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資料作成や情報共有の過程で、「PowerPointのスライドを画像として書き出して、他のドキュメントに貼り付けたい」「特定のスライドだけをPNG形式で保存したい」といった場面は頻繁に発生します。
しかし、スライドの枚数が多かったり、この作業が定期的に発生したりすると、ひとつひとつ手作業で変換・保存するのは時間がかかり、ファイル名の管理も煩雑になりがちです。
もし、<span class="mark-yellow">メールで受信したPowerPointファイルや、特定のフォルダに保存されたPowerPointファイルを自動で検知し、瞬時にPNG形式の画像ファイルへ変換して指定の場所に保存する仕組み</span>があれば、こうした定型的な変換作業から解放され、より創造的な業務に時間を使うことができます!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できます。
手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">PowerPoint(pptx)ファイルを画像(png)に変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
普段お使いの様々なツールを起点として、PowerPointファイルを自動でPNG画像に変換する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
この連携により、手作業によるファイル変換の手間をなくし、業務のスピードを向上させることができます。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!
<span class="mark-yellow">Gmailなどのメールツールで特定のPowerPointファイルを受信したことをきっかけに、自動でPNG画像へ変換する</span>ことができるので、メールで送られてきたプレゼン資料をすぐに画像として活用したい場合に非常に便利です!
<span class="mark-yellow">YoomのフォームなどでPowerPointファイルがアップロードされた際に、自動でPNG画像へ変換する</span>ことができるため、ファイル提出フローにこの自動化を組み込むことで、手動での変換作業をまるごとなくせます。
<span class="mark-yellow">DropboxなどのストレージサービスにPowerPointファイルがアップロードされたタイミングで、自動でPNG画像に変換する</span>ことも可能であり、チームで共有している資料の画像化を効率的に行えます。
それではここから代表的な例として、GmailでPPTXファイルを受信したら、RPAでPNGファイルに変換しGoogle Driveにアップロードするフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
それぞれのアプリをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます!
【Gmailのマイアプリ連携】
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。
以下の画面が表示されたら、検索欄からGmailを検索するか、一覧から探してください。
次の画面で、「Sign in with Google」を押下します。
アカウント選択画面になるので、今回連携したいアカウントをクリックします。
画面が遷移したら、「次へ」をクリックします。
続いて、以下の画面でYoomがアクセスできる情報の選択を求められるので「すべて選択」をクリックし、「続行」を押下してください。
以上で、Gmailのマイアプリ連携は完了です!
【Google Driveのマイアプリ連携】
先ほどと同様に「マイアプリ」をクリックし、画面右の「新規接続」をクリックしましょう。
検索窓にGoogle Driveと入力し、選択します。
次の画面で、赤枠部分の「Sign in with Google」を押下してください。
その後、Gmailと同様に連携するアカウントでログインし、進んだらGoogle Driveのマイアプリ連携が完了です!
マイアプリ一覧に各アプリのアイコンが表示されていることを確認後、次のステップに進みましょう!
ここから、フローの作成に入ります!
Yoomのテンプレートを利用することで簡単に業務の自動化を実現できます。
まずは、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。
コピーしたテンプレートは、マイプロジェクト一覧から確認できます。
最初の設定です!
ここからは、「GmailでPPTXファイルを受信したら、RPAでPNGファイルに変換しGoogle Driveにアップロードする」フローを設定していきます。
「特定のラベルのメールを受信したら」をクリックしましょう!
タイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
次の画面で、「トリガーの起動時間」を設定します。
5分・10分・15分・30分・60分から選択してください。基本的には最短の時間を設定しておくのがおすすめです!
※プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。
次に、「ラベル」を設定します。
今回は、特定のラベルがついたメールがトリガーになるため、Gmailの画面に移り、作成しましょう!
作成方法は、公式HPを参考にしてください。
※今回はテスト操作のため、赤枠のラベルを作成してみました。以下のメールを受信した想定で進めていきます!
Gmailの設定が完了したら、入力欄をクリックして表示される「候補」から該当のラベルを選択します。
PPTXファイルを添付したメールを送信後、「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると、アウトプットが表示されます。
ここで取得したアウトプットを、後のアクションで利用します。
アウトプットについて | Yoomヘルプセンター
最後に「保存する」をクリックして、トリガー設定は完了です。
以下の赤枠をクリックしましょう!
[注意事項]
ブラウザを操作するオペレーション設定では事前準備が必要です。
まずは、こちらから「Yoom ブラウザ操作オペレーション 設定ツール」というChrome拡張機能を追加してください。
そのあと、右上の設定から「拡張機能を管理」をクリックし、シークレットモードの設定を行います。
表示された画面で「Yoom ブラウザ操作オペレーション 設定ツール」の詳細をクリックしてください。
「シークレットモードでの実行を許可する」をオンにしましょう!
Yoomの画面に戻り、ブラウザ操作の詳細を設定します。
こちらのヘルプページを参照して、設定を行ってください。なお、アクション名は任意の名称を設定してください。
「1.URLにアクセス」では対象のURLに任意のURLを入力して「保存する」をクリックします。
これにより、Yoomが自動でブラウザを開き、指定したサイトに対してブラウザ操作を指定できるようになります。
※今回は操作例として、外部変換サイトを使用しています。用途や社内ルールなどに応じてURLをカスタマイズしてご利用ください。ご自身で指定したサイト上で、アクションを一つずつ設定していきましょう。なお、設定の方法はヘルプページを参考にしてください!
「2.ファイルをアップロード」では、デフォルトで、前段階で取得した添付ファイルが設定されています。こちらも特段変更は不要です。
他の3~5の工程は、クリックして「保存」をしてください。
すべての設定が終わったら「テスト」をクリックします。
テストに成功すると、アウトプットが表示されます。
※アウトプットに表示された「ファイル」にカーソルを合わせると、PNGファイルのダウンロードが可能です。
※PPTXファイルに複数のスライドが含まれている場合は、変換後の出力はZIP形式となり、各スライドが個別のPNGファイルとして保存されますので、ご注意ください。
最後に「保存する」でRPA機能の設定は完了です。
いよいよ最後の設定です!赤枠部分をクリックしましょう。
タイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。
次の画面で、必須項目を設定しましょう!
入力が完了したら「テスト」→「保存する」をクリックします。
アウトプットが表示されたら、Google Driveの画面に移り、確認しましょう!
以上で、「GmailでPPTXファイルを受信したら、RPAでPNGファイルに変換しGoogle Driveにアップロードする」フローボットの設定が完了です!お疲れ様でした。
フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です!
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。
あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。
Yoomでは、今回ご紹介したフロー以外にもGmailやRPAを活用した様々な自動化を実現できます。
ここでは、GmailやRPAに関連する他のテンプレートをいくつかご紹介します。
PowerPointファイルを画像に変換する作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたファイル変換の手間をまるごと削減し、ヒューマンエラーの心配もなくすことができます。</span>
これにより、必要な画像を迅速に準備して他の資料作成やチャットでの共有に活用できるため、日々の業務スピードが格段に向上し、より付加価値の高い仕事に集中する時間を確保できます!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!