GmailとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-24

【プログラミング不要】SVGファイルを自動でICOファイルに変換する方法

k.tsukamoto

「SVGファイルをICO形式に変換する作業が面倒…」
「複数のファイルを一つひとつ変換するのは時間がかかる…」

Webサイトのファビコンやアプリケーションのアイコンを作成する際に、このような悩みを感じていませんか?
多くのアイコンを扱うプロジェクトでは、この単純な変換作業が積み重なり、デザインや開発といった本来集中すべき業務の時間を圧迫しがちです。

もし、<span class="mark-yellow">メールなどで受信したSVGファイルを自動でICOファイルへ変換し、指定の場所に保存できる仕組み</span>があれば、こうした繰り返し作業から解放されるでしょう。

そして、より創造的な業務にリソースを集中させることができるはずです!

今回ご紹介する自動化フローは、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務を効率化しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">SVGファイルをICOファイルに変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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SVGファイルをICOファイルに自動変換する方法

普段お使いの様々なツールをきっかけに、SVGからICOへのファイル変換を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します。
これらの自動化を導入すれば、手作業での変換やそれに伴う時間のロスから解放され、よりスムーズな制作フローを実現できるでしょう。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

メールを起点にSVGをICOに変換する

Gmailなどで<span class="mark-yellow">SVGファイルが添付されたメールを受信したことを起点に、RPAでICOファイルへと自動で変換し、指定のストレージサービスに保存</span>します。
メールでのファイル受け渡しが多いワークフローを効率化し、変換漏れや作業の遅延を防ぎましょう。

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フォームへの入力を起点にSVGをICOに変換する

<span class="mark-yellow"フォームで送信されたSVGファイル</span>も自動でICOファイルに変換してストレージに格納。

外部からのファイル収集と変換作業を連携することで、管理の手間を削減できます。

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ストレージサービスへの保存を起点にSVGをICOに変換する

<span class="mark-yellow">DropboxなどのストレージへのSVGアップロードを起点にICOへのファイル変換を行い、指定のフォルダに格納し直す</span>こともできます。

ファイルのバックアップやチーム内での共有と同時に変換作業が完了するため、制作プロセス全体がスムーズになるでしょう。

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Gmailで受け取ったSVGをICOに自動変換するフローを作ってみよう

それではここから、代表的な例として「GmailでSVGファイルを受信したら、RPAでICOファイルに変換しGoogle Driveにアップロードする」フローを解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • GmailとGoogle Driveのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Gmailのトリガーと各アクション(ファイル変換・アップロード)の設定
  • フロー稼働の準備
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※ 事前準備

RPA(ブラウザ操作)はGoogle Chromeでのみ設定が可能です。以下の事前準備を行ってください。

  1. Google Chromeのブラウザをダウンロード
  2. Chrome拡張機能の「Yoom ブラウザ操作オペレーション 設定ツール」を追加。
  1. 右上のメニューから「拡張機能を管理」をクリック。
  2. 「Yoom ブラウザ操作オペレーション 設定ツール」の詳細で「シークレットモードでの実行を許可する」のトグルを「オン」に設定。

これらの設定手順の詳細はこちらのヘルプページでも説明されています。

ステップ1:GmailとGoogle Driveのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいGmailアカウントとGoogle Driveアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではGmail)を検索して選択。
  1. 「Sign in with Google」をクリック。
  1. Googleのログイン画面に移ります。
    連携させるアカウントを選択してください。
  1. 内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. YoomからGoogleへのアクセス権限の内容を確認し、「続行」をクリック。
    「Yoomがアクセスできる情報を選択してください」と表示されている場合には、「すべて選択」にチェックを入れてください。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Gmailが追加されていることを確認してください。

続けて、Google Driveも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でGoogle Driveを検索して選択。
  1. 「Sign in with Google」をクリック。
  1. Googleのログイン画面に移ります。
    以降はGmailのマイアプリ登録と同じ手順で進めてください。

マイアプリ画面にGoogle Driveも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるラベルの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(メール受信)を設定していきます。

  1. Gmailの「特定のラベルのメールを受信したら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更可能です。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メール受信時により早くファイル変換とアップロードが行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「ラベル」にトリガーとなるメールのラベルを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているGmailアカウントから候補が表示されますので、対象となるラベルを選択してください。
    検索欄にラベル名を入れることで候補が絞られます。
    参照)受信メールのラベル付け
  1. 指定したラベルに振り分けられるテスト用のメールを、連携しているGmailアカウントに送信します。
    ※ テスト用メールの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストが成功すると、「取得した値」に受信したメールの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に送信したメールが取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなるメールの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:RPAによるファイルの変換

受信したSVGの添付ファイルを、RPAでICOに変換していきましょう!

※ ブラウザを操作するオペレーションは、サクセスプランだけで使える機能です。
フリープラン・ミニプラン・チームプランで設定しているフローボットでブラウザ操作を行おうとするとエラーになるのでご注意ください。
サクセスプランなどの有料プランには、2週間の無料トライアルがあります。
トライアル期間中は有料プランで使えるアプリやブラウザ操作のオペレーションも試せますので、ぜひ活用してみてください!

  1. RPA機能の「ブラウザを操作する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  1. 以降は、ファイル変換に使用するツールに合わせて自由にカスタマイズしてください。
    各アクションの設定方法については、こちらのヘルプページで詳しく説明されています。
  2. 今回は操作例としてConvertioを使用してファイルを変換しています。
    「1.URLにアクセス」で変換サイトのURLを設定
  1. 「2.クリック」で変換サイト内の「ファイルを選ぶ」をクリックする。
  1. 「3.ファイルをアップロード」で、ステップ3で取得した添付ファイルを変換サイトにアップロード。
  1. 「4.クリック」で変換サイト内の「変換」をクリック。
  2. 「5.ファイルをダウンロード」で変換されたファイルをダウンロード。
  1. 設定を終えたら、画面右下の「テスト」をクリック。
    順に処理が実行されていくため、テストが完了するまで数秒ほどお待ちください。
  1. テストに成功すると、「取得した値」にダウンロードしたファイルが追加されます。
    期待する形式に変換されていることを確認し、「保存する」をクリック。

ステップ5:ファイルのアップロード

それでは、変換したファイルをGoogle Driveにアップロードしましょう。

  1. Google Driveの「ファイルをアップロードする」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「格納先のフォルダID」に、ファイルをアップロードしたいフォルダのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるため、対象となるフォルダを選択してください。
    検索欄にフォルダ名を入力すると候補が絞られます。
    ※ フォルダURL(/folders/ID部分)から取得することもできます。
  1. 「ファイル名」を自由に設定しましょう。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションやRPAアクションのメニューから、これまでに取得した値を選択可能です。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
  1. 「ファイルの添付方法」と「ファイル」にはデフォルトで、RPAアクションで取得したファイルが設定されています。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、対象のファイルが指定したフォルダにアップロードされます。
    ※ アップロードされたファイルの例
  1. 期待通りの結果であることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
SVGファイルが添付されたメールを送信し、ICOに変換されたファイルがGoogle Driveの指定したフォルダにアップロードされていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Gmailを使った自動化例

Gmailの送受信をきっかけに、様々な業務を自動化できます。例えば、受信したメールの内容をNotionに追加したり、アンケート結果をMicrosoft Excelに格納したりすることが可能です。また、受信した添付ファイルをFileforceにアップロードしたり、Yoomメールに転送してOneDriveに保存したりといったファイル管理も自動化できます。逆に、Googleスプレッドシートで管理しているリスト宛に一括でメールを送信することも可能です。

[[157376,137789,88224,137419,68029]]

まとめ

SVGからICOへのファイル変換作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた繰り返しの変換作業にかかる時間をなくし、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。</span>

デザイナーや開発者は単純作業から解放され、より付加価値の高いクリエイティブ業務やコア業務に集中できる環境を整えられるでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化はノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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