2024/08/26
アプリ同士の連携方法

【プログラミング不要】Googleスプレッドシートから本日予定のレコードを取得して、毎日LINEに自動通知する方法

k.hieda

目次

毎日たくさんのアポイントやタスクを抱えている営業担当者。毎朝「今日の予定はなんだっけ?」「重要な連絡事項を忘れていないだろうか…」…など、タスクの綿密な確認に大忙しではないでしょうか。そんな営業担当の方へ、Yoomは「Googleスプレッドシート上の日付が今日に該当するレコードを取得し、毎朝LINEに自動通知するフローボット」を作りました。この自動化で、毎朝の予定確認の手間を省き、より効率的に営業に集中できるようサポートします。

本記事では、プログラミングを使わず設定する方法をご紹介します。このフローは汎用的に使えるため、営業のタスク・スケジュールの通知以外にも様々な用途で活用できます。ぜひ最後まで読んでくださいね。

Google スプレッドシートとLINEを連携させ自動通知するメリット

Google スプレッドシートの情報を自動で転記し、毎朝LINEで閲覧できるメリットを考察してみました。

メリット1 移動中でも今日のタスクをLINEで簡単に確認できる

Google スプレッドシート上で管理されたタスクを毎朝LINEで自動通知すると、今日やるべきタスクを一目で確認でき優先順位がつけやすくなります。またLINEに通知することで、<span class="mark-yellow">モバイルでの閲覧ができ通勤中もタスクの確認がスムーズです。</span>

メリット2 情報確認のミスを減らすことができる

自動化すると、手作業が減るため時間の節約にもなります。何より、Google スプレッドシートの情報を自動転記するため入力ミスの発生はありません。<span class="mark-yellow">人為的ミスがなくなるため、精度が高い情報をLINEに通知</span>できます。

Yoomを使ってGoogle スプレッドシートとLINEを連携するメリット

アプリ同士の連携は、プログラミングの知識と経験が必要です。従来はエンジニアへ依頼することが一般的でしたが、Yoomを使えば非エンジニアの方でもフローボットが作れます。<span class="mark-yellow">プログラミングが苦手な方も今日から自動化に取り組めます。</span>

簡単コネクト機能

あらかじめ各アプリでできるアクションをしています。実行したいアクションを選ぶだけで設定を進められます。

多様なアプリ連携

Yoomでは国内外のさまざまなサービスと連携できます。これまで使っていたアプリを変えなくても自動化を取り入れることができます。

ユーザーフレンドリーなインターフェース

日本語での操作説明がメインのため、IT用語に馴染みがなくても感覚的に操作できます。

次のセクションから「Googleスプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でLINEに通知する」自動化をYoomのテンプレートを使った組み方をご紹介します。

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Google スプレッドシートとLINEの連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Google スプレッドシート

  • 連携するGoogle アカウントのログイン情報
  • Google スプレッドシート
    • 1行目をヘッダにして項目を入力します。注意点は重複する項目名がある時は「項目名1」「項目名2」のように連番をふってユニーク値を設定してください。(項目が重複してるとうまく連携できないのです)2行目に以降にはダミー情報を記入しておいてください。
    • 今回は営業担当者のタスク・予定管理に着目してシートを作成してみました。アポイント・納品・資料作成などのタスクをタブごと分け、それぞれ今日の日付に該当する顧客名をLINEに通知するのが目的とします。

操作手順については詳細なガイドが提供されているため、安心して利用いただけます。

LINE

  • ログイン情報(メールアドレス・パスワード)
    • 実機(スマホ)での確認が必要な場合がありますので、実機が近くにあるときの作業をおすすめします。

>ヘルプ:LINEのマイアプリ連携方法

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへご登録後、こちらのバナーをクリック!Yoomワークスペースの「マイプロジェクト」にテンプレートがコピーされます。

コピーされたら、右上の「編集する」をクリックし、各プロセスの設定・編集に進みます。

ステップ2 スケジュールトリガー「指定したスケジュールになったら」

テンプレートの1番目のプロセスをクリックします。こちらでは、毎朝9時にフローボットが起動するよう設定します。

(1/1)実行時間の指定

下記項目は初期設定済みです。任意で変更が可能ですが、このまま進んでOKです。

  • スケジュールトリガーのタイトル
  • スケジュール設定

事前のスケジュール設定では、曜日指定のタブから平日全部と時刻は朝9時に設定しています。任意のタイミングに変更可能です。ちなみにCron設定ではより細かい時間の設定もできます。

>もっと詳しく:Cron設定方法

→保存する

ステップ3 データベースを操作する「複数のレコードを取得する 最大10件」

プロセスの2番目をクリックします。こちらでは連携するGoogle スプレッドシートの設定と、シート内で取得したいレコードの条件を設定します。

(1/2)データベースの連携

以下の項目は事前に設定済みのため操作は不要です。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • 実行アクション

連携するGoogle スプレッドシートのアカウントは、設定が必要です。
Google スプレッドシートと連携するアカウント情報:「+連携アカウントを追加」をクリック。Googleにログインする画面になります。連携するアカウントのメールアドレスまたは電話番号とパスワードを入力し、Yoomからのアクセスを許可してください。

Google アカウントとの連携ができたら、画面のすぐ下にあるデータベースの連携に進みます。

スプレッドシートID

  • 直接IDを入力するか、編集欄をクリックすると連携したGoogle アカウントから候補のシートがピックアップされるため、該当のシートを選択します。選択するとIDが引用されます。

スプレッドシートのタブ名

  • 直接名称を入力するか、編集欄をクリックすると連携したGoogle アカウントから候補のタブ名がピックアップされるため、該当のタブを選択します。選択するとIDが引用されます。

テーブル範囲

  • 「A1:G30」という形式で設定してください。今回はA〜Hがテーブル範囲のためA1:Hと入力しました。

→次へ

(2/2)データベース操作の詳細設定

設定したテーブルの範囲からアウトプットを抽出するプロセスです。取得したいレコードの条件を設定します。

取得したいレコードの条件

  • 条件にあうレコードを設定します。今回のフローが「当日の日付が入った行の内容を拾う」オペレーションのため、日付を等しい値として設定します。
  • 今回の自動化の目的は毎日のタスク別に(アポイント、納品、資料作成)に該当する顧客名をLINEに通知することなので、顧客名と日付を設定しました。編集欄をクリックで候補一覧が表示され、そのプルダウンの中に「日付」というタブが表示されます。

  • 日付はスプレッドシートの形式と一致させる必要があります。今回は「YYYY/MM/DD」の形式だったため日付の候補から同じ形式を選択しました。

→テスト →成功 アウトプットにはスプレッドシートの項目とテスト情報が抽出されました。この後に続くプロセスの設定に引用します。

→保存する

ステップ4 アプリと連携する「トークルームにメッセージを送信」

テンプレートの3番目のプロセスをクリックします。ここではLINEに送信する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

下記項目は事前に設定が済んでいます。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • アクション

連携するLINEのアカウント情報は、設定が必要です。
「+連携アカウントを追加」をクリック。LINEにログインする画面になります。

  • 連携するアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、Yoomからのアクセスを許可してください。

>ヘルプ:LINEのマイアプリ連携方法

→次へ

(2/2)API接続設定

メッセージの内容を設定します。

  • メッセージの編集欄をクリックで、先ほどGoogle スプレッドシートから抽出したアウトプットが候補として表示されます。今回は顧客名を使用したいため、選択しました。選択すると引用できるコードに置き換えられます。→{{引用できる}}
  • 顧客名だけだと通知内容がわかりにくいため、冒頭に【アポイント】と記載して内容がわかるようにしました。

 →テスト →成功 →保存

ステップ5 アプリトリガーを【ON】にする

フローボットの1番上のプロセスについてるスイッチ【ON】にすると、設定完了です。

こちらで連携作業は完了です!LINEで通知が確認できました。

今回のフローでは、アポイントというタブから今日の日付に該当する行に含まれる企業名を表示させました。他にも資料作成、納品などのタスク別でタブを作りフローを設定すると、タスク別に投稿されます。

<span class="mark-yellow">プログラミング言語を習得していない私でも、テンプレートの使用で短時間で設定できました。</span>今回のテンプレートはこちらです。

Yoomのテンプレートは継続的に追加し続けています。

Yoomのテンプレートを活用すれば、GoogleスプレッドシートとLINEを連携した、様々な業務の自動化が可能になります。膨大な請求書作成や顧客情報管理など、あなたの課題解決に役立つテンプレートが見つかるはずです。

テンプレート一覧

まとめ

Google スプレッドシートで今日の日付に該当する行の情報を毎日LINEに通知する方法をご紹介しました。コードを入力せず実装できることがわかりました。プログラミングが苦手な方も、今からすぐに始められます。

Google スプレッドシートとLINEの連携によるメリットは、スプレッドシート上の必要な情報を、モバイル上で確認できることです。通勤中でも今日のタスクやスケジュールをLINEで確認できるため、出社してすぐに業務に取り組む準備が整います。わずかな時間の節約ではあるものの、長期的には大きな効率化につながります。

<span class="mark-yellow">Yoomを使うと意外と時間がかかっていたルーチンワークを自動化でき、時間の有効活用につながります。あなたとチームの時間をもっと豊かにしましょう!</span>ノーコードで設定できるツールのためプログラミングの習得は不要です。ぜひすぐに試してくださいね。

Yoomの連携を無料ではじめてみる

では、また〜!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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