DiscordとAirtableの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-28

【簡単設定】DiscordのデータをAirtableに自動的に連携する方法

s.h

「Discordでのやり取りをAirtableで管理しているけど、いちいち手作業で転記するのが面倒…」
「コミュニティからのフィードバックやタスク依頼など、重要な情報が流れてしまい、転記漏れや入力ミスが発生して困っている…」
このように、DiscordとAirtable間での手作業によるデータ連携に限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Discordに投稿されたメッセージを検知し、その内容を自動でAirtableのデータベースに登録する仕組み</span>があれば、情報収集にかかる時間と手間を削減できます。

入力ミスや転記漏れといったヒューマンエラーもなくなるため、より正確な情報管理を実現しながら本来集中すべきコア業務に取り組むことができます。

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識が一切不要なノーコードで設定が完了するので、これまで自動化を諦めていた方でも簡単に導入できます。
ぜひこの機会に面倒な手作業から解放され、業務の効率化を実現しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">DiscordとAirtableを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[257650]]

DiscordとAirtableを連携してできること

DiscordとAirtableのAPIを連携させれば、手動で行っていた多くの情報転記や共有作業を自動化できます。
例えば、Discordチャンネルへの投稿内容をAirtableのレコードとして自動で追加したり、条件に応じて必要な情報だけを抽出して登録したりすることが可能になり、業務の正確性とスピードを格段に向上させます。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。
アカウント登録(30秒で完了)後、テンプレートの「試してみる」ボタンをクリックするだけで、すぐにこれらの連携を体験できます。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Discordの投稿内容をもとにAirtableにレコードを追加する

これまで手作業で行っていた情報収集や転記作業が不要になるため、<span class="mark-yellow">コミュニティからのフィードバックやタスク依頼などを素早くデータベースに蓄積し、情報を見逃すことなく一元管理できます。</span>

AIによる情報抽出を活用することで、投稿内容から必要な部分だけを抜き出すなど、より高度な自動化を実現可能です。

[[257650]]

Discordで特定条件に合う投稿があったら、Airtableにレコードを追加する

Discordの投稿の中から、特定のキーワードやハッシュタグ(例:「#問い合わせ」「#バグ報告」など)を含むものだけをフィルタリングし、該当する投稿のみをAirtableにレコードとして追加する連携です。

全ての投稿を転記するのではなく、<span class="mark-yellow">業務上必要な情報だけを自動で抽出し、ノイズの少ない質の高いデータベースを効率的に構築できます。</span>

[[257653]]

DiscordとAirtableの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にDiscordとAirtableを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでDiscordとAirtableの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はDiscordの投稿内容をもとにAirtableにレコードを追加するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • DiscordとAirtableをマイアプリ連携)
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Discordのトリガー設定およびAirtableのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
[[257650]]

ステップ1: DiscordとAirtableをマイアプリ連携

Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Discordの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでDiscordと検索し、対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、アカウント名とアクセストークンを入力し「追加」をクリックしましょう。

Airtableの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでAirtableと検索し、対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、任意の方法でログインしましょう。
今回はメールアドレスでログインしています。

Airtableのマイアプリ連携について、詳しくはこちらをご参照ください。

以下の画面が表示されたら、ページ下部の「+Add a base」をクリックしてワークスペースを選択します。
その後、「Grant access」をクリックしましょう。

以上でマイアプリ登録は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[257650]]

テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: Discordのトリガー設定

「チャンネルでメッセージが送信されたら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Discordと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備としてDiscordでメッセージを送信しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で作成しました。

Yoomの操作画面に戻り、トリガーの設定を行います。

指定した間隔でDiscordをチェックし、トリガーとなるアクション(今回はメッセージが送信されたら)を検知すると、フローボットが自動で起動します。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用プラン
    によって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
  • サーバーID
  • チャンネルID
    Yoomと連携させる対象サーバーおよびチャンネルを指定します。
    それぞれ注釈に沿って設定しましょう。
    チャンネルIDは入力欄をクリックすると候補が表示されるので、対象の項目を選択しましょう。

入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、Discordに送信されたメッセージに関する情報が一覧で表示されます。
先ほど事前準備として投稿したテスト用のメッセージが、正しくトリガーイベントとして受信されていることが確認できます。

以下の画像の取得した値(=アウトプット)は後続のステップで利用可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ4: AIでテキストデータの抽出

「テキスト抽出」をクリックします。

変換タイプ(GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)がデフォルトで設定されているので、確認し「次へ」をクリックします。

Discordからトリガーイベントとして受信したメッセージ内容を対象に、AIで特定のテキストを抽出します。
入力欄をクリックすると、前のステップでDiscordから取得済みのアウトプットが表示されるので、選択して入力しましょう。

  • 抽出したい項目:対象のテキストから抽出したい項目をカンマ区切りで入力してください。
    今回は「会社名」と「アドレス」の各項目を抜き出したいため、画像のとおり設定しています。
  • 指示内容:AIに対してどのようにテキストを解析・抽出してほしいかを伝える指示を入力します。(任意で設定しましょう)
    注釈のように、抽出ルールやパターンをわかりやすく伝えると、より精度の高い処理が可能になります。

入力が完了したら、設定した項目で実際に正しく抽出されるかどうかを確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、AIによってテキストから抽出された情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得したアウトプットをもとに、Airtableにレコードの追加が可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ5: Airtableのアクション設定

「レコードを作成」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Airtableと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備として、データの追加先となるAirtableの表をあらかじめ用意しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で作成しました。

Yoomの操作画面に戻ります。

  • ベースID
  • テーブルIDまたは名前
    Airtableのどの表にデータを書き込むかを指定するための項目です。
    AirtableのURLからコピーできるので、注釈に沿ってそれぞれ入力しましょう。
  • フィールド名:Airtable上でのカラム名(列タイトル)を入力します。
  • :先ほどAIで抽出した「会社名」「アドレス」などの情報のうち、どの値を入れるか指定します。
    入力欄をクリックすると、前のステップで取得済みのアウトプットが表示されるので、登録したい項目に合わせて選択しましょう。

今回は以下の画像の通り「会社名」というフィールドには抽出された「テスト株式会社」を、「連絡先」には「yamada@example.com」を対応させました。
「+フィールド情報を追加」 をクリックすると、新しい項目を追加することが可能です。
必要に応じて設定してみてくださいね。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でAirtableにレコードが追加されるか確認しましょう。

テストが成功すると、追加されたレコードの情報が一覧で表示されます。

Airtableを開き、指定した内容でレコードが追加されているかを確認してみてください。
今回は以下の赤枠通り、追加されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、取得した値を確認し「保存する」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!

ステップ6: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、Discordのチャンネルにメッセージが投稿されたタイミングで、指定したAirtableにその内容が自動で追加されるようになります。
実際にDiscordでメッセージを投稿し、Airtableにレコードが正しく追加されるかを確認してみましょう。

AirtableのデータをDiscordに連携したい場合

今回はDiscordからAirtableへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にAirtableからDiscordへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
チーム内の情報共有をよりスムーズにし、迅速な対応を可能にします。

Airtableに情報が登録されたらDiscordに通知する

Airtableに新しいレコードが追加されたり、既存のレコードが更新された際に、その内容を自動でDiscordの指定チャンネルに通知する連携です。

タスクの進捗状況やデータベースへの新規登録などを手動で報告する手間が省けるため、<span class="mark-yellow">チーム全体での情報共有を迅速にかつ正確に行い、確認漏れや対応の遅れを防ぎます。</span>

[[115736]]

Airtableで特定条件に合う情報が登録されたら、Discordに通知する

Airtableのレコード更新情報の中から、特定の条件(例:ステータスが「完了」に変更、優先度が「高」のタスクが登録など)に合致するものだけを抽出し、Discordに通知する連携です。

全ての更新通知を受け取る必要がなくなり、<span class="mark-yellow">重要な変更情報のみをピンポイントで共有できるため、通知疲れを防ぎながら、本当に必要な情報を見逃さない体制を構築できます。</span>

[[257640]]

DiscordやAirtableを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、DiscordやAirtableのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Discordを使った自動化例

投稿内容のデータベースへの自動追加を実現し、データ管理を効率化。
さらに、チャットツールやメール内容の転送や、カスタマーサポートチケットやデータベースのステータス更新の自動通知も可能にします。
手動での転記や確認作業を削減し、チーム内の情報共有をスムーズにします。

[[160628,70976,88245,94399,158778]]

Airtableを使った自動化例

情報登録時にチャットツールへ自動通知したり、CRMにチケットを作成したりできます。
また、データベースのステータス更新をトリガーに外部データベースにデータを追加したり、メール内容やデータベースへの追加、プロジェクト管理ツールの課題登録を自動で行うことも可能です。
これにより、手動入力や転記ミスを減らし、情報の一元管理と業務プロセスの効率を向上させられます。

[[115718,84838,158398,115545,116785]]

まとめ

DiscordとAirtableの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたDiscordからAirtableへの情報転記や、Airtableの更新内容をチームに共有する作業の手間を削減し、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。</span>

これにより、コミュニティからのフィードバックや重要なタスク情報が素早くデータベースに反映され、担当者は最新の正確な情報に基づいて業務を進められるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うはず。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もしDiscordとAirtableの連携自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
タグ
Discord
Airtable
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる