GoogleフォームとGoogleカレンダーの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/12

Googleフォームの回答が送信されたら、GoogleカレンダーとGaroonカレンダーに自動で同期する方法

h.masuda

業務の効率化には、スケジュール管理のような手間のかかる作業の効率化が欠かせません。
特に、日々忙しいビジネスマンにとって、チーム用や個人用など、複数のカレンダーを使った予定の二重管理は大きな負担になりますよね。
今回は、Googleフォームの回答が送信されたら、GoogleカレンダーとGaroonのカレンダーに自動で登録する方法をご紹介します。
これにより、フォームで回答された内容を確認して各カレンダーにスケジュールを手動登録する作業が不要となるため、情報の抜け漏れを防ぎ、管理業務をシンプルにすることができます。ぜひお試しください!

こんな方におすすめ

  • Googleフォームで社内申請や予約を受け付けていて、GoogleカレンダーやGaroonカレンダーに予定を手動登録することに手間を感じている方
  • Garoonのワークフローを活用していて、承認後のスケジュール登録を自動化して業務の効率化を検討している方
  • ミーティングやイベントの参加管理などをGoogleフォームで行っていて、カレンダー登録やリマインダー送信作業を自動化したい方
  • GoogleカレンダーやGaroonカレンダーでチームのスケジュールを管理していて、申請ベースでの予定登録を簡略化したい方
  • ITツールを活用した業務自動化に興味があり、APIを使ったカレンダー連携の仕組みを導入したいと考えている方

それではここからノーコードツールYoomを使って、「Googleフォームの回答が送信されたら、GoogleカレンダーとGaroonカレンダーに自動で登録する方法」をご説明します。

[Yoomとは]

Googleフォームの回答が送信されたら、GoogleカレンダーとGaroonカレンダーに自動で登録する方法

GoogleフォームのAPIを利用して回答を受け取り、GoogleカレンダーのAPIを用いて予定を登録することで実現可能です。
また、Garoonが提供するAPIを用いることで、Garoonのカレンダーにも予定を追加できます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回のフローは、以下のプロセスで設定していきます。

  • Googleフォーム、Googleカレンダー、Garoonをマイアプリ連携
  • フローボットのテンプレートをコピー
  • Googleフォームのトリガーおよびその他Googleカレンダー、Garoonのアクションを設定
  • トリガーをONにし、フローボットの起動準備完了

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。すでにYoomを利用している方は、ログインしてください。

ステップ1:GoogleフォームとGoogleカレンダー、Garoonをマイアプリ連携

最初にスムーズに自動化設定を行うため、今回使用するGoogleフォーム、Googleカレンダー、GaroonをYoomのマイアプリに登録しましょう。

1. Yoom管理画面の左側から「マイアプリ」を選択し、「+新規接続」をクリックしてください。

2. 検索窓で『Googleフォーム』『Googleカレンダー』『Garoon』を検索し、該当するアプリを選択すると、次の画面に遷移します。

〈Googleフォームの場合〉

下記の画面で「Sign in with Google」をクリックして、連携したいGoogleアカウントにログインしてください。

アクセスを求められたら「続行」をクリックします。


Yoomの画面に「マイアプリを登録しました」と表示されれば、連携は完了です。

〈Googleカレンダーの場合〉

下記の画面で「Sign in with Google」をクリックして、連携したいGoogleアカウントにログインしてください。

アクセスを求められたら「すべて選択」にチェックを入れ、「続行」をクリックします。

Yoomの画面に「マイアプリを登録しました」と表示されれば、連携は完了です。

〈Garoonの場合〉

以下の画面で、案内に従ってアカウント名・ログイン情報を入力し、「追加」をクリックしてください。

Yoomの画面に「マイアプリを登録しました」と表示されれば、連携は完了です。

ステップ2:フローボットのテンプレートをコピー

Yoomにログインした状態で、以下のテンプレートの「試してみる」をクリックしてください。

ワークスペースには、自動的にテンプレートがコピーされます。
下記の画面が表示されたら「OK」をクリックして、フローボットの設定を進めていきましょう。

ステップ3:Googleフォームのトリガーを設定

Googleフォームのトリガーアクションを設定します。
今回は、以下のようなフォームの使用を想定して説明します。

まず、フローボットの「予約フォームの回答が送信されたら」をクリックしてください。

下記の画面で連携するGoogleフォームのアカウントを確認し、「次へ」をクリックしてください。

下記の画面で、案内に従って「トリガーの起動間隔」と「フォームID」を設定してください。
・「トリガーの起動間隔」は、5分、10分、15分、30分、60分の中から選択可能です。プランによって選べる最短の起動間隔が異なるため、ご注意ください。

設定が完了したら、Googleフォームのプレビューからテスト回答を送信し、上記の画像の「テスト」をクリックしてください。

デフォルトで取得できるアウトプット(値)は仕様上、『回答ID』『最終回答日時』『回答の作成日時』『回答者のメールアドレス』のみです。
そのため、内容を手動でアウトプットに追加しましょう。
・Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は、こちらを参照ください。

回答内容をアウトプットで取得し、問題なければ「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:Googleカレンダーのアクションを設定

次に、Googleカレンダーに予定を登録するアクションを設定します。
フローボットの「予約を作成する」をクリックしてください。

以下の画面で連携するGoogleカレンダーのアカウントを確認し、「次へ」をクリックしてください。

下記の画像のAPI接続設定ページで、案内に従って、カレンダーに登録する内容を設定してください。

ステップ3で取得したアウトプットを引用するには、下記の画像のように、入力欄をクリックして「予約フォームの回答が確認されたら」の中から設定したい値を選択してください。

設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。
テストが成功すると、カレンダーに予定が追加されます。

問題なければ「保存する」をクリックして、設定を完了させましょう。

ステップ5:Garoonカレンダーのアクションを設定

次に、Garoonのカレンダーに予定を登録するアクションを設定します。
フローボットの「予定を登録する」をクリックしてください。

以下の画面で連携するアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。

以下のAPI接続設定ページで、案内に従って、各項目を設定してください。

「開始日時」と「終了日時」は、以下の画像のようにステップ3で取得したアウトプットを選択し、「2022-09-27T14:00」という形式で設定してください。

設定が完了したら「テスト」をクリックし、問題なければ「保存する」をクリックして設定を完了させましょう。

ステップ6:トリガーをONにし、フローボットの起動準備完了

これでフローボット稼働の準備が整いました。
「全ての設定が完了しました!」と表示されたら、「トリガーをON」をクリックしてください。お疲れ様でした!

これで、Googleフォームで回答が送信されたら、GoogleカレンダーとGaroonカレンダーに予定が自動的に登録されます。

その他のGoogleフォームとGoogleカレンダーを使った自動化例

他にもGoogleフォームとGoogleカレンダーを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1. Googleフォームに面接の予約情報が回答されたら、Googleカレンダーに予約を作成しGoogle Chatに通知する

こちらは面接などの予約管理が便利になる自動化フローです。Googleフォームで予約情報が送信されると、Googleカレンダーに予約が自動作成され、Google Chatで通知が届きます。
これにより、予約の見落としを防ぎ、面接のスケジュールをスムーズに管理できます。

2. Googleフォームの情報をGoogleカレンダーに追加してzoomのミーティングを作成する

手動でカレンダーに予定を追加し、さらにzoomのミーティングのURLを発行することに手間を感じている方も多いでしょう。
この自動化フローを利用すれば、Googleフォームに入力された情報から自動的にGoogleカレンダーに予定を追加し、同時にzoomミーティングも作成することができるため、業務効率の向上が期待できます。

3. Googleフォームの予約フォームの回答をもとにGoogleカレンダー予定を追加し、メールを送る

予約フォームの回答を手動で確認し、カレンダー登録やメール送信を行う手間に悩んでいませんか?
この自動化フローを活用すると、Googleフォームに回答があるたびにGoogleカレンダーに予定が自動追加され、さらにメールも送信されます。
これにより、人的ミスを減らし、時間と労力を軽減できます。

GoogleフォームとGoogleカレンダーを連携するメリットと具体例

メリット1:スケジュール登録の手間を軽減し、業務効率アップ

Googleフォームの回答を自動的にGoogleカレンダーやGaroonカレンダーに反映させることで、手動でのスケジュール登録の手間を大幅に削減できます。
例えば、会議や打ち合わせの予約をフォームで受け付ける場合、担当者がカレンダーに予定を手動で追加する作業をカットできます。
特に、多くの予定を扱う企業や、申請ベースでスケジュールを決定する業務では、負担の軽減につながります。
また、ヒューマンエラーを防ぎ、予定の重複登録や入力ミスを減少させることにもつながります。

メリット2:申請・承認フローを円滑にし、業務の遅れを回避

GoogleフォームをGaroonカレンダーと連携させることで、会議や出張の申請と承認プロセスがよりスムーズになります。
例えば、Garoonのワークフローと組み合わせることで、Googleフォームの入力が完了した時点でカレンダーに仮登録され、承認が下りると本登録される仕組みを作ることができます。
これにより、申請の漏れを防ぎ、承認後のスケジュール登録作業も軽減できます。
その結果、業務の進行が速くなり、組織全体の生産性向上が期待できます。

メリット3:イベントやセミナーの予約・リマインダーの自動化

Googleフォームを使ってイベントや社内研修の参加登録を受け付け、その情報を自動でカレンダーに登録することで、参加者の予定管理がスムーズになります。
また、Googleカレンダーのリマインダー機能を活用すると、開催前に自動で通知を送信できるため、参加率を向上させることが可能です。
これにより、手動でリマインダーメールを送る手間が省け、運営側の負担軽減が期待できます。

まとめ

本記事では「Googleフォームで回答が送信されたら、GoogleカレンダーとGaroonカレンダーに自動で登録する方法」を解説し、スケジュール管理の効率化を実現する手順を紹介しました。
この自動化フローを活用すると、フォームの回答が送信されるたびに、自動で2つのカレンダーにスケジュールが登録されるため、手動入力の作業を大幅に削減できます。
また、ヒューマンエラーのリスクが軽減されるため、スケジュールミスを防ぎ、全体的な業務効率の向上に貢献できます。
特に、複数の予定を管理する必要がある企業や、申請ベースでスケジュールが決まる業務をされている方に特にオススメです。

記事でご紹介した設定手順を参考に、皆さんの業務にこの自動化を取り入れ、より効率的な業務を体感してみてください!

この記事を書いた人
h.masuda
中小企業でマーケティングや事務など幅広い業務を経験してきました。 タスクが多くスピード感のある職場環境の中、発生する多くの入力業務を自動化できたらと悩んでいたところにYoomと出会いました。 皆様の限りある時間を有効活用できるよう、Yoomの自動化について初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきます。
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