ZendeskとOpenAIの連携イメージ

【簡単設定】ZendeskのデータをOpenAIに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-23

【簡単設定】ZendeskのデータをOpenAIに自動的に連携する方法

熊谷 涼夏

「Zendeskに届く問い合わせの一次対応に追われている…」
「OpenAIを使って回答文を生成しているけど、Zendeskへのコピー&ペーストが地味に面倒…」

このように、Zendeskでの顧客対応とOpenAIの活用において、手作業による非効率や時間的な制約を感じていませんか?
定型的な問い合わせ対応に時間を取られ、本来集中すべき複雑な問題解決や顧客満足度向上のための施策に手が回らない、といった状況は避けたいものです。

もし、<span class="mark-yellow">Zendeskにチケットが作成されたら、その内容をAIが自動で読み取り、適切な回答文を生成して担当者に提示する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、顧客対応のスピードと質を飛躍的に向上させることができるでしょう。

手作業によるコピー&ペーストのミスも防げるため、より重要な業務に安心して集中できる時間を生み出すことにも繋がります。

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、日々の問い合わせ対応業務を効率化できるので、ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ZendeskとOpenAIを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ZendeskとOpenAIを連携してできること

ZendeskとOpenAIのAPIを連携すれば、Zendeskのチケット情報を基にOpenAIで回答文を自動生成するなど、これまで手作業で行っていた一連の業務を自動化できます。
これにより、問い合わせ対応の初動を高速化し、回答品質の均一化を図ることが可能で。
具体的な自動化例を複数紹介していくので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Zendeskでチケットが作成されたら、OpenAIで応答文を生成して返信する

Zendeskに新しいチケットが作成されるたびに、その問い合わせ内容をOpenAIが自動で読み取り、最適な応答文案を生成してZendeskのチケットに内部メモとして追加します。

この連携により、<span class="mark-yellow">担当者はAIが生成した下書きを元に対応を始めることができるため、回答作成にかかる時間を短縮し、より迅速で質の高い顧客サポートを実現</span>できるでしょう。

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フォームで問い合わせが送信されたら、OpenAIで応答文を生成してZendeskから返信する

Webサイトの問い合わせフォームなどが送信されたのをトリガーとして、その内容を基にOpenAIが応答文を生成し、Zendeskでチケットを自動作成すると同時に社内担当者へ返信対応を依頼します。

この仕組みによって、<span class="mark-yellow">フォームからの問い合わせ取り込みから一次回答の準備、担当者への依頼までの一連の流れを自動化</span>し、対応漏れを防ぎながらスムーズな顧客対応体制を構築できるでしょう。

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ZendeskとOpenAIの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZendeskとOpenAIを連携したフローを作成してみましょう!今回はYoomを使用して、ノーコードでZendeskとOpenAIの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

▼今回連携するアプリの公式サイト:ZendeskOpenAI

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はZendeskでチケットが作成されたら、OpenAIで応答文を生成して返信するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ZendeskとOpenAIをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Zendeskのトリガー設定およびOpenAIのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:ZendeskとOpenAIをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

1.Zendeskのマイアプリ登録

以下を参考にマイアプリ登録を行いましょう。

  • Zendeskはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
    フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
    無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

2.OpenAIのマイアプリ登録

以下を参考にマイアプリ登録を行いましょう。

  • ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。
    (APIが使用されたときに支払いができる状態) https://openai.com/ja-JP/api/pricing/ 
  • ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。
    そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。

以下バナーのテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:トリガーとなるZendeskの設定

Zendeskでチケットが作成されたことを自動化のトリガーにするための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するZendeskのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

アプリトリガーのAPI接続設定が表示されるので、設定を進めていきましょう。
トリガーの起動間隔は5分・10分・15分・30分・60分から選択できます。

※ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
利用プランについてはこちらをご確認ください。

サブドメインをZendeskのURLを確認し入力しましょう。

実際にZendeskでチケットを作成し、Yoomで「テスト」をクリック。
以下の画面のように、取得した値にメッセージの内容が表示されるはずです。
この後、この取得した値の内容を入力に使用することができます。
※取得した値に関して、詳しくはこちらをご確認ください。

テスト成功後「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:OpenAIで回答を生成する

Zendeskで作成されたチケットの内容について、OpenAIで回答を生成するための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するOpenAIのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

メッセージコンテンツには以下のようにZendeskから取得した値を用いて「件名」「詳細」を入力しました。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。

モデルIDは任意のものを入力しましょう。
今回は「gpt-4o」を選択しました。

「テスト」をクリックし、実際にOpenAIで回答が生成できているかを確認します。
確認ができたら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Zendeskのチケットを更新する

OpenAIで生成した回答をZendeskのチケットに反映させるための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するZendeskのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

サブドメインをZendeskのURLを確認し入力しましょう。

詳細にはOpenAIで生成した回答を取得した値から選択し入力します。

チケットIDも取得した値を用いて入力しましょう。

返信種別は任意で選択します。

設定ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功しているか確認しましょう。

Zendeskでチケットにコメントが反映されているか確認します。
確認ができたらYoomに戻り「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

設定お疲れ様でした!

ZendeskやOpenAIを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、ZendeskやOpenAIのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

Zendeskを使った便利な自動化例

Zendeskで新しいチケットが作成された際に、関連するプロジェクト管理ツールや顧客管理ツールに自動で情報を追加することができます。

例えば、Salesforceに連携したり、Backlogに課題を追加したりすることで、業務の進行がスムーズになり、手動でのデータ入力を減らすことができるでしょう。
このような自動化は、時間を節約し、チーム全体の生産性を向上させたい方に最適です。

[[84276,84628,70828,73596,1545,91303,75977,86535,73887,91679]]

OpenAIを使った便利な自動化例

さまざまなフォームサービスで受け付けた回答内容を、OpenAIで解析し、メールやLINE公式アカウントに自動で通知することが可能です。

例えば、TypeformやGoogleフォームから送信された内容を迅速に処理し、適切な対応を行うことができます。
特に、カスタマーサポートや営業活動を効率化したい方におすすめです。

[[90282,178422,178421,178425,178426,178423,182828,181410,184509,214895]]

まとめ

ZendeskとOpenAIの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた問い合わせ内容の確認から回答文作成までの一連のプロセスを効率化し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は定型的な作業から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいて顧客対応を進められるようになり、本来注力すべき複雑な問い合わせへの対応や、顧客満足度を向上させるための分析といったコア業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:OpenAIからZendeskへの連携と同時に、Slackなど別のツールへ通知を送ることは可能ですか?

A:はい、可能です。
フローボットの画面でZendeskでコメントが作成された後、「+」をクリックすることで次のアクションを設定することが可能です。
検索窓にSlackと入力し、「チャンネルにメッセージを送る」アクションを選択しましょう。
アクションが追加されたら、通知したい内容やチャンネル先を設定してください。
また、Slack以外にもMicrosoft TeamsやChatworkなどのチャットツールや、GmailやOutlookなどのメールツールに通知することもできます。

Q:多言語の問い合わせにも対応できますか?

A:はい、可能です。
回答を生成する際、OpenAIへ「問い合わせと同じ言語で回答を生成して」など指示を入力することで、多言語への問い合わせにも対応ができます。

Q:連携が失敗した場合、通知や再実行はされますか?

A:連携が失敗した場合、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が送信されます。
通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することができます。
エラー内容を確認し、修正が必要な場合は、Yoomのヘルプページを参考にしてみてください。
また以下のサポート窓口を使用することも可能です。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
熊谷 涼夏
SaaSの自動連携システム「Yoom」のコンテンツ執筆を担当するWebライター。約3年間、Webマーケティング会社のカスタマーサポートとして顧客情報や社内データの管理業務に時間を費やした実体験を持つ。業務効率化に課題を抱える中でYoomと出会い、プログラミング知識がなくても簡単に業務自動化ができるSaaSツールの存在に感銘を受ける。Yoomを日々活用する中で「もっと早くこのITツールに出会えていれば」と痛感していることから、自身の実体験に基づいたYoomの活用法や効率化のヒントを分かりやすく伝えることに注力している。
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