2024/12/20
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートとdirectを連携して、Google スプレッドシートで行が追加されたら自動的にdirectのグループトークにユーザーを追加する方法

s.miyamoto
Google スプレッドシートとdirectの連携イメージ

目次

トークルームのユーザー追加を自動化して、スムーズな業務進行を図りませんか。
Google スプレッドシートとdirectを連携することで、業務の効率化と情報共有の迅速化を実現できます。
この記事では、Google スプレッドシートで行が追加された際に、directのグループトークに自動的にユーザーを追加する方法を解説します。
この自動化により、手動での作業を減らし、プロジェクトの初動をスムーズ化が期待できます。
アプリ連携はプログラミング不要で手軽に導入できますので、ぜひお試しください。

こんな方におすすめ

  • Google スプレッドシートとdirectを業務で利用しており、情報共有を効率化したいと考えているプロジェクトマネージャー
  • API連携による自動化で、チーム間のコミュニケーションを円滑化したいチームリーダー
  • 複数部署や外部関係者が関わるプロジェクトで、ミスを防ぎつつ連携を強化したい営業担当

Google スプレッドシートとdirectの連携メリットと具体例

メリット1: チームの連携強化

Googleスプレッドシートに新しい行が追加された際に、関連するユーザーがdirectのグループトークに自動追加される仕組みによって、情報共有が素早く行われます。
このプロセスを通じて、担当者がメールや個別チャットを使用して情報を伝達する時間を削減できるため、スムーズなタスク進行をサポートします。
たとえば、新規プロジェクトの立ち上げ時に関係者全員を手動で招待する手間を省き、タスクが素早く共有される環境を作ることで、初動の効率向上が期待できます。

メリット2: 人的ミスの防止

手動でユーザーをdirectのグループトークに追加する作業では、追加漏れや誤ったユーザーの招待といった人的ミスが発生する可能性があります。
そこでGoogle スプレッドシートとdirectのアプリ連携による自動化を導入することで、設定条件に従った正確なグループ管理が可能になり、人的ミスを防ぐことができます。
特に、複数の部署や外部関係者が絡むプロジェクトでは、正確なメンバー管理が重要視されます。
例えば、プロジェクトの準備段階で関係者を登録する際、自動化により各メンバーが適切にグループに追加され、円滑なコミュニケーションがサポートされます。
これにより、必要なメンバーへの連絡漏れによるトラブルの回避が期待できます。

メリット3: プロジェクト進行の透明性向上

directのグループトークへの自動追加により、関連メンバー全員が最新の進捗状況や情報を素早くに把握できるため、プロジェクトの透明性向上が期待できます。
特に、プロジェクトの担当者が複数にまたがる場合や、外部協力者が関与するケースで有効です。
プロジェクト全体の流れをグループ内で共有することで、担当者間の責任範囲も明確になります。
たとえば、Google スプレッドシートとdirectの連携によって開発チームにサプライヤーを含む外部関係者がスムーズに追加されることで、必要な情報が全員に共有されること環境が構築され、プロジェクトの可視性が向上すると予想されます。

それではここからノーコードツールYoomを使って、Google スプレッドシートで行が追加されたら自動的にdirectのグループトークにユーザーを追加する方法をご説明します。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートに追加した内容をdirectで自動化する方法

Google スプレッドシートに追加した内容をGoogle スプレッドシートのAPIで受け取り、directのAPIで指定トークルームにユーザーを自動追加することで実現可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Google スプレッドシートとdirectをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Google スプレッドシートでトリガーを設定し、directでアクションを設定する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

Yoomに登録している方はログインし、未登録の方は無料登録後に設定を進めてください

ステップ1:Google スプレッドシートとdirectをマイアプリ連携

はじめに、Google スプレッドシートとdirectをマイアプリに連携します。
Yoomにログインした後、画面左側の「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」を選択すると、アプリの検索欄が表示されます。

Google スプレッドシートを検索しクリックしてください。‍


「Sign in with Google」をクリックしサインインしてください。

アクセスを許可するとマイアプリ連携が完了します。

directを検索してクリックしてください。

注釈を参考にしてdirectでアプリケーション登録を行い、Client IDとClient Secretを発行して各欄に入力してください。
その後「追加」をクリックするとマイアプリ連携が完了します。

次に、テンプレートを利用して設定を進めていきましょう。
Yoomにログインして、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」と表示されるので、「OK」をクリックしてコピーを完了してください。

ステップ2:トリガーを設定

Google スプレッドシートのトリガーを設定します。「行が更新されたら」をクリックしてください。

「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に編集できますが、トリガーアクションは変更せず、「次へ」をクリックしてください。

接続の詳細を設定します。
「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分から選べます。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますのでご注意ください。
「スプレッドシートID」と「シートID」は、欄をクリックすると表示される候補から選択するか、該当シートのURLから引用してください。
テーブルの範囲や列の設定は、該当のスプレッドシートを参照しながら設定しましょう。
すべて設定できたら「テスト」をクリックしてください。

アウトプットにスプレッドシートから取得したデータが表示されていることを確認し、問題なければ「保存する」をクリックしましょう。

ステップ3:アクションを設定

次に、directのアクションを設定します。「グループトークにユーザーを追加」をクリックしてください。

先ほどと同様にタイトルの任意編集とアカウント情報の確認を行い、アクションは変更せず「次へ」をクリックして先に進みます。

各項目に適するデータをアウトプットから選択してください。
その後「テスト」をクリックし、directのトークルームに指定ユーザーが追加されたことを確認し「保存する」をクリックしてください。

「トリガーをON」をクリックし、フロー稼働の準備が完了です。
これで、Google スプレッドシートに行が追加されると、directのグループトークにユーザーが自動で追加されます。

その他のGoogle スプレッドシートを使った自動化の例

他にもGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Googleスプレッドシートで行が追加されたらZoomでウェビナーに登録者を追加する

Google スプレッドシートで行が追加されると、その情報をもとに、Zoomのウェビナー登録者が自動的に追加されます。
これにより、スプレッドシートのデータがタイムリーにZoomに反映される仕組みが整い、手作業での登録が不要になります。大量の登録作業が発生するウェビナー運営に役立つ仕組みです。

2.Googleスプレッドシートで行が追加されたらLINE WORKSに通知する

Google スプレッドシートで行が追加されると、その情報をもとにLINE WORKSに自動で通知が送信されます。
これにより、スプレッドシートの更新内容が素早くチームに共有され、情報の見落としを防げます。チーム間の連携がスムーズになり、業務のスピードアップが期待されます。

3.特定のスケジュールになったら、Googleスプレッドシートの情報をGmailで通知する

Google スプレッドシートの情報がGmailを通じて指定日に自動送信されます。これにより、事前に登録された情報が必要なタイミングで共有されます。会議のリマインダーや定期的な報告通知にも活用できる仕組みです。

まとめ

Google スプレッドシートとdirectの連携により、業務の効率化と情報共有の迅速化が実現できました。
このアプリ連携により、手動作業の削減とプロジェクトのスムーズな進行が実現します。
これにより、チームの連携強化や人的ミスの防止、プロジェクト進行の透明性向上が期待できます。

Yoomのアプリ連携はプログラミング不要で手軽に導入できます。この機会に、自動化による業務効率化をぜひ体験してください。

この記事を書いた人
s.miyamoto
外資企業のカスタマーサクセス業界にて約5年の経験があります。 オペレーターや管理職など、さまざまな立場から培った現場の課題点を元に、日々お役立ちコンテンツを発信していきます。 Yoomを活用し、顧客体験を向上するヒントなど、現場で活かせるコンテンツを皆様にお届けしていきます!
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