CanvaとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-26

【ノーコードで実現】Canvaと他アプリを連携してフォルダ作成を自動化する方法

k.tsukamoto

新しいプロジェクトが始まるたびにCanvaでフォルダを手動で作成し、関連資料を整理する作業、手間だと感じていませんか?
あるいは、Slackやフォームで受け取った依頼を元にCanvaでデザインアセットを準備して、「フォルダに格納する作業に追われ、本来のデザイン業務に集中できない」といったお悩みはありませんか?
デザイン業務では、クリエイティブな作業以外にも、こうした細かな管理タスクが積み重なりがちです。

もし、<span class="mark-yellow">データベースへの情報登録やチャットツールへの投稿、フォームの送信などをきっかけに、Canvaに必要なフォルダが自動で作成され、デザインアセットの管理がスムーズになる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、より創造的なデザイン業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、プログラミングの知識も不要です。ぜひこの機会に導入して、Canvaを使ったデザイン業務の効率を格段に向上させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Canvaのデザインアセット管理を自動化する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Canvaのフォルダ作成を自動化する連携パターン

Canvaでのフォルダ作成作業は、デザインプロジェクトを整理し、チームでの共同作業を円滑に進める上で非常に重要ですが、新規プロジェクト開始時やクライアントごとの管理、キャンペーンごとのアセット整理など、手動で行うと時間もかかり、命名規則の統一漏れや作成忘れといったミスも起こりがちです。
ここでは、様々なツールをトリガーとしてCanvaにフォルダを自動作成する具体的な連携パターンをYoomのテンプレートを使ってご紹介します。
この自動化により、手作業によるフォルダ作成の手間を削減し、デザイン業務にさらに集中できるようになります!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

データベースの更新と連携してCanvaのフォルダを自動作成する

<span class="mark-yellow">Notionなどのデータベースサービスに新しいページやアイテムが作成された際に、その情報を基にCanvaに指定のフォルダを自動で作成する</span>フローです。
プロジェクトごとのアセット管理の初動をスムーズにし、手作業による設定漏れや遅延を防ぎます。

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チャットツールへの投稿と連携してCanvaのフォルダを自動作成する

<span class="mark-yellow">Slackなどのチャットツールで特定のキーワードを含むメッセージが投稿されたり、特定チャンネルにファイルがアップロードされたりした際に、Canvaにプロジェクト用フォルダを自動生成する</span>フローも。
コミュニケーションの流れを止めずにデザイン準備を迅速に開始でき、依頼の見落としも防ぎます。

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オンラインフォームの送信と連携してCanvaのフォルダを自動作成する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで新しい回答が送信された際に、その回答内容に基づいてCanvaに必要なフォルダを自動で作成する</span>ことも可能です。
クライアントからの依頼や社内からの制作リクエスト受け付けと同時に、デザインアセットの格納場所を確保し、管理体制を整えることができます。

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NotionとCanvaを連携してフォルダを自動作成するフローを作ってみよう

それでは代表的な例として、「Notionに新しいページが作成された際に、そのページ名でCanvaにフォルダを自動で作成するフロー」を解説していきます!
この自動化により、プロジェクト管理とデザインアセット管理を一元化し、手作業によるフォルダ作成の手間を省くことができます。
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • CanvaとNotionのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるWebhookと各アクション(レコード取得・フォルダ追加)の設定
  • フロー稼働の準備
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※事前準備

このフローでの「Notionのページ」とは、Notionデータベースのレコードを指しています。
テスト用のレコードを追加しても問題のないデータベースを事前にご用意ください。
ここでは例として、下図のNotionの顧客管理データベースにレコードが追加されたら、その顧客用のフォルダをCanvaに作成する、という流れで進めていきます。

ステップ1:CanvaとNotionのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいCanvaアカウントとNotionアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではCanva)を検索して選択。
  1. Canvaのログイン画面が表示されます。
    フォルダを作成したいCanvaアカウントでログイン。
  1. アクセス権限の内容を確認し、「許可」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Canvaのボタンが追加されていれば連携は成功です。
このまま、Notionも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でNotionを検索して選択。
  1. Notionのログイン画面が表示されます。
    前準備でデータベースを用意したNotionアカウントでログイン。
    ※ 既にログイン済みのアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. YoomからNotionへのアクセス権限を確認し、「ページを選択する」をクリック。
    ※ アカウントを変更する場合は、右上のメニューから任意のアカウントを選択してください。
  1. Yoomがアクセスできるページを選択します。
    ※ アカウント連携後に作成したページにはアクセスできないため、再度アカウント連携を行ってください。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Notionのボタンも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは以下のテンプレートを使うため、バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、左側メニューのプロジェクト一覧「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるWebhookの設定

先ずは、フローの起点となるWebhook(ページ作成時に送信)を設定していきます。

  1. Notionの「ページが作成されたら(Webhook)」をクリック。
  2. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
    例:顧客レコードが追加されたら
  3. 連携アカウントとトリガーアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. Webhookの設定はNotionのインテグレーションページで行います。
    設定方法はこちらのヘルプページをご確認ください。
    WebhookURLは「2. Integrationの設定」で使用します。
  2. 「3.Webhookの検証」で「Verify」をクリックしたら、Yoom側の「テスト」をクリック。
  1. トークンが発行されるため、再びNotion側での設定に戻ります。
  1. Notion側の設定を終えたら、データベースにテスト用のレコードを追加してください。
  1. 「再テスト」をクリックします。
    ※ トークンしか発行されない場合には、レコードの追加から1分ほど空けて再度お試しください。
  2. テストに成功すると、受信したWebhookの情報が「取得した値」に追加されます。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

Webhookの設定が完了し、フロー画面に戻ります。
トリガーアクションのタイトルも、設定したものに変更されています。

ステップ4:レコードの取得

次のアクションに進みましょう。
ステップ3で取得したWebhookの情報を用いて、レコードの情報を取得していきます。

  1. Canvaの「レコードを取得する(ID検索)」をクリック。
  2. 適宜「タイトル」を変更。
  3. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携の「データベースID」に対象となるデータベースのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているNotionから候補が表示されますので、対象となるデータベースを選択してください。
    検索欄にデータベース名を入力すると検索が楽になります。
    データベースIDはNotionのデータベースURLでも確認できます。
    ※ 詳細は入力欄下の案内をご確認ください。
  2. 「次へ」をクリック。
  1. 「レコードIDが追加されたレコードのIDに等しい」レコードを取得するように条件を設定しましょう。
    右枠の入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、ステップ3で取得した値が選択可能です。
    ここでは「ページID」を選んでください。
    ※ タイトルを変更している場合は、変更後のタイトルが表示されます。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。

このような「取得した値」は、フローが稼働する度に更新されます。
取得した値(アウトプット)についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。

  1. 「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、レコードの情報が「取得した値」に追加されます。
  1. ステップ3で追加したレコードの情報が取得できていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フォルダの作成

最後に、追加されたレコードに対応するフォルダをCanvaに作成しましょう。

  1. Canvaの「フォルダの作成」をクリック。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「フォルダ名」に任意の重複しないフォルダの名前を設定。
    入力欄クリック時に表示されるレコード取得アクションメニューから、ステップ4で取得した値が選択できます。
    他にも、「日付」タブからは任意の日付も選択可能です。
  1. 「親フォルダID」に新しくフォルダを作成するフォルダのIDを設定。
    フォルダIDはCanvaのプロジェクトのフォルダURL(folder/フォルダID部分)で確認できます。
    プロジェクトのトップレベルに作成する場合は「root」と設定してください。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
    ここでは例として、フォルダ名には「{{フロー実行時の日付}}_{{顧客名}}」、親フォルダIDには「Yoom連携用」というフォルダのIDを設定しています。
  1. テストに成功すると、Canvaの指定したフォルダに新しいフォルダが作成されます。
  1. フォルダ名や作成場所を確認し、問題がなければページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Notionのデータベースにレコードを追加し、そのレコードに対応するフォルダがCanvaに作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

CanvaのAPIを使ったその他の自動化例

CanvaのAPIを活用することで、さまざまな業務の自動化が可能になります。

Canvaを使った自動化例

Google スプレッドシートに行が追加されたときや、タスク管理ツールで新しいタスクが登録されたタイミング、またはオンラインフォームに回答が送信されたときなど、さまざまなシーンでCanvaにフォルダを自動作成することが可能です。さらに、製品情報の登録や、メールの添付ファイルをOCRで読み取るトリガーからも、Canva内に整理されたフォルダをすぐに生成できます。

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まとめ

この記事では、「Canvaと他アプリを連携してフォルダ作成を自動化する方法」について、プログラミング不要で実現できる具体的な手順をご紹介しました。
Canvaでのフォルダ作成を自動化することで、プロジェクトごとの整理や依頼対応をスムーズに行えるようになり、作業ミスの防止や業務効率の向上にもつながります。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したフォルダ作成の自動化以外にも、さまざまな業務を効率化するテンプレートが多数用意されています。</span>スプレッドシートやフォーム送信、チャットなど、日々の業務に合わせた柔軟な連携ができるのも魅力のひとつです。

「Canvaの整理に毎回時間がかかっている」「依頼に即対応できる体制を整えたい」「ノーコードで自動化を始めたい」とお考えの方は、ぜひYoomのテンプレートを活用してみてください。難しい設定は不要で、すぐに始められますよ!

まずはテンプレートを試して、その便利さを実感してみませんか?
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この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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