Microsoft ExcelとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-28

【ノーコードで実現】AIで経理データを分析し、自動記録する方法

s.kinjo

「毎月、大量の領収書や請求書データを手作業でMicrosoft Excelに入力し、勘定科目の仕分けにも時間がかかってしまう…」
「締め処理に追われて、確認作業に多くの時間を費やし、集中したい分析業務になかなか着手できない…」
このように、経理業務における煩雑な手作業や、それに伴う時間的制約に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

もし、<span class="mark-yellow">AIが領収書や請求書の内容を自動で読み取り、適切な勘定科目を判断してMicrosoft Excelの所定のフォーマットへ正確かつ迅速に記録してくれる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されます。
月次決算の早期化はもちろん、より付加価値の高い財務分析や経営戦略のサポートといったコア業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、導入の手間や時間もかかりません。ぜひAIを活用した経理業務の自動化を導入して、日々の作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">AIを活用して領収書データから勘定科目を判定する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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AIによる経理データの自動化のための連携テンプレート

経理業務におけるAIの活用は、<span class="mark-yellow">領収書や請求書のデータ入力、仕訳作業の自動化を可能にし、手作業による時間とミスを大幅に削減します。</span>

ここでは、AIを利用して経理関連の情報を処理し、Microsoft Excelや他の業務システムへスムーズに連携するための自動化テンプレートを具体的な例を交えて紹介します!気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

ストレージサービス上の書類をAIで処理しに記録する

<span class="mark-yellow">Boxなどのストレージサービスにアップロードされた領収書や請求書をAIが自動で読み取り、勘定科目などを判定してMicrosoft Excelに記録する</span>フローです。

書類の整理からデータ入力までの一連の流れを自動化し、経理業務の正確性と速度を向上させましょう!

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データベースサービスの経費データをAIで確認・更新する

<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートなどのデータベースサービスに登録された経費申請データをAIが自動でチェックし、不備があれば内容を更新する</span>ことができます。

申請内容の正確性を担保し、差し戻しの手間を削減してスムーズな経費精算を実現しましょう!

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メールで受信した書類をAIで処理しデータベースに記録する

<span class="mark-yellow">Outlookなどのメールで受信した領収書データをAIが自動で読み取り、勘定科目を判定してNotionなどのデータベースに記録する</span>ことができます。

メールからのデータ転記作業をなくし、迅速な情報共有と経費処理の効率化を進めましょう!

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AIで領収書の勘定科目を判定し、自動記録するフローを作ってみよう

ここでは代表的な例として、<span class="mark-yellow">Boxに新しい領収書ファイルがアップロードされたタイミングをトリガーに、AIがその内容を読み取って勘定科目を判定し、結果をMicrosoft Excelの指定したシートに自動で追記するフロー</span>を解説していきます!

今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきます。まだアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • BoxとMicrosoft Excelのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Boxのトリガー設定およびMicrosoft Excelのアクション設定
  • トリガーをONにしてフローが正しく動くかを確認
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ステップ1:BoxとMicrosoft Excelのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

【事前準備 Microsoft Excel】

※‍今回のフローは、Microsoft Excelの指定したシートに追記するため、準備する必要があります。(マイアプリ連携後に作成した場合、うまく連携できないことがあります)

なお、今回はテスト用で以下のようなシートを作成しました!

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。

Boxのマイアプリ登録

3.入力欄にBoxと入力するとアイコンが表示されるので、クリックします。
以下の画面で、Boxにログインしましょう。

Microsoft Excelのマイアプリ登録

4.次はMicrosoft Excelをマイアプリに登録します。
(1)と同じように、Yoomの「新規接続一覧」の中からMicrosoft Excelをクリックしてサインインします。Microsoft Excelを選択できたら、使用するアカウントでログインしてください。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項 | Yoomヘルプセンター

Yoomのマイアプリにそれぞれが登録されたら連携が完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

1.自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

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2.以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:Boxのトリガーアクション設定

1.いよいよフローの設定に入ります!まずは以下の赤枠をクリックしましょう。

2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「フォルダにファイルがアップロードされたら」のまま「次へ」をクリックして進んでください。

3.実際にBoxの画面で、テスト用のファイルを格納しましょう!

今回は以下のファイルで試してみます。

4.次にYoomに戻り、「フォルダのコンテンツID」を赤枠の注釈を参考に入力します。

※実際の画面では、以下のような表示なっています↓

5.設定後、「テスト」をクリックしてください。テストが成功した場合は、アウトプットが取得できます。
こちらの値は次の設定に活用するので、取得された内容を確認して保存しましょう。

ステップ4:Boxのファイルをダウンロードする設定

続いて、「ファイルをダウンロード」をクリックします。

2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。

先ほどと同様にタイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りに「ファイルをダウンロード」のまま下にスクロールします。

3.「コンテンツID」は先ほど取得したアウトプットから選択します。

4.設定後に「テスト」を実行します!
テストが成功するとアウトプットが表示されるため、次の設定に向けて内容を確認してください。

確認ができたら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:画像・PDFから文字を読み取る設定

1.続いて、「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックします。

※OCRは一部有料プランで利用可能な機能です。他プランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、注意しましょう。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができるので、ぜひこの機会に色々と試してみてくださいね!

2.以下の画面が表示されるので、設定を確認し、次に進みましょう!

  • 「タイトル」→画像・PDFから文字を読み取る
  • 「アクション」→【v2】レシート・領収書を読み取る(5タスク)

3.次に「ファイルの添付方法」を以下のように設定します。

4.次に、「追加で抽出したい項目」がある場合は、入力欄下の注釈を参考にして入力しましょう。

5.使用するAIを任意で選択しましょう。
(基本的には「Claude_v2(推奨)」をおすすめします。)

設定できたら、「テスト」をクリックします!

5.設定後に「テスト」を実行します!

テストが成功した場合は、先ほどの様にアウトプットが表示されます。こちらも次の設定で活用するので、確認をして「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:生成AIを利用してテキストを作成する設定

1.設定も折り返し地点です!次に「テキストを生成する」をクリックします。

2.想定される文字数に応じて「アクション」を設定し、「次へ」をクリックします。

3.プロンプトには案内文を生成するために、これまでに取得したアウトプットを活用しながら入力を進めます。

アウトプットを活用せず、文章を入力すると同じ内容を繰り返し生成することになりますので、注意してください!
(今回はテスト用で以下のように入力しました。)

4.設定後に「テスト」を実行します!

これまで同様に、アウトプットを確認したら「保存する」でここまでの設定は完了です。

ステップ7:Microsoft Excelに追加する設定

1.ついに最後の設定項目です!これまでと同様に以下の赤枠をクリックします。

2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りに「レコードを追加する」のまま下にスクロールしましょう。

3.以下の項目を入力していきます。

「ファイルの保存場所」はOneDriveかSharePointのどちらかを選択し、その他の項目は注釈を参考に入力します。

入力後、「次へ」に進みましょう!

4.「追加するレコードの値」に、先ほど取得したアウトプットをそれぞれ選択します。

5.設定完了後、「テスト」をクリックしましょう。
テストが成功したら、Microsoft Excelに追加ができていることを確認しましょう!

6.確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ8:トリガーをONに設定して動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です!
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。

設定お疲れさまでした!

AIを使ったその他の自動化例

<span class="mark-yellow">経理や書類管理の業務においても、AIとノーコードツールを活用することで、大量の情報処理や仕訳、記録、送信といった作業を自動化できます。</span>

フォームやメール、ストレージサービスなどから集まるデータをAIで読み取り、NotionやGoogle スプレッドシート、Gmailなどへ正確に連携することで、手作業の手間を大幅に削減可能です。

業務の正確性とスピードを同時に高めたい方は、ぜひ以下のテンプレートからお試しください。

[[211249,213560,211242,212770,210041]]

まとめ

AIとMicrosoft Excelを活用した経理業務の自動化は、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた領収書や請求書のデータ入力、勘定科目の判定といった煩雑な作業から解放し、ヒューマンエラーのリスクを大幅に軽減します。</span>
これにより、経理担当者は月末月初の繁忙期でも余裕を持って業務に取り組め、より専門的な分析や戦略立案といったコア業務に集中できる貴重な時間を確保できます!

今回ご紹介したような、AIと既存のツールを組み合わせた業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って直感的に業務フローを構築できます。

もしAIによる経理業務の効率化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらすスマートな業務プロセスを体験してみてください!

この記事を書いた人
s.kinjo
インターネットメディアやカスタマーサポート業界で働いてきました。 日ごろから効率化などの合理的な考えを軸に仕事に取り組んでいます。 Yoomを使用して、幅広い業務をスムーズに進めるための記事をお届けします。
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