2024/07/02
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートとLINEを連携をしてレスポンスのスピードを上げてみた

a.ohta

目次

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogleスプレッドシートとLINEの連携が可能です。

YoomにはあらかじめGoogleスプレッドシートとLINEを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

業務において「重要な情報を見逃してしまった」、「対応が遅れてしまった」という経験はありませんか?特に問い合わせ対応などは、素早く対応するためにタイムリーな情報共有が欠かせません。しかし、問い合わせ状況がまとめられたスプレッドシートなどを定期的に確認するのは手間がかかりますし、忙しいと忘れがちになります。
そんな悩みを解決するために、本記事ではGoogleスプレッドシートとLINEの連携方法をご紹介します。これにより、重要な通知がリアルタイムでLINEに届き、スピーディな対応が可能になるでしょう。

Google スプレッドシートとLINEの連携メリット

1. リアルタイム通知で素早く対応できる!
LINEのメリットはなんといっても、いつでもどこでもメッセージが気軽に確認できるという点でしょう。Google スプレッドシートに追加した情報が即時通知されることにより、対応を求められる仕事に対して素早い対応ができるようになります。
迅速さが命のプロジェクトとの相性抜群ですね。

2. コミュニケーションがスムーズになる!
チームでの共有が容易なGoogle スプレッドシートと手軽さが利点のLINEが組み合わされば、コミュニケーションがとりやすくなります。また、自動で通知が来るようになれば大切な情報の見落としも防げるようになるでしょう。
LINEは日常生活の中に溶け込んでいる必須ツールでもあるので、より気軽に活用できます。

3. データ確認が自動になる!
自動で通知が来るようになれば手動での確認作業をしなくて済みます。緊急事態にも即座に対応ができるようになるので、プロジェクトを円滑に進められるようになるでしょう。
とにかく見落としたくない内容や毎日チェックしなければならない内容におすすめです。

GoogleスプレッドシートとLINEの連携で目指すタスクの自動化例

1. 売上のチェック
Google スプレッドシートで売り上げ管理をして、それを毎日LINEで通知するのはいかがでしょうか。
Google スプレッドシートには日々の売り上げ情報が蓄積されていくので、データを一覧で見たい時に使用し、とりあえず当日の売り上げだけを把握しておきたい場合は自動で通知されるLINEを見るだけでチェックが終了します。

2. 問い合わせ内容のチェック
問い合わせフォームから送信された内容を即時にLINEに通知しつつ、詳細はGoogle スプレッドシートに記載しする使い方も便利です。
問い合わせ内容に対しスピード感のある対応をしなければならない場合はとても重宝する連携の事例と言えるでしょう。

3. タスクの進歩状況のチェック
タスクの進歩状況をGoogle スプレッドシートで管理するようになれば、チーム全体で確認することが可能です。さらにそれをLINEでリアルタイム通知することによりチーム内でのミスコミュニケーションを防げます。
各タスクの進展具合が自動で確認できると、自分が担当しなければならないタスクがいつ頃回ってきそうなのかもわかります。

GoogleスプレッドシートとLINEの連携フローの作り方

今回は国産ノーコードツールのYoomを用いてGoogle スプレッドシートとLINEを連携させてみましょう。コードを入力する必要なくすぐに始められます。

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

今回は「フォームに回答があったら、Googleスプレッドシートに情報を追加し、LINEに通知する」というテンプレートを使います。

以下の4ステップで簡単に設定ができます!

ステップ1:Google スプレッドシートとLINEのマイアプリ連携
ステップ2:問い合わせフォームが送信されたら起動するトリガーの設定
ステップ3:Google スプレッドシートに情報を追加する設定
ステップ4:LINEに通知する設定


Yoomではテンプレートがこれ以外にも色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!Yoomの登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでください。

次はYoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。マイアプリ連携はとても簡単です。

ステップ1:Google スプレッドシートとLINEのマイアプリ連携

まずは上記テンプレート「フォームに回答があったら、Googleスプレッドシートに情報を追加し、LINEに通知する」の画面下にある「このテンプレートを利用する」をクリック

     ↓

そうすると「マイプロジェクト」というページに移行します。
画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択しましょう。

     ↓

右上の新規接続をクリック

     ↓

まずはLINEから登録してみましょう。
検索窓に「LINE」と入力するとLINEのアイコンが出てくるのでクリックします。

上記の画面に移行するので、赤枠の任意の方法で登録してください。
ちなみに、QRコードだと登録がすぐ終了するので、QRコードがオススメです。

先に進むと上記のような画面に移行します。

赤丸の部分がトークルームのアイコンで、赤枠の部分が今回選んだトークルームです。LINEに登録してあるトークルームが全て確認できるので、今回のフローで通知を送信するルームを選択して、「同意して連携する」をクリック。
そうするとLINEに「[Yoom]と連携が完了しました。」というメッセージが来ます。
これにてLINEのマイアプリ連携はOKです!次はGoogle スプレッドシートとYoomを連携しましょう。

     ↓

LINEと同じく検索窓に「Google スプレッドシート」と入力するとGoogle スプレッドシートのアイコンが出てくるのでクリックします。
連携するGoogleアカウントを選択して登録すればいいだけなのですが、必ず使用しているアカウントでログインしてください。

マイアプリ連携が終わったので本題のフローボットの作成にいきましょう。

ステップ2:問い合わせフォームが送信されたら起動するトリガーの設定

マイアプリ登録が完了したら画面左の「マイプロジェクト」をクリック

     ↓     

Google スプレッドシートのアイコンの「【コピー】フォームに回答があったら、Googleスプレッドシートに情報を追加し、LINEに通知する」という画面に入り、右上の編集するをクリック

     ↓

メールアイコンの「問い合わせフォーム」を押しましょう。そうすると、すでに作成された問い合わせフォームが出てきます。
もし追加したい内容や変更したい箇所などがあれば任意でチェンジできます!自在にアレンジ可能なので、欲しい情報を記載していきましょう。

     ↓

次へを押すと上記の画像のようになります。今回はデフォルトの問い合わせフォームのままです。
問い合わせフォームに変更を加えた場合はこの限りではないので注意してください。

ここまできたら保存を押しましょう。

ステップ3:Google スプレッドシートに情報を追加する設定

次にGoogle スプレッドシートの設定です。まずは問い合わせ内容を蓄積するシートの作成が必要なので、問い合わせフォームの内容に沿ったGoogle スプレッドシートを用意しましょう。
今回は問い合わせフォームの内容のままシンプルに作ってみました。

シートが用意できたらGoogle スプレッドシートのアイコンの「レコードを追加する」をクリックします。

     ↓

この画面内で変更するのはスプレッドシートのID、タブ名、テーブル範囲です。
画像の赤枠内にGoogle スプレッドシートのIDがあるのでコピペすると、タブを取得するので選択してください。シートを確認してテーブル範囲も決めましょう。次へを押します。

     ↓

先ほど作成したGoogle スプレッドシートの項目が現れるので内容を入力していきます。メッセージボックス内をクリックすると…

上記のように問い合わせフォームの内容が表示されるので、該当するものをチョイス!全部入力し終わると、以下のようになります。

ここですぐ下にあるテストのボタンを押してみましょう。そしてGoogle スプレッドシートを確認すると…

おお…!!今入力した内容が反映されていますね。
これでGoogle スプレッドシートの設定は完了したので、忘れずに保存するを押します。

ステップ4:LINEに通知する設定

次にLINEアカウントのアイコンの「トークルームにメッセージを送信」をクリックします。

     ↓

連携アカウントとアクションを選択という画面に行きますが特に変更する内容がなければ次へを押します。

   ↓

次が最後の設定です!
メッセージボックス内をクリックするとメールのアイコンで「問い合わせフォーム」という選択肢が出てくるのでクリック。そうすると、先ほど登録した内容が表示されます。

LINEで送信したい内容のものを追加していきましょう。追加は、クリックをするだけです。
最後に見栄えを整えてテストを押します。そうするとLINEに通知が来るので、通知を確認したら保存を押します。

     ↓

仕上げに実際の用途に同じく問い合わせフォームを利用して送信してみましょう。

画像の赤枠部分をクリックしてオンにします。
「マイプロジェクト」
を押して「【コピー】フォームに回答があったら、Googleスプレッドシートに情報を追加し、LINEに通知する」をクリックすると、問い合わせフォームが表示されます。
回答をして「フローボットを起動する」というボタンをクリックしてください。

ほどなくしてLINEの通知が来ます。LINEとGoogle スプレッドシートをチェックしてみましょう。

追加されています。


これにて全ての設定が完了です。

その他のGoogleスプレッドシートとLINEを使った自動化の例

他にもGoogleスプレッドシートとLINEを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.LINE公式アカウントで友達が登録されたら、Googleスプレッドシート追加するフローです。もちろん友だち追加をトリガーとしてスプレッドシートに記録することも可能です。仕事でLINEを使われている方には友達をリスト管理できるので便利そうです。

2.スプレッドシート上での情報更新をトリガーにしてLINEに通知するためのテンプレートです。通知先としてLINEを使いたい方に便利です。

3.Googleスプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でLINEに通知するフローです。これを使うことでLINEグループを使わずに一斉通知が可能なため、諸般の事情があってLINEグループを作れないときには非常に便利そうです。

まとめ

プライベートでも使用する機会の多いLINEは迅速なチェックが求められるタスクとの相性が抜群です!細やかに確認しなければならない内容や素早いレスポンスが求められる問い合わせなどは、リアルタイム通知をすることでかなりの手間が省けます。
Google スプレッドシートと連携すればデータの蓄積も叶います。
Yoomならノーコードでフローボットが作れます。難しいプログラミングの知識などは必要ないので、ぜひ1度チャレンジしてみてください。

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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