Microsoft ExcelとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-13

【ノーコードで実現】Webサイトの情報取得操作を自動化して様々なツールへ連携する方法

t.aizawa

「また為替レートの確認か…」
「朝のバタバタした時間に、手入力してる余裕なんてないよ…」

そんなふうに感じたことはありませんか?業務の中で定期的にチェックが必要な情報があると、つい手間に感じてしまうものです。たとえば、特定のWebサイトから毎朝自動で為替レートを取得してMicrosoft Excelに記録したり、最新情報をSlackに通知したり、関係者にGmailで一斉送信するといったことが、プログラミングなしで簡単に実現できるとしたらどうでしょうか?

本記事では、「Webサイトの情報取得操作を自動化する方法」について画像付きで詳しく解説していきます。Microsoft Excelやチャットツール、メールといった日々の業務で使うツールを組み合わせて、情報管理や共有をもっとスムーズにしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Webサイトから情報を自動取得する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

Webサイトからの情報取得を自動化する方法

特定のWebサイトから定期的に情報を取得し、そのデータを様々なツールへ連携・活用する自動化の方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

取得した情報をスプレッドシートやデータベースへ記録する

<span class="mark-yellow">RPAでWebサイトから取得した為替レートなどの定量データをMicrosoft Excelのようなスプレッドシートやデータベースへ自動で追加・記録する</span>ことで、データの蓄積・管理を効率化し、手作業による入力ミスを防ぎながら分析基盤を整えることができます!

取得した情報をチャットツールへ通知する

<span class="mark-yellow">RPA機能でWebサイトから取得した最新情報などをSlackのようなチャットツールへ自動で通知する</span>ことができるので、チーム内での迅速な情報共有や、確認漏れの防止に繋がり、コミュニケーションを円滑に進めることができます!

取得した情報をメールで通知する

<span class="mark-yellow">RPAを用いてWebサイトから取得した為替レートなどの特定の情報をGmailで関係者へ自動通知する</span>ことで、タイムリーな情報伝達が可能となり、都度メールを作成して送信する手間も削減できます!

RPAでWebサイトから情報を取得しExcelに記録するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、毎日決まった時間にRPAでWebサイトから為替レートを取得し、Microsoft Excelのファイルに自動で追加していくフローを解説します!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は、大きく以下のプロセスで作成していきます。

  • Microsoft Excelをマイアプリに連携する
  • テンプレートをコピーする
  • スケジュールトリガーの設定
  • ブラウザを操作する
  • Microsoft Excelと連携し、レコードを追加する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:Microsoft Excelをマイアプリに連携する

まず、自動化に必要なMicrosoft ExcelをYoomに連携させるため「マイアプリ登録」を行います。
画面の指示に従って各サービスのアカウント情報を入力し、連携を許可するだけで、ツール間の連携が可能になりますよ!

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
マイアプリの新規接続一覧の中から、Microsoft Excelをクリックします。
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

(2)Microsoftのサインイン画面が出てきます。使用するアカウントを入力しサインインしましょう!

連携が完了するとYoomのマイアプリにMicrosoft Excelが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローの作成に入ります!Yoomのテンプレートを利用することで簡単に業務の自動化を実現できます。まずは、下記テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

コピーすると下の画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう!

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

(1)Yoomのスケジュールトリガーを使ってフローが起動する日時を指定していきましょう!
スケジュールトリガーの「毎日9時になったら」をクリックします。

(2)「実行時間の指定」画面から、スケジュール設定を行います。
今回は曜日指定から、通知する曜日をチェックし、時刻は9時を設定します。

曜日指定以外にも、日付指定やCron設定を使用して自由に設定することができます!

  • 日付指定
  • Cron設定

Cron設定では実行頻度を細かく調整することができます!
画像では17時に実行するように設定しています。
Cron設定の詳しい設定方法は下記のサイトを参照ください。

Cron設定の設定方法

スケジュールトリガーの設定が完了したら、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ4:ブラウザを操作する

(1)次にブラウザ操作を自動化する設定をします。
「ブラウザを操作する」をクリックします。

(2)「ブラウザ操作の詳細設定」画面から、タイトルは「ブラウザを操作する」のままにします。
上から順番にクリックし、設定をしていきます。
詳しい設定方法は下のサイトをご参照ください。

「ブラウザを操作する」の設定方法

「1.URLにアクセス」では対象のURLを入力して「保存する」をクリックします。
他の2〜4もクリックして保存していきましょう!
入力が終わったら「テスト」をクリックします。

「取得した値」にサイトの情報が反映されればテスト成功です。
「取得した値ってなんだろう?」と思った方は下のサイトをご参照ください!

アウトプットについて

「保存する」をクリックし、次の工程に進みましょう!

ステップ5:Microsoft Excelと連携し、レコードを追加する

(1)次に、Microsoft Excelと連携して、レコードを追加する。
「レコードを追加する」をクリックします。

(2)Microsoft Excelの「データベースの連携」画面から、Microsoft Excelと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、実行アクションは「レコードを追加する」のままで「次へ」をクリックします。

(3)ファイルの保存場所、ドライブID、ファイル名(任意)、アイテムID、シート名、テーブル範囲を入力します。ドライブID、アイテムID、シート名は下の画像のように候補から選択ができます。

  • ファイルの保存場所:プルダウンから選択
  • ドライブID:候補から選択
  • ファイル名(任意):直接入力
  • アイテムID:候補から選択
  • シート名:候補から選択
  • テーブル範囲:直接入力

入力が完了したら、下部にある「次へ」をクリックします。

(4)「データベース操作の詳細設定」画面から、追加するレコードの値を「取得した値」から選択します。
入力が終わったら「テスト」をクリックしましょう。

テストが成功すると、Microsoft Excelに反映されていました!
Yoomに戻り、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
実際にフローボットを起動して、為替の情報がMicrosoft Excelに追加されているかを確認してみてくださいね!

RPA機能やMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

RPA機能やMicrosoft Excelを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

RPA機能を使った自動化例

RPA機能を活用することで、毎日為替情報を取得して自動でX(旧Twitter)に投稿したり、日経新聞の記事を収集・翻訳してGoogle スプレッドシートに追加するなど、情報収集から発信までを効率化できます。また、Google Driveに格納された画像を自動で圧縮し別フォルダへ保存したり、Google Adsのレポートを取得して自社システムへアップロードしたりといった処理も可能です。

Microsoft Excelを使った自動化例

Outlookにメールが届いたタイミングでレコードを追加したり、SalesforceやHubSpot、DocuSignで情報が登録・完了した際に、自動でMicrosoft Excelに記録することが可能です。また、指定日時にMicrosoft Excelから予算データを取得し、Microsoft Teamsに通知するなど、スケジュールに応じた情報共有もスムーズに行えます。

まとめ

この記事では、「RPA機能とMicrosoft Excelを活用して、Webサイトの情報取得操作を自動化し、様々なツールへ連携する方法」について、ノーコードで実現できる具体的な手順をご紹介しました。定期的な情報収集やデータ入力などの業務は、RPA機能を使うことで自動化が可能となり、作業負担の軽減やヒューマンエラーの防止に繋がります。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したWeb操作の自動化以外にも、Microsoft Excelと連携した多彩な業務フローを簡単に構築できるテンプレートが数多く揃っています。</span>たとえば、毎日決まった時間に為替データを取得してExcelに記録したり、取得した情報をチャットやメールで関係者に通知したりするなど、幅広いニーズに対応しています。

「情報収集に時間がかかっている」「転記ミスをなくしたい」「迅速な情報共有をしたい」といった課題を感じている方は、ぜひYoomのテンプレートを使って自動化を体験してみてください。専門知識は不要で、誰でもすぐに始められます。

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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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