kintoneとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-21

【ノーコードで実現】kintoneのカレンダー情報の追加・更新作業を自動化する方法

k.tsukamoto

「チャットで決まった訪問予定を、カレンダーに自動で入れたいんだけど…」
「複数のカレンダーツールとkintoneを使っているから、予定の転記作業が本当に面倒…」

このように、普段使っているアプリとkintoneの情報連携やスケジュール管理において、手作業による手間や入力ミス、情報の散逸といった課題を感じていませんか?<span class="mark-yellow">他のアプリのデータを元にkintoneのカレンダーに自動で予定を登録したり、カレンダーツールの予定をkintoneに同期したりできる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、スケジュール調整や管理にかかる時間を大幅に削減して、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかかりません。ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">kintoneでスケジュール情報を管理する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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kintoneのカレンダーを自動で更新する方法

kintoneのカレンダー機能と、普段お使いの様々なツールを連携させることで、スケジュール情報をkintoneへ自動的に集約したり、他のカレンダーの情報をkintoneに同期する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
これにより、手入力の手間を削減し、常に最新のスケジュール情報をkintoneで確認できるようになります。気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

フォームツールの情報を基にkintoneのカレンダーに予定を追加する

<span class="mark-yellow">フォームツールから送信された日程調整の回答などをkintoneのカレンダーに自動で追加する</span>フローです。
手動での転記作業や確認漏れを防ぎ、スムーズなスケジュール管理を実現します。

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チャットツールの情報を基にkintoneのカレンダーに予定を追加する

<span class="mark-yellow">Slackなどのチャットツールで送信された日程調整のメッセージを基に、kintoneのカレンダーに自動で予定を追加できます</span>。
チャットでのやり取りからシームレスにスケジュールを確定し、管理できる環境が整うでしょう。

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スケジュールツールの情報を基にkintoneのカレンダーに予定を追加する

<span class="mark-yellow">Googleカレンダーなどのスケジュールツールで作成された予定をkintoneのカレンダーに自動で同期できる</span>ので、複数のカレンダー情報をkintoneに集約し、一元的なスケジュール管理を可能にします。

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フォームの回答をkintoneのカレンダーに追加するフローを作ってみよう

それでは代表的な例として、「フォームから日程調整の回答が送信された際に、その情報を基にkintoneのカレンダーへ自動で予定を追加するフロー」を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • kintoneのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるフォームと追加するレコードの設定
  • フロー稼働の準備
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前提:kintoneアプリのカレンダー

このフローでは、下図のようなkintoneアプリのカレンダーに予定を追加します。
アプリをカレンダー形式で表示する方法はkintoneのヘルプページをご覧ください。

ステップ1:kintoneのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいkintoneアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。

この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. 「アプリ一覧」が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではkintone)を検索して選択。
  1. こちらの記事を参考に、「サブドメイン」「クライアントID」「クライアントシークレット」をそれぞれ設定します。
    ※ クライアント証明書認証を設定されている場合は、「クライアント証明書ファイル」と「クライアント証明書ファイルパスワード」の設定も必要です。
  1. 設定を終えたら、「追加」をクリックします。
  1. Yoomからkintoneへのアクセス権限を確認し、「許可」をクリックします。
  1. マイアプリ画面に戻ります。
    kintoneが追加されていることを確認してください。

これで、マイアプリ登録が完了しました。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは以下のテンプレートを使うため、バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるフォームの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(フォーム)を設定していきます。

  1. フォームトリガーをクリック。
  1. フォームタイトルを設定しましょう。
    必要に応じてフォームの説明文も追加してください。
  2. kintoneアプリのカレンダーに予定を追加するための質問項目(日付・開始時刻・終了時刻・予定タイトル・備考)がデフォルトで設定されています。
    質問項目や補足は変更可能で、送信ボタン上のテキストや完了ページなども自由に設定できるので、運用方法に合わせて編集しましょう。
    詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 設定が完了したら、ページ下部の「次へ」をクリックします。
  1. 「プレビューページ」や「完了ページ」をクリックすると、作成したフォームや完了ページの表示を確認できます。

    ※ プレビューページ

  1. 「取得した値」にテスト用のサンプル値を設定します。
    ※ ここではサンプル値を手入力していますが、フローボットが実際に起動した際には、フォームの回答がカレンダーに追加されます。
    ※ 時刻は「0:01」「10:00」という形式で設定してください。
  1. 設定を終えたら、ページ下部の「保存する」をクリック。

これで、フォームの設定は完了です。

ステップ4:レコードの追加

フォームの回答を元に、kintoneアプリのカレンダーに予定を追加しましょう。

  1. kintoneの「レコードを追加する」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
    フォームタイトルと同様に、レコード追加アクションのタイトルが変化します。
  2. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携の「アプリID」に予定を追加するアプリのIDを設定。
    アプリIDはkintoneのアプリURL(/k/{{ID部分}}/)で確認できます。
  2. 「次へ」をクリック。
  1. 各項目にフォームから取得した値を設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示されるフォームトリガーのメニューから、フォームの回答が選択可能です。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    このような「取得した値」は、フローが稼働する度に更新されます。
    取得した値(アウトプット)についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功したら、kintoneアプリのカレンダーに指定した予定が追加されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:フロー稼働の準備(トリガーをONに設定)

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにすると、作成したフォームのリンクがコピーできるようになります。

最後に、実際にフローが動作することを確認しましょう。
リンク先からフォームに回答して、kintoneアプリのカレンダーに予定が追加されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

kintoneのAPIを使ったその他の自動化例

kintoneのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

kintoneを使った自動化例

Microsoft Outlookのカレンダーに予定が追加されたタイミングでkintoneにレコードを登録したり、kintoneで新たに登録されたレコードをもとにMicrosoft SharePointに自動でフォルダを作成することが可能です。また、Salesforceに新規リードが登録された場合にkintoneへ情報を連携したり、kintoneでレコードが追加された際にZoomのミーティングを自動作成することもできます。

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まとめ

この記事では、「kintoneのカレンダー情報の追加・更新作業を自動化する方法」について、プログラミング不要で実現する具体的な手順をご紹介しました。
kintoneのカレンダー機能と外部ツールを連携させることで、フォームやチャット、他のカレンダーから取得したスケジュール情報を自動で取り込み、手動での入力作業を大幅に削減できます。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したkintoneのカレンダー自動更新以外にも、様々な業務を効率化するためのテンプレートが豊富に用意されています。</span>
日程調整や申請フロー、進捗報告など、日常業務に合わせた自動化をノーコードで簡単に導入できるのが魅力です。
「スケジュール管理の手間を減らしたい」「更新漏れによるトラブルを防ぎたい」「情報の一元化を図りたい」とお考えの方は、Yoomのテンプレートを活用した自動化をぜひ検討してみてください。

まずはテンプレートを試してみて、その便利さを実感してみませんか?
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この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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