Yoomにテンプレートがコピーされると、次の画面が表示されるので「OK」を押します。
ステップ3:Yoomフォームのトリガー設定
(1)まずは、フローボットの起動対象となるYoomフォームの設定を行います!
テンプレートの1番上にある「フォーム」をクリックしましょう。
(2)フォームの設定を行います。ここで取得した情報をBubbleの設定で使用するので、必要な情報が取得できるように設定しましょう。
①~③任意で設定
④回答方法をテキスト形式やプルダウン、チェックボックスなどから選択
⑤回答を必須にするか任意で設定
⑥左のアイコンで項目をコピー、右のアイコンで項目を削除
(3)下にスクロールすることで以下も設定できます。
①質問を任意で追加(個数に制限あり)
②送信ボタンの上部にテキストを任意で設定(有料プランの場合のみ)
③フォームのページ下部に表示されるYoomロゴを非表示に設定(有料プランの場合のみ)
(4)有料プランの場合のみ完了ページの設定やアクセス制限なども任意で設定できます。
フォームの設定が完了したら、「次へ」をクリックします。
(5)「プレビューページ」からフォームのプレビュー画面を表示できます。
また、「完了ページ」からフォームの回答完了時の画面を表示可能です。
今回は、以下のようなフォームを運用していきます!
(6)「取得した値」に仮のファイルを設定し、「保存する」をクリックして設定完了です。
※ここで入力したサンプル値は、フローの運用時に影響しません。フロー運用時は、実際の回答内容が抽出されます。
なお、今回は以下のような作業報告書を設定しました!
ステップ4:OCRのアクション設定
(1)次に、画像・PDFから文字を読み取るOCR設定を行います。
テンプレートの「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしましょう。
(2)アクションに「【v2】任意のPDF・画像ファイル(4,000文字以内)から文字情報を読み取る(5タスク)」に設定し、「次へ」をクリックします。
ここは想定される情報に合わせて設定してください。
(3)ファイルの添付方法に「取得した値を使用」「添付ファイル1」を設定します。
(4)「追加で抽出したい項目」に画像やPDFから読み取りたい項目を設定します。
追加で抽出したい項目をカンマ(,)区切りで指定してください。
(5)「使用するAI」にAIの種類を選択します。
基本的には、「Claude_v2」を使用するのがおすすめです。
(6)読み取る書類の言語を選択します。基本的に「日本語」を設定しましょう。
(7)設定が完了したら、「テスト」をクリックしてフォームの回答にあった画像やPDFの内容を読み取りましょう。
(8)テストが成功し、「取得した値」に指定した通りの情報が抽出されているか確認しましょう。
正常にメッセージが送信されていれば、設定完了です。
ステップ5:Bubbleのアクション設定
(1)次に、BubbleでThingを作成する設定を行います。
テンプレートの「Thingを作成」をクリックしましょう。
(2)Bubbleと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りに「Thingを作成」のまま「次へ」をクリックして進んでください。
(3)「データタイプ名」に任意のデータタイプの名称を設定します。
(4)「Thing」にBubbleで作成するThingの項目を設定します。
「フィールド名」を任意に入力し、「値」に適切な項目を設定しましょう。なお、「値」では「取得した値」からフォームの回答内容を引用できます。
※「取得した値」とは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことです。取得した値は、この後のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に値は変動します。詳しくはこちらをご参照ください。
(5)全ての設定が完了したら、「テスト」をクリックしてBubbleにThingを作成してみましょう。
テストが成功し、正常にThingが作成されていれば、設定完了です。
ステップ5:トリガーをONにして動作チェック
以上で、すべての設定が完了です。
設定の完了後は、以下のようなポップが表示されるのでトリガーをONにします。
実際にフローが正常に動作するかをチェックしてみましょう!
BubbleやOCRを活用したその他の自動化テンプレート事例
BubbleとOCRの連携以外にも、Yoomには業務を効率化する様々なテンプレートが用意されています。ここでは、BubbleやOCR技術を活用した他の自動化テンプレートの例をいくつかご紹介します。
Bubbleを活用した自動化例
Bubbleで登録・作成されたデータをもとに、Google スプレッドシートやMicrosoft Excel、Slack、Gmail、Notionなどへ自動で連携できます。
通知や記録、情報共有の効率化を図りたい方に最適なテンプレートが揃っています。