Microsoft ExcelとSansanの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-08

【簡単設定】Microsoft ExcelのデータをSansanに自動的に連携する方法

m.kinoshita

「Microsoft ExcelとSansanを使っていて、それぞれのデータを連携したい!」

「Microsoft Excelに登録された情報をSansanに手動で登録しており、実際に手間がかかっている...」

このように、日々の業務でMicrosoft ExcelとSansanを利用しているものの、これらのSaaS間で顧客情報や名刺情報を手作業で転記したり、CSVファイルでエクスポート・インポートしたりする作業に多くの時間と労力を費やしている方も多いのではないでしょうか。

特に、データ量が多い場合や頻繁に更新が必要な場合には、その負担はさらに大きくなり、入力ミスや確認漏れといったヒューマンエラーのリスクも高まりますよね。

もし、<span class="mark-yellow">Microsoft Excelのデータを自動的にSansanに登録したり、更新する仕組み</span>があればどうでしょう?
これらの定型的ながらも重要な作業から解放され、より戦略的な業務や顧客対応など、本来注力すべきコア業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができるので、業務全体の生産性向上にも繋がるはず!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的なプログラミング知識がなくてもノーコードで簡単にできて、導入にかかる手間や時間もほとんど必要ないので、ぜひこの機会に日々の業務に自動化を取り入れて、作業をもっと楽に、そして効率的に進めていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft ExcelとSansanを連携し、日々の様々な業務を自動化する</span>ためのテンプレートが豊富に用意されています。
今すぐ試したい方は、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてさっそくスタートしましょう!

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Microsoft ExcelとSansanを連携してできること

Microsoft ExcelとSansanのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていたデータ入力や転記作業を自動化し、業務の効率を大幅に向上させることが可能になります。
例えば、Microsoft Excelの特定のスプレッドシートに新しい行が追加された際に、その情報を自動的にSansanの名刺データとして登録したり、逆にSansanで新しい名刺がスキャンされた際に、その情報をMicrosoft Excelのリストに追記するといった連携も実現できますよ!

これにより、<span class="mark-yellow">データ入力の時間を削減し、入力ミスを防ぎ、常に最新の情報を両システム間で同期</span>できるようになるため、営業活動の迅速化や顧客管理の精度向上に貢献します
ここでは具体的な自動化例のテンプレートをいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひ気軽にクリックして試してみてください!

指定日時にMicrosoft Excelからデータを取得して、Sansanに名刺データを登録する

定期的にMicrosoft Excelに蓄積された顧客リストやイベント参加者リストなどをSansanに名刺データとして一括登録したい場合に、この自動連携が役立ちます。

指定した日時になると、Microsoft Excelから自動的にデータを取得し、Sansanの適切な項目にマッピングして名刺情報を登録するため、<span class="mark-yellow">手作業によるデータ移行の手間を完全に排除し、作業時間を大幅に削減</span>できるでしょう。

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フォームで名刺情報が送信されたら、Microsoft ExcelとSansanに追加する

Webサイトの問い合わせフォームやイベント申込みフォームなどから新しいリード情報(名刺情報)が送信された際に、そのデータを自動的にMicrosoft Excelの管理シートとSansanの両方に登録することも可能です。
これにより、<span class="mark-yellow">リード獲得から情報登録までのプロセスをシームレスに自動化し、迅速なフォローアップ体制を構築</span>できます。また、手動でのデータ入力が不要になるため、入力漏れや転記ミスを防ぎ、常に正確な顧客情報を維持できるのも利点ですよね!

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Microsoft ExcelとSansanの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft ExcelとSansanを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft ExcelとSansanの連携を進めていきますので、プログラミングの知識は一切不要であり、画面の指示に従って操作するだけで、誰でも簡単に設定を完了させることができます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「指定日時にMicrosoft Excelからデータを取得して、Sansanに名刺データを登録する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下のとおりです。

  • Microsoft ExcelとSansanをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • Microsoft Excelのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:Microsoft ExcelとSansanをマイアプリ登録

はじめに、使用するアプリとYoomを連携する「マイアプリ登録」をしていきます。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

マイアプリ登録は、Yoomにログインして画面左側にある「マイアプリ」を選択し、右側に表示される「+新規接続」をクリックして進めていきます。

【Microsoft Excelのマイアプリ登録】

検索窓でMicrosoft Excelを検索し、表示された候補からアプリを選択します。
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomとの連携がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。詳しくはこちらをご確認ください。

Yoomと連携するMicrosoftアカウントにログインしたら、連携完了です!

【Sansanのマイアプリ登録】

Sansanはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっています。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーになりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができます。無料トライアル中には制限対象のアプリ(Sansanなど)を使用することができますので、この機会にぜひお試しください。

先ほど同様に検索窓にSansanと入力し、表示された候補からアプリを選択します。

Sansanの新規登録画面が表示されるので、「アカウント名」「アクセストークン」を下記のように入力し、「追加」を押したら連携完了です!

  • アカウント名:「会社名」「チーム名」「プロジェクト名」など、任意の名前を入力します。(例:管理者アカウント)
  • アクセストークン:Sansan管理画面で「設定 > 外部サービス連携設定 > API Key」と進み、取得したAPIキーを入力してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際に、フローを作成していきましょう!
簡単に設定できるよう、テンプレートを活用しています。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてご利用ください。

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クリックすると自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされます。「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

最初の設定です!
まずは、指定のスケジュールになったらフローボットが起動するように設定をしていきます。
コピーしたテンプレートの、「指定したスケジュールになったら」をクリックしてください。

ここでは、Microsoft Excelの情報をSansanへ同期するスケジュールを指定します。
「日付指定」「曜日指定」「Cronの設定」から選択できるので、フローボットを起動させたいスケジュールを設定し、「保存する」をクリックしてくださいね!
※スケジュールトリガーの設定について、詳しい設定方法はこちらをご覧ください。

今回は「毎日9時にフローボットを起動する」ように設定してみました!

ステップ4:Microsoft Excelのレコード取得設定

続いて、Microsoft Excelのレコード情報を取得する設定をしていきましょう!
「複数のレコードを取得する(最大10件)」をクリックしてください。

タイトルは自由に編集できるので、必要に応じて変更しましょう。
連携するアカウント情報には、ステップ1で連携した情報が反映されています。フローで使用するアカウントであるかどうかを確認してくださいね!
実行アクションは変更せず、データベースの連携設定に進みます。

フローで使用するMicrosoft Excelのデータベース連携設定をしていきますよ!
設定を進める前に、名刺データを管理するMicrosoft Excelのシートを用意しておきましょう。

今回はテスト用に、下図のようなシートを用意してみました!

Microsoft Excelのシートを準備したら、Yoomの画面に戻ってデータベースの連携設定を下記のようにしていきます。

  • ファイルの保存場所:先ほど用意したシートを保存しているOneDriveかSharePointを選択してください。
  • ドライブID:入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるので、候補から該当のドライブIDを選択しましょう。
  • アイテムID、シート名:ドライブID同様に、候補から該当のものを選択してくださいね!

設定完了後、「次へ」をクリックしてデータベース操作の詳細設定をしていきます。
ここでは、先ほど設定したMicrosoft Excelのレコードから取得するデータを、条件で指定していきますよ!

今回は、レコードのデータを全て取得するように設定したいので、下図のように設定しました。
トリガー条件の変更や追加もできるので、活用する業務内容に合わせて自由にカスタマイズしてみてくださいね!

設定が完了したら「テスト」をクリックし、レコードの情報が「取得した値」にアウトプットとして抽出されることを確認してください。

※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
詳しくはこちらをご参照ください。

確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。

ステップ5:繰り返し条件の設定

続いて、複数のレコード情報を繰り返し取得する設定をしていきます。
「コマンドオペレーション」をクリックしてください。
※繰り返し処理はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)です。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができるので、ぜひこの機会に色々と試してみてくださいね!

ここでは、複数あるレコード情報を、繰り返しSansanに登録するための設定を行います。
「繰り返し対象で取得したアウトプット」に設定した値に応じて、Microsoft Excelから複数のレコード情報を得た際に、すべてのデータをSansanへ順番に登録できるようになりますよ!
※繰り返し処理の詳しい設定方法については、こちらをご覧ください。

Microsoft Excelから取得されるレコード情報の内、Sansanに名刺データを登録する際に必要な情報を、「繰り返し対象のアウトプット」に設定しましょう。
下図のように、Sansanに名刺データを登録する際に使用する項目を、全て「アウトプット」欄に設定してください。
※「+アウトプットを追加」をクリックすると設定欄を追加できます。

全ての項目を設定したら保存して、次の設定に進みます。

ステップ6:Sansanの名刺データ登録設定

最後に、Microsoft Excelのデータを使ってSansanに名刺データを登録する設定を行います。
「名刺データを登録」をクリックしてください。

タイトルは必要であれば変更し、連携するアカウント情報がフローで使用するアカウントであるかどうかを確認しましょう。
アクションは変更せず「名刺データを登録」のままにし、「次へ」を押してください。

次に、API接続設定です。
ここではSansanに登録する名刺データを、アウトプットを使って適切な値を設定していきます!

たとえば、「名刺交換日」には「取得した値」の「コマンドオペレーション」内にある「名刺交換日のループ変数」を選択するといった形にそれぞれ適切なアウトプットを設定します。
ステップ5の繰り返し処理で設定した「繰り返し対象のアウトプット」を用いて設定することで、Microsoft Excelから得た複数の名刺情報のすべてを自動的に繰り返し順番に登録できるようになりますよ!

設定が完了したら「テスト」をクリックし、Microsoft Excelのレコード情報に基づいてSansanに名刺データが登録されることを確認しましょう。
確認後、「保存する」を押して設定完了です!

ステップ7:トリガーをONにしてフローの動作確認

以上で全ての設定が完了しました。「トリガーをON」を選択すると、設定したフローボットが起動するので、正常に動作するかチェックしてみてくださいね!

以上が、「指定日時にMicrosoft Excelからデータを取得して、Sansanに名刺データを登録する」フローの作成手順でした。

SansanのデータをMicrosoft Excelに連携したい場合

今回はMicrosoft ExcelからSansanへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSansanからMicrosoft Excelへのデータ連携を実施したい場合も、Yoomを使えば簡単に自動化フローを構築できます。
例えば、Sansanに新しく登録された名刺情報を自動的にMicrosoft Excelの特定のシートに追記したり、特定の条件に合致する名刺情報のみを抽出してMicrosoft Excelにリスト化するといった活用もできますよ!
これにより、<span class="mark-yellow">Sansanで管理している顧客情報をMicrosoft Excelで分析・加工しやすくなり、営業戦略の立案やレポート作成などに役立てる</span>ことができるでしょう。

Sansanに登録された名刺情報をMicrosoft Excelに登録する

Sansanに新しい名刺情報が登録・更新されたタイミングで、その情報を自動的にMicrosoft Excelの指定したシートに転記することができます。

この自動化により、<span class="mark-yellow">Sansanの最新データを常にMicrosoft Excel側にも反映させることができ、手作業でのデータ入力やエクスポート・インポート作業が不要</span>になります。これにより、顧客リストの作成や更新、営業報告資料のためのデータ集計などが効率化され、データの二重管理の手間も省くことができますよ!

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Sansanで特定条件に合う名刺情報が登録されたら、Microsoft Excelに追加する

Sansanに登録された名刺情報の中から、例えば「特定の役職」「特定の業種」「特定のエリア」といった条件に合致する名刺情報のみを抽出し、自動的にMicrosoft Excelのリストに追加することも可能です。
この自動化を活用することで、<span class="mark-yellow">ターゲットリストの作成や、特定のセグメントに対するアプローチリストの準備を効率的に行う</span>ことができるでしょう。
手動で条件に合う名刺を探し出してリスト化する手間が省けるため、営業担当者はより戦略的な活動に時間を使えるようになるはず!

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Microsoft ExcelやSansanを使ったその他の自動化例

名刺データの登録以外でも、ExcelとSansanを組み合わせることで幅広い業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひこちらも試してみてください!

Microsoft Excelを使ったその他の自動化例

さらに、フォームで収集した情報をもとに書類を自動生成したり、条件に応じてDocuSignで契約書を送信するなど、一歩先の効率化が可能です。

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Sansanを使ったその他の自動化例

他にもHubSpotのフォームから取得した顧客情報をSansanに直接取り込むこともできます。
お問い合わせや資料請求の情報を一元管理することで、営業リストを最新に保てるようになるでしょう!

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まとめ

いかがでしたか?
Microsoft ExcelとSansanの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたMicrosoft ExcelとSansan間のデータ転記や名刺情報の登録作業の手間を大幅に削減し、入力ミスや確認漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができるでしょう。</span>

これにより、担当者は名刺情報の管理や顧客データの整理にかかる時間を短縮し、より迅速に正確な情報に基づいて営業活動や顧客対応を進められるようになり、本来注力すべきコア業務、例えば顧客とのコミュニケーション深化や新規開拓戦略の立案などに集中できる環境が整うはずですよ!

Yoomを使えば、このような便利な自動化がノーコードで実現できるのも魅力ですよね。
「プログラミング知識ないけど、本当に設定できる?」「ちょっと気になる...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

👉 今すぐ無料でアカウントを発行する

フローは自由にカスタマイズできるので、アイデア次第で活用方法は無限大です。自社の業務に合った最適なフローを構築してみてくださいね!

Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>しませんか?

まずは1つ自動化を試してみて、業務効率がどれだけ改善されるのか、ぜひこの機会に体験してみてください。

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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