DiscordとMemの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-29

【簡単設定】DiscordのデータをMemに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「Discordで共有された重要な情報を、ナレッジベースとしてMemに集約したい」
「チャンネルでのやり取りを後から読み返すためにMemに転記するのは面倒…」
このように、DiscordとMemの間で、情報連携に関する課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Discord上の特定のメッセージや添付ファイルを検知し、Memにノートとして保存する仕組み</span>があれば、手作業による転記の手間やヒューマンエラーから解放されるでしょう。

そして、チームの知識資産を効率的かつ網羅的に蓄積することが可能になるはずです。

今回ご紹介する自動化はプログラミングの知識が一切不要で、誰でも簡単に設定できます。
この記事を参考に、面倒な手作業をやめて、スムーズな情報共有体制を築きましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">DiscordとMemを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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DiscordとMemを連携してできること

DiscordとMemのAPIを連携させれば、Discordでのコミュニケーションから生まれる重要な情報を、手作業を介さずに直接Memへと蓄積するフローを自動化できます。
これにより、情報の散逸を防いで、チーム全体のナレッジマネジメントを円滑に進めることが可能になるでしょう。

これからご紹介する具体的な自動化例は、アカウント登録後すぐに試せるテンプレートとして用意されています。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Discordでメッセージが送信されたら、MemでNoteを作成する

Discordの指定したチャンネルに投稿されたメッセージを自動で取得し、Memに新しいノートとして作成するフローです。

重要なアナウンスや議論の内容が自動的にナレッジベースへ集約されるため、<span class="mark-yellow">手作業での転記漏れや手間を排除し、迅速な情報共有と蓄積を実現</span>します。

単純な直接連携だけでなく、特定のキーワードを含むメッセージのみを対象とするような条件分岐も設定可能です。

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Discordで特定の投稿があったら、添付ファイルをOCRしてMemでNoteを作成する

Discordに画像ファイルが添付された投稿があった場合に、その画像をOCR(光学的文字認識)技術でテキストデータに変換し、Memにノートとして保存する、より高度な自動化フローです。

例えば、<span class="mark-yellow">画像で共有された議事録や資料の内容を、検索可能なテキスト情報としてMemに自動で蓄積</span>できるため、後からの情報検索や活用が容易になります。

特定の投稿をトリガーとする条件分岐とOCR処理を組み合わせた連携パターンです。

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DiscordとMemの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、DiscordとMemを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Discordでメッセージが送信されたら、MemでNoteを作成する」テンプレートを使用してフローを作成します!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • DiscordとMemのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • DiscordのトリガーとMemで作成するNoteの設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:DiscordとMemのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいDiscordアカウントとMemアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではDiscord)を検索して選択します。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」にBotトークンを設定。
    BotトークンはDiscord Developer Portalから取得できます。
    詳細はこちらのヘルプページをご確認ください。
  1. 設定を終えたら、「追加」をクリック。

マイアプリ画面にDiscordが追加されていることを確認してください。

続けて、Memも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でMemを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」に設定するためのAPIキーを取得しましょう。
    Memにログインし、サイドメニューの「Integrations」から「API」にアクセスします。
  1. 「Add new API key」をクリック。
  2. APIの管理用名称を設定し、生成されたAPIキーをコピーしてから「Done」をクリック。
    ※「Done」をクリックするとAPIキーが確認できなくなります。
  1. 取得したAPIキーを「アクセストークン」に設定します。
  2. 設定を終えたら、「追加」をクリック。
  1. マイアプリ画面にMemが追加されていることを確認してください。

Memも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなる投稿の設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(メッセージ投稿)を設定していきます。

  1. Discordの「チャンネルでメッセージが送信されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージが投稿された際に、より早くMemでNoteを作成できるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「サーバーID」にトリガーとなるメッセージを投稿するチャンネルのサーバーIDを設定。
    サーバーIDはDiscordの対象サーバーのURL(/channels/サーバーID/チャンネルID)から取得できます。
  2. 同じように「チャンネルID」も設定してください。
  1. 設定を終えたら、Discordの指定したチャンネルに、テスト用のメッセージを投稿してください。
    ※ テスト用メッセージの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、「取得した値」に最新メッセージの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に投稿したメッセージが取得できていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなる投稿の設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:Noteの作成

それでは、Discordから取得したメッセージを用いてMemにNoteを作成しましょう。

  1. Memの「Create Note」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「Content」にNoteの内容を設定。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、取得したメッセージの各項目を選択できます。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    これらの値を用いて、Noteの内容を自由に作成しましょう。
  1. 「Collection ID」を設定することで、NoteにCollection(タグ)を付与することができます。
    IDはMemのCollectionsのURL(mem.ai/collections/ID部分)から取得してください。
  2. その他、作成日時や更新日時を指定することもできます。
    指定がない場合はアクションの実行時間に基づいて自動的に設定されます。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、指定した内容のNoteがMemに作成されます。
    ※ 作成されたNoteの例
  1. 期待通りの結果であることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Discordの指定したチャンネルにメッセージを投稿し、その内容がMemのNoteとして作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

DiscordとMemのAPIを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外にも、DiscordやMemを活用することで、社内コミュニケーションや情報整理の業務を効率化できます。
通知・保存・要約といった一連の情報処理を自動化したい場面で、これらのテンプレートが大いに役立ちます。

Discordを使った便利な自動化例

Discordは、CRMやWeb会議、フォームなどの外部サービスと連携し、特定イベント発生時に社内に通知するのに適しています。
情報の見逃しを防ぎ、チームの反応速度を高める運用ができるかもしれません。

[[26855,72168,72152,75129,78624]]

Memを使った便利な自動化例

Memは、EC、フォーム、OCRなど様々なデータソースから情報を受け取り、メモとして自動で保存するのに適しています。
保存した情報をもとに別サービスへの連携や通知も可能なため、情報資産の一元化と活用がスムーズに進むはずです。

[[217246,240376,242059,243413,256565]]

まとめ

DiscordとMemの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたDiscordからMemへの情報転記作業をなくし、情報の記録漏れや入力ミスといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

担当者は手動での情報集約業務から解放され、チーム内の重要な議論や決定事項は自動的にナレッジとして蓄積されていくため、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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