Google スプレッドシートとLINEの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-24

Google スプレッドシートで行が追加されたらLINEに通知する方法

k.hieda

パンデミック以降、オフィス勤務に戻る企業が増えた一方で、リモートワークやフレキシブルワークといった新しい働き方も定着しつつあります。
フリーランスとの共同作業シーンが増えた企業も多いのではないでしょうか。

個々のツールをそれぞれ使用するのもいいですが、Yoomで2つのアプリを連携し、「Google スプレッドシートで行が追加されたらLINE公式アカウントに通知する」ことで、さらなる業務効率化が目指せます。
両アプリはシェア率が高いため、様々なポジションの方にとって便利なフローです。

本記事では、自動化するメリットとプログラミング不要で実装する方法をご紹介します。

※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。

こんな方におすすめ

  • Google スプレッドシートとLINE公式アカウントを活用している方
  • Google スプレッドシートとLINE公式アカウントを連携して、業務効率化を考えている方
  • Google スプレッドシートとLINE公式アカウントを連携して、膨大な社内データを管理している方
  • Google スプレッドシートとLINE公式アカウントを連携して、作業の負担を削減したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

次のセクションから、「Google スプレッドシートで行が追加されたらLINE公式アカウントに通知する」フローボットの作り方をYoomのテンプレートを用いてご紹介します。

お試しはフリープランから!まずはご登録をどうぞ♪ >Yoomに無料で登録する

Google スプレッドシートとLINE公式アカウントの連携フローの作り方

事前に準備するもの

Google スプレッドシート

  • Google アカウント情報(メールアドレス・パスワード)
  • 更新するシートを作成しておいてください。今回はECサイトの情報共有シーンを想定して、こんなシートにしてみました。
    ※項目名に重複した名称があると、紐付けができないため重複しない一意の値を設定してください。(今回の場合だと、商品と個数と金額に対して1,2,3‥と振りました)

LINE公式アカウント

  • アカウント名、アクセストークンの各アカウント情報

実機(スマホ)での確認が必要な場合がありますので、実機が近くにあるときの作業をおすすめします。

LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法 | Yoomヘルプセンター

Google スプレッドシートとLINE公式アカウントをマイアプリ連携

まずはGoogle スプレッドシートをマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からGoogle スプレッドシートを検索してください。

Google スプレッドシートのアプリアイコンを検索し、クリックします。

「Sign in with Google」をクリックすると、アカウントを選択する画面に移行するので、連携させたいアカウントを右の管理アカウントから選択します。

選択後、サインイン画面に移行するので、認証を完了させてください。
まずは1つ目のGoogle スプレッドシートの接続が完了しました。

次に、LINE公式アカウントを接続しましょう。
Google スプレッドシートのマイアプリ登録と同様に、LINE公式アカウントを選択します。

連携するLINE公式アカウントの「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、[追加]をクリックします。
LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法については、こちらの記事もご確認ください。

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、下記のテンプレートの「試してみる」のアイコンをクリックします。

テンプレートがコピーされるので、「OK」ボタンをクリックします。

では、フローボットの設定を進めていきましょう!

ステップ2 アプリトリガー「行が追加されたら」

まず、テンプレートのひとつめのプロセスをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ご利用プランによって起動間隔の選択内容が変わります。
    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
  • ID:候補から選択するかスプレッドシートIDを指定してください。URL内の「/spreadsheets/d/●●●/」の部分がスプレッドシートIDとなります。編集欄をクリックで、候補が表示されます。選択するとIDが引用されます。
  • シートID:候補から選択してください。URL内の「/edit?gid=●●●/」の部分がシートIDとなります。こちらも編集欄をクリックでIDを引用できます。
  • テーブルの範囲(始まり):テーブルの範囲をAからHとしたい場合は、「A」を指定してください。
  • テーブルの範囲(終わり):テーブルの範囲をAからHとしたい場合は、「H」を指定してください。
  • 一意の値が入った列:メールアドレスやIDなど、列内で値が重複しない列(ユニークキーとなる列)の列名を選択してください。例)A

テスト→成功

アウトプットにはGoogle スプレッドシートのレコード内容が抽出されました。

ステップ3 アプリと連携する「テキストメッセージを送信」

テンプレートの2つめのプロセスをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

(2/2)API接続設定

  • ユーザーID:任意のユーザーIDを指定します。
    LINE公式アカウントでユーザーIDを取得・確認する方法はこちらを確認しましょう。
  • メッセージ:編集欄をクリックで、先ほどGoogle スプレッドシートからのアウトプット一覧が表示されます。メッセージ内に必要な項目を選ぶと引用できます。

→テスト →成功するとLINE公式アカウントに通知がきます。

→保存する

ステップ4 アプリトリガーを【ON】にする

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

こちらで連携作業は完了です!プログラミングの知識がない私でも、テンプレートを使ったので簡単に連携できました。

今回使用したテンプレートはこちら↓

Google スプレッドシートやLINE公式アカウントを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGoogle スプレッドシートやLINE公式アカウントのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Google スプレッドシートとLINE公式アカウントのその他の自動化例

LINE公式アカウントで受信したメッセージをGoogle スプレッドシートに追加したり、特定のWebhookイベントを受け取った後に特定の行を素早く更新することができます。
また、スケジュールトリガー機能を活用して、定期的にGoogle スプレッドシートのレコード件数を集計し、LINE公式アカウントで通知することも可能です。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

課題や案件が登録されたらGoogle スプレッドシートにも追加する

Google スプレッドシートへの情報追加を自動化することで、共有資料の作成の手間が省かれ、業務の効率化を図ることができます。

毎日、Google スプレッドシートで日付が今日に該当するレコードを取得して通知する

通知を自動化することで、Google スプレッドシートから当日のタスクを検索する手間を無くし、迅速に業務を進めていくことができます。

Google スプレッドシートで行が追加されたらフォルダを作成する

手動作業の手間を削減できるほか、フォルダ名のタイプミスや作成忘れといった人的ミスを防止できるようになるかもしれません。

LINE公式アカウントを活用した自動化例

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら追加する

自動同期により、登録漏れや転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことで、ユーザー情報の一元管理を実現できるかもしれません。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたら通知する

自動通知により、顧客からのメッセージを見逃すことなく迅速に確認・対応できるようになるはずです。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらアップロードする

自動化フローによりファイル受信からストレージへの保存までのタイムラグが解消され、後続業務をスムーズに進められるようになるはずです。

Google スプレッドシートとLINE公式アカウントを連携するメリット

メリット1:チーム全体の効率化

ECサイトで新しく購入が確定し、Google スプレッドシートに注文内容等の情報を蓄積するシーンは多々あるはずです。
その際、情報が追加される度にLINE公式アカウントで関係者に通知されれば、各担当スタッフがタスクを進行しやすくなるのではないでしょうか。
その結果、<span class="mark-yellow">これまで管理者が行っていた進行管理のプロセスが簡素化されると予想されます。</span>

メリット2:社外への情報共有がスムーズになる

セキュリティーの観点で外注先にプラットフォームのアカウントの共有ができない場合、必要な情報をGoogle スプレッドシートに記載し共有している方もいるのではないでしょうか。
このような場合に、新規注文情報がGoogle スプレッドシートに入力されたら自動で担当者に通知するように設定すると、外注先の担当者は迅速な発送手配が可能になります。
Google スプレッドシートとLINE公式アカウントを連携することで、こうした<span class="mark-yellow">対応の円滑化も期待できます。</span>

まとめ

いかがでしたか?
国内のシェア率が高いアプリ同士の連携なので、ビジネスだけでなく教育関係のシーンやインターンとの共同作業でも役立ちそうです。
今回紹介したようなアプリの連携作業は、プログラミングの専門知識や経験がいらないため、さっそく今日からGoogle スプレッドシートと LINE公式アカウントの連携に取り組めます。

<span class="mark-yellow">Yoomを使えば、煩わしかった手作業を自動化でき、あなたとチームの時間をもっと豊かにできます!</span>まずはフリープランへのご登録からお試しくださいね。

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では、また〜!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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