付タブ>指定の形式」の手順で設定できます。
下図では、今月末日に設定してみました!
〈課題の担当者ID〉
Backlogの「担当者ID」は、APIなどで操作するときに必要になるユーザー固有のID番号で、通常の画面では表示されていないことが多いです。Backlogのプロフィールページから取得できます。
〈課題のカテゴリー・添付ファイル〉
任意設定です。
設定が完了したら「テスト」ボタンをクリックします。成功すると、Backlogに課題が追加されるので、正しく課題が追加されていることを確認しましょう。確認後、保存してください。
全ての工程が設定されると、下図の画面がが表示されます。
「トリガーをON」にしてフローボットを起動し、正常に動作することを確認しましょう。
トリガーの「ON/OFF」は左上のトグルで切り替えが可能です。
プログラミング不要で、簡単なステップでフローボットの設定が簡単に完了しました!
次のパートでは、BacklogのデータをGoogle Chatに連携したい場合のテンプレートをご紹介します。
今回はGoogle ChatからBacklogへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にBacklogからGoogle Chatへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
Backlogに新しい課題が登録されたタイミングで、Google Chatにその内容を自動通知します。
メンバーへの情報共有がタイムリーに行われ、伝達の抜けや漏れを防ぎます。手動通知の手間を省くことで、プロジェクト運営に集中できる環境作りをサポートします。
Backlogで課題が編集・更新されると、Google Chatに自動通知します。チーム全体の進捗状況が把握しやすくなり、ミスコミュニケーションの軽減も期待できます。手動での進捗報告の手間を省き、スムーズな業務進行を実現できるでしょう。
Google ChatやBacklogのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあれば、ぜひこちらも試してみてください!
当日の予定を毎朝Google Chatにまとめて通知したり、様々なツールの情報を自動通知することが可能です。
Backlogのステータス更新や課題作成・削除などの情報を、チャットツールに自動通知したり、Backlogに合わせて、他のデータベースの情報も自動で更新することが可能です。また、他のデータベースの情報を基に、Backlogの情報を更新することもできます。
いかがでしたか?Google ChatとBacklogを連携することで、タスク管理や情報共有がグッとにスムーズになりそうですね。自動化を取り入れることで手作業によるミスを防ぎ、見落としや確認作業の手間を大幅に削減できるでしょう。
Yoomを使えば、一見難しそうな連携設定も簡単に!プログラミングは一切不要で、シンプルな操作で設定できるため、非エンジニアの方でも安心です。
「他にどんなことを自動化できるの?」「本当に簡単に設定できる?」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒で完了!登録後はすぐにGoogle ChatとBacklogの自動連携を体験できます。
日々の業務を<span class="mark-yellow">もっと効率的に、もっとラクに</span>したい方は、ぜひ業務プロセスの自動化を活用してみてくださいね!