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「Google Chatでの問い合わせに、毎回同じような内容を返信している…」
「チャットの議論をOpenAIで要約したいけど、いちいちコピペするのが面倒…」
このように、Google ChatとOpenAIを連携させる際の手作業に非効率さや手間を感じていませんか?
もし<span class="mark-yellow">Google ChatのメッセージをトリガーにしてOpenAIが自動で内容を解析し、返答文を生成してくれる仕組み</span>があったらどうでしょうか。定型的な応答業務や情報整理の時間を削減し、より創造的な業務に集中する貴重な時間を確保できますね。
今回ご紹介する自動化フローは、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できる方法を使います。これまで自動化を諦めていた方でもすぐ導入して、日々のコミュニケーションをよりスムーズにできるでしょう。
Yoomには<span class="mark-yellow">Google ChatとOpenAIを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!
Google ChatとOpenAIのAPIを連携することで、チャット上のコミュニケーションをトリガーにAIによるテキスト処理を自動で実行できます。
問い合わせ対応の効率化や議論の要約・アイデア出しなどを自動化し、業務の生産性を向上させるのに役立つでしょう。
ここでは具体的な自動化例を複数ご紹介しますので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!
Google Chatの特定スペースにメッセージが投稿されるたびにその内容をOpenAIが自動で解析し、適切な返答文を生成して通知するフローです。
<span class="mark-yellow">社内からの定型的な質問に対する一次回答を自動化したり、顧客からの問い合わせ対応を効率化したりする</span>際に役立ち、担当者の負担軽減が期待できます。このフローは、Google ChatのデータをOpenAIに直接連携するシンプルな構成です。
「至急」や「質問」といった特定のキーワードを含むメッセージがGoogle Chatに投稿された場合や、特定の人からメンションがあった場合にのみOpenAIを起動させて返答文を生成するフローです。
<span class="mark-yellow">全てのメッセージに反応するのではなく条件分岐を用いて重要な通知だけを抽出する</span>ため、緊急性の高い要件を見逃さずにより効率的で的確なコミュニケーションを実現します。
それでは早速、実際にGoogle ChatとOpenAIを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用してノーコードで連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Google Chat/OpenAI
[Yoomとは]
今回はGoogle Chatでメッセージが送信されたら、OpenAIで解析し返答文を通知するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作を行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
右上の検索窓からGoogle Chat(OAuth)を検索しましょう。
この画面が表示されるので「Sign in with Google」をクリック。
Google Chat(OAuth)のマイアプリ登録方法を参考に、Client IDとClient Secretを入力し「登録する」をクリックするとマイアプリ連携が完了します。
次にOpenAIを検索してください。
OpenAIのマイアプリ登録方法を参考に、任意のアカウント名と取得したアクセストークンを入力し「追加」をクリックするとマイアプリ連携が完了します。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。
※Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。詳細はこちらをご参照ください。
まず準備として、Google Chatのスペースにテスト用の投稿をしておきましょう。
今回は例として、ログインエラーの問い合わせに回答する想定で進めていきます。
投稿したらYoomの設定画面に戻り「スペースにメッセージが送信されたら」をクリックしてください。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「スペースにメッセージが送信されたら」のまま「次へ」をクリック。
アプリトリガーのAPI接続設定という画面が表示されるので、まずトリガーの起動間隔をプルダウンから選択しましょう。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
次に、先ほど投稿したスペースのリソース名を候補から選択します。ボックスをクリックすることで候補が表示されるので、その中から選択しましょう。
次にテストボタンをクリックします。
テストが成功すると取得した値が表示され、Google Chatのデータが確認できます。「保存する」をクリックして完了です!
取得した値について詳しくはこちらをご参照ください。なお、この取得した値をこの後のOpenAIの設定で活用することで、テキストの自動生成が可能になります!
※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。
※ChatGPT/OpenAIと連携して出来ることも併せてご参照ください。
先ほど取得したメッセージに対する回答を生成します。
「テキストの生成(Chat completion)」をクリックしましょう。
ステップ3と同様、アクションは「テキストの生成(Chat completion)」のまま「次へ」をクリック。
メッセージコンテンツは予め設定されている通りで大丈夫です。
※以下のようにGoogle Chatの「メッセージ内容」の取得した値を設定することで、トリガーが実行されるたびに最新の情報を反映できます。
なお、取得した値を活用していない「下記文章を解析し、返答分を生成してください」などのプロンプトを手入力したテキストは、フローが起動しても毎回同じ内容となります。
以降の項目については、必須項目以外は任意なので選択しなくても問題ありません。
など、必要に応じて設定してください。
設定が完了したらテストしましょう。
成功したら保存してください。OpenAIが回答内容を生成してくれました!
OpenAIが生成した回答内容をGoogle Chatで通知します。
「メッセージを送信」をクリックしましょう。
ステップ3・4と同様、アクションは「メッセージを送信」のまま「次へ」をクリック。
まず、ステップ3と同じようにスペースのリソース名を候補から選択してください。
この時、トリガーで選択したものとは別のスペースを指定します。
次にメッセージ内容を入力しましょう。
固定の文章や、OpenAIから取得した値などの変数を組み合わせて自由にカスタマイズできます。
設定が完了したらテストしてください。
成功したら保存しましょう。
問い合わせへの回答がGoogle Chatに届きました!
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認してください。
以上が、Google Chatでメッセージが送信されたら、OpenAIで解析し返答文を通知する方法でした!
Google ChatやOpenAIのAPIを活用することで、コミュニケーションの効率化や情報処理の自動化を実現できます。
Yoomにはこれらを組み合わせた自動化テンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!
Google Chatによる自動化は、通知や情報共有をスムーズに行えるのが特徴です。
例えば、外部ツールで更新された情報をGoogle Chatに自動通知することで、チームメンバーが重要な情報を見逃さずに把握できます。議事録作成やコメント通知なども効率化できるため、社内連絡をスピーディに進めたい企業やプロジェクトチームに有効です!
OpenAIを活用した自動化は、自然言語処理や生成AIを取り入れることで、文章作成や要約を効率化できます。
例えば、フォーム回答を解析して返信文を自動生成したり、会議内容を要約して整理することで、手作業の負担を減らせます。営業担当者のフォローアップメール作成や、顧客対応の迅速化を目指す企業に特に役立つはずです!
Google ChatとOpenAIの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたチャット内容の転記や返信文の作成といった定型業務から解放され、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
問い合わせへの応答速度が向上しコミュニケーションが円滑になるだけでなく、担当者はより付加価値の高いコア業務に集中する環境が整うでしょう。
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:OpenAIへの指示(プロンプト)は変えられますか?
A:変えられます。自社のルールや想定した意図に沿った回答になるよう、必要に応じて編集してください。
Q:問い合わせがあったスレッドに直接返信できますか?
A:可能です。Google Chatのアクションを「スレッドにメッセージを送信」に変更して設定してください。
Q:回答内容をGoogle スプレッドシートなどに記録できますか?
A:可能です。Google Chatのアクション設定の下にGoogle スプレッドシートの「レコードを追加する」を追加して設定してください。