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【ノーコードで実現】Discordのロールを自動で付与する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-11-11

【ノーコードで実現】Discordのロールを自動で付与する方法

s.h

「新しいメンバーが増えるたびに、手作業でロールを付与するのが大変…」
「支援者や有料会員など、特定の条件に応じたロール分けを手動で行っていて、ミスがないか不安…」
このように、Discordサーバーの運営において、メンバーへのロール付与作業に手間や課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">特定のメールを受信したタイミングなどで、対象ユーザーにDiscordのロールを自動で付与し、さらに個別にダイレクトメッセージを送信できる仕組み</span>があれば、こうした手作業による管理の悩みから解放されるかもしれません。

さらに、コミュニティの活性化やコンテンツ作成といった、より創造的な業務に集中できる時間を生み出すことができるでしょう!

今回ご紹介する自動化の設定はノーコードで簡単にできて、手間や時間もかかりません。
ぜひ自動化を導入してコミュニティ運営をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Discordのユーザーに特定のロールを自動で付与する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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メールの受信をトリガーにDiscordのロールを自動付与するフローを作ってみよう

それではここからGmailで特定の入金確認メールが届いた際に、該当ユーザーにDiscordで支援者ロールを自動で付与し、個別のDMを送信するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:DiscordGmail

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • DiscordとGmailのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定とAI機能でテキスト抽出
  • Discordの各アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:DiscordとGmailをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

1.Discordのマイアプリ連携

以下の手順をご参照ください。

2.Gmailのマイアプリ連携

以下の手順をご参照ください。

以上でマイアプリ登録は完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3: Gmailのトリガー設定

それでは、ここから設定を進めていきましょう。
「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Gmailと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備としてGmailで特定のキーワードを含むメールを受信しておきましょう。
今回はテスト用に、特定のキーワード「支援」を含む以下のメールを受信しました。

Yoomの操作画面に戻り、トリガーの設定を行います。
指定した間隔でGmailをチェックし、トリガーとなるアクション(今回は特定のキーワードに一致するメールを受信したこと)を検知すると、フローボットが自動で起動します。

トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プラン
によって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるため、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

テスト用に受信したメールに含まれるキーワードを入力しましょう。
今回は「支援」を設定しました。
※キーワードにはGmailの検索演算子が利用可能です。

入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、Gmailで受信したメールに関する情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値は後続ステップで利用可能です。
内容を確認し、「完了」をクリックします。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動するたびに変動した値となります。

ステップ4: AI機能でテキスト抽出

続いて、Gmailから取得した値(メール本文)をもとに、AI機能でユーザーIDを抽出する設定を行いましょう。
「テキスト抽出」をクリックします。

AIによるデータ抽出の設定を行います。
変換タイプは「GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)」 がデフォルトで設定されているため、そのまま内容を確認し「次へ」をクリックします。
長文テキストからデータを抽出する場合は「変更」をクリックし、任意の変換タイプを選択しましょう。

なお、抽出対象となるテキストの文字数によって消費タスク数が変動しますのでご注意ください。

対象のテキスト
Gmailのトリガーイベントとして取得したメール本文を対象に、AIで特定のテキスト(今回はユーザーID)を抽出します。
入力欄をクリックすると、前のステップでGmailから取得した値が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。

抽出したい項目
対象のテキストから抽出したい項目をカンマ区切りで入力してください。
今回はデフォルトで入力されている項目をそのまま使用し、メール本文からDiscordのユーザーIDを抽出します。

指示内容
AIへの指示内容は任意で設定可能です。
必要に応じて抽出方法や条件を具体的に記載することで、より精度の高い抽出結果が得られます。

入力が完了したら、設定した項目が実際に正しく抽出されるかどうかを確認するため「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、AIによってテキストから抽出された情報が表示されます。
以下の画像の取得した値はこの後のステップで使用することができます。

内容を確認し、「完了」をクリックします。

ステップ5: Discordでユーザーに指定のロールを付与する

続いて、前のステップで抽出したユーザーIDをもとに、対象ユーザーに指定のロールを付与する設定を行いましょう。
「ユーザーに指定のロールを付与する」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Discordと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

ユーザーに指定のロールを付与する設定を行いましょう。
あらかじめ以下の注意点をご確認ください。

【注意事項】

  • ロールを付与する対象のユーザーが、Discordの同じサーバーに参加していることを確認してください。
  • Botのロールは付与したいロールより上に配置する必要があります。
    そのため、以下の画像のようにBotのロール(yoom_test)は、付与したいロール(Supporter)より上に配置してください。
  • ロールを付与するには、Botにロールを操作するための権限をあらかじめ設定しておく必要があります。
    必要な権限がない場合、正しく処理が実行されずエラーが発生することがありますのでご確認ください。

サーバーID
入力欄をクリックするとマイアプリ連携をしたアカウントから候補が表示されるので、対象の項目を選択しましょう。

ユーザーID
入力欄をクリックすると、前のステップでテキストから抽出した値(ユーザーID)が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。

ロールID
こちらもサーバーIDと同じく、入力欄をクリックするとマイアプリ連携をしたアカウントから候補が表示されるので、付与したいロールを選択してください。
入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定したユーザーに指定したロールが正しく付与されるか確認しましょう。

テストが成功したらDiscordの画面を開き、実際に設定したユーザーに指定したロールが正しく付与されているかを確認してみましょう。
今回は下記のとおり、ユーザー「test_y」にロール「Supporter」が付与されていました。

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「完了」をクリックします。

ステップ6: Discordでダイレクトメッセージチャンネルを作成

続いて、前のステップでロールを付与したユーザーとBotのダイレクトメッセージチャンネルを作成しましょう。
「ダイレクトメッセージチャンネルを作成」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Discordと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

ユーザーID
入力欄をクリックすると、前のステップでテキストから抽出した値(ユーザーID)が表示されるので、選択して入力しましょう。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定したユーザーとのダイレクトメッセージチャンネルが作成されるか確認しましょう。

テストに成功すると、Discordに作成されたダイレクトメッセージチャンネルに関する情報が一覧で表示されます。
内容を確認し、「完了」をクリックします。

ステップ7: Discordでメッセージを送信

いよいよ最後のステップです!
前のステップで作成したダイレクトメッセージチャンネルで、ユーザーにメッセージを送信しましょう。
「メッセージを送信」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Discordと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

チャンネルID
メッセージの送信先として設定するチャンネルIDを指定しましょう。
入力欄をクリックすると、取得した値として前のステップで作成したダイレクトメッセージチャンネルIDが表示されるので、選択しましょう。

メッセージ内容
送信するメッセージの内容を設定しましょう。
今回は支援金に対するお礼メッセージとして、デフォルトの内容から以下のテキストを設定しました。(テキストは固定値となります)
入力欄には固定のテキストだけでなく、前のステップで取得した値を組み合わせることも可能です。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した送信先にメッセージが正しく届くか確認しましょう。

テストが成功すると、送信されたメッセージの情報が一覧で表示されます。
あわせて、Discordの画面を開き、指定した内容でメッセージが実際に送信されているかを確認してみましょう。
今回は下記の通り送信されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、取得した値を確認して「完了」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!

ステップ8: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、特定のメールを受信した際にメール本文からユーザーIDが自動で抽出され、そのユーザーに指定のロールが付与されます。
さらに、ロールを付与したユーザーとのダイレクトメッセージチャンネルが自動で作成され、支援に対するお礼などのメッセージが送信されるようになります。
実際に該当するメールを受信し、Discord上でロール付与とメッセージ送信が正しく実行されるかを確認してみましょう。

Discordを使った自動化例

投稿をトリガーに、AIで文章を要約したり生成して自動返信します。
また、不適切発言の警告や感情分析の結果を通知。
逆に、顧客管理システムやドキュメントツールからの情報をトリガーに、自動で通知します。
手動での情報転記や監視が減り、コミュニケーションの質と効率が向上します。

[[172756,146293,215367,146980,186039,26855,218752,209069,198395,94956]] 

まとめ

Discordのロール付与を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたロール付与や個別連絡の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、コミュニティ管理者はメンバーへの対応漏れなどを心配することなく、コンテンツ企画や活性化施策など、より本質的な業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合はどうなりますか?(エラー通知やリトライの仕組み)

A:設定している場合、フローボットがエラーになると、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。
通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。

通知メールには、エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
再実行は自動で行われないため、エラー修正後手動で再実行してください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Q:メール受信以外で自動化できますか?

A:はい、フローボット内でメール受信以外のトリガーを設定することで可能です。

トリガー設定で利用したいアプリを選択し、対象のイベント(フォーム送信など)を指定するだけで、自社の運用に合わせた自動化を柔軟に構築できます。

※以下はGoogleフォームの例

Q:ロールの自動削除もできますか?

A:はい、できます。
フロー内で「ユーザーからロールを削除」アクションを設定することで、特定ユーザーのロールを自動的に外すことが可能です。

※削除対象のユーザーIDをトリガーで取得している必要があります。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
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