ZoomとGoogle Meetの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/28

【ノーコードで実現】ZoomのデータをGoogle Meetに自動的に連携する方法

s.kinjo

「先方とのZoom会議が終わったら社内メンバーとその内容を共有したい!」
「フルリモートの業務でZoomとGoogle Meetの両ツールを活用して頻繁に会議をしているんだけど、会議を作成する手間を省きたい…」

もしこのように感じているのであれば、ZoomとGoogle Meetのデータ連携がおすすめです!
ZoomとGoogle Meetを連携すれば、個別に会議を作成する手間などが省け、オンラインミーティング開催にあたる効率化が期待できます。

そこでこの記事では、プログラミング不要のYoomを活用することで実現できるZoomとGoogle Meetの連携方法について、具体的にわかりやすく解説します。 ぜひ、この記事を参考にして、ZoomとGoogle Meetの連携を試してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にZoomとGoogle Meetの連携が可能です。

YoomにはあらかじめZoomとZoomとGoogle Meetを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ZoomとGoogle Meetを連携してできること

ZoomとGoogle MeetのAPIを連携すれば、ZoomのデータをGoogle Meetにも自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Zoomミーティング終了後、Google Meetで社内ミーティングを作成する

Zoomミーティングが終了したタイミングで自動的にGoogle Meetの社内ミーティングが作成されるため、時間の節約と業務効率化が期待できます。
異なるビデオ会議ツール間の連携を自動化したいと考えている方におすすめです!

Zoomミーティング終了後にGoogle Meetでフォローアップミーティングを作成する

Zoomでの会議が終了した後、自動的にGoogle Meetで次回のフォローアップミーティングを設定することで、手間を省きスムーズな連携が実現するはずです。

Zoomミーティング終了したら、後日Google Meetでフォローアップミーティングを作成する

こちらはZoom終了後、任意の日数後にGoogle Meetのフォローアップを設定できます。
好きなタイミングで設定できるため、ミーティング管理を漏れなく行いたい方におすすめです!

ZoomとGoogle Meetの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZoomとGoogle Meetを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでZoomとGoogle Meetの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

Yoomとは?

Yoomは日々の事務作業を自動化して、業務の効率化を図りたい方におすすめの次世代自動化ツールです!API連携はエンジニアではないユーザーにとっては難しい作業ですが、 Yoomは専門的な知識や複雑なコーディングは不要で、直感的な操作でアプリを一元管理できるので非常に便利です。

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

今回は「Zoomミーティング終了後、Google Meetで社内ミーティングを作成する」フローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • ZoomとGoogle Meetをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Zoomのトリガー設定およびGoogle Meetのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:ZoomとGoogle Meetをマイアプリ登録

ZoomとGoogle MeetをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
事前にマイアプリ登録を済ませておけば、自動化設定がスムーズに進められます。

Zoomのマイアプリ登録

1.まず初めにZoomのマイアプリ登録を行いましょう。
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

アプリ一覧からZoomを探すか、検索機能を活用して検索しましょう。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Zoomを選択しログインします。

※注意点

・Zoomを登録する際は、Client IDとClient secretの値が必要になります。

各値の取得方法については、こちらの記事を参照ください。

・下記の連携方法は、ZoomのAdmin-managedの権限範囲での連携となります。User-managedの権限範囲で連携したい場合はこちらをご参照ください。

Google Meetのマイアプリ登録

3.次はGoogle Meetをマイアプリに登録します。
(1)と同じように、Yoomの「新規接続一覧」の中からGoogle Meetをクリックしてサインインします。

Googleアカウントを選択して「次へ」をクリックします。

以下の画面が表示されたら「続行」をクリックします。

Yoomのマイアプリにそれぞれが登録されたら連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

1.自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

2.以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:Zoomのトリガーアクション設定

1.いよいよフローの設定に入ります!まずは以下の赤枠をクリックしましょう。

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認して「次へ」を押します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Zoom(OAuth)
  • 「Zoom(OAuth)と連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「トリガーアクション」→会議が終了したら

3.トリガーの起動間隔は、用途に合わせてプルダウンより設定してください。
ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。

4.任意の「メールアドレス」を設定します。

5.設定後、「テスト」をクリックしてください。テストが成功した場合は、アウトプットが取得できます。
こちらの値は後のフロー設定時に活用するので、取得された内容を確認しましょう。

ステップ4:ミーティングのレコーディング情報を取得する設定

1.続いて、「ミーティングのレコーディング情報を取得」をクリックします。

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認して「次へ」を押します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Zoom(OAuth)
  • 「Zoom(OAuth)と連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→ミーティングのレコーディング情報を取得

3.「ミーティングID」を先ほど取得したアウトプットから選択します。

4.入力後にテストが成功し、先ほどと同様にアウトプットが取得できたら「保存」をクリックします!

ステップ5:ミーティングのレコーディングファイルをダウンロードする設定

1.続いて、「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」をクリックします。

・Zoomのプランによって利用可能なアクションが異なるので予めご注意ください。
・現在は「ミーティングが終了したら」「ミーティングのレコーディング情報を取得する」というアクションがZoomの有料プランのみの対応となっています。詳しくは以下もチェックしてみてください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9550398

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認して「次へ」を押します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Zoom(OAuth)
  • 「Zoom(OAuth)と連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード

3.「ダウンロードURL」を先ほど取得したアウトプットから選択します。

4.こちらも入力後にテストが成功し、先ほどと同様にアウトプットが取得できたら「保存」をクリックします!

ステップ6:Google Meetの会議スペースを作成する設定

1.設定も折り返し地点です!これまでと同様に以下の赤枠をクリックします。

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認して「次へ」を押します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Google Meet
  • 「Google Meetと連携するアカウント情報」→アカウントに相違がないか確認
  • 「アクション」→会議スペースを作成

3.Google Meetでテスト用の会議スペースを作成し、会議URLを発行します。

4.こちらもテストが成功し、先ほどと同様にアウトプットが取得できたら「保存」をクリックします!

ステップ7:メールを送る設定

1.続いて、「メールを送る」をクリックします。

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認します。

  • 「タイトル」→自由に変更可能
  • 「アプリ」→Yoom

3.そのままスクロールして、メールの内容を入力していきます。
必須項目を入力し、任意の項目は用途に合わせて入力してください。

4.「本文」は、定型文やアウトプットを組み合わせることで、ミーティングごとの内容に合わせて自動通知できます。

例えば、「本日の会議内容のファイルを送信します。」や「日時:」など、毎回同じテキストを使用する部分は、定型文として固定値で入力します。

会議URLなど、ミーティングごとに異なる値を使用する部分はアウトプットを用いて設定しましょう!

5.設定完了後、「テスト」をクリックしましょう。
テストが成功したら、Google Meetでミーティングが作成できていることを確認しましょう!

確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ8:トリガーをONに設定して動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です!
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。

設定お疲れさまでした!

ZoomやGoogle MeetのAPIを使ったその他の自動化例

ZoomやGoogle MeetのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Zoomを使った自動化例

Zoomと連携することで、ミーティングURLを自動で作成し会議相手にメールで送付したり、Zoomミーティングの参加者情報をYoomのデータベースからAPI経由で取得するといったことが可能です。

Google Meetを使った自動化例

Google Meetと他のアプリを連携することで、Google Meetの会議が終了したら自動で議事録を作成し格納したり、Google Meetの会議スペースを作成し、メールで会議URLを送信するといったことが可能です。

終わりに

ZoomとGoogle Meetの連携を行うことで、複数個の会議作成の手間を簡略化できるでしょう!
「先方とのZoom会議が終わったら社内メンバーとすぐにGoogle Meetでミーティングを行って共有したい!」という場合でも、手間なく会議が作成されるため、使用ツールを切り替えたスムーズなオンラインミーティングが開催できるはずです。

なお、今回紹介したZoomとGoogle Meetのデータ連携をはじめ、Yoomは初心者の方でも簡単に連携ができるよう、シンプルで使いやすい仕様になっています。プログラミングなどの難しい知識は必要ありません。
そのため、今まで自動化の導入をあきらめていた方でもチャレンジしやすくなっています!

今すぐ無料でアカウントを発行する

登録は30秒で完了し、その後はすぐに操作可能です。実際に体験してみて、使用感を確かめてみてくださいね!

この記事を書いた人
s.kinjo
インターネットメディアやカスタマーサポート業界で働いてきました。 日ごろから効率化などの合理的な考えを軸に仕事に取り組んでいます。 Yoomを使用して、幅広い業務をスムーズに進めるための記事をお届けします。
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