GmailとGeminiの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-29

【簡単設定】GmailのデータをGeminiに自動的に連携する方法

s.murayama

「Gmailに届く大量のメールをひとつひとつ確認して要約するのが大変…」
「問い合わせメールをGeminiで要約してチームに共有しているけど、このコピペ作業が地味に面倒…」
GmailとGeminiを使う中で、手作業のデータ連携が非効率だと感じていませんか?
こうした単純作業は、時間を奪うだけでなく、コピーミスや共有漏れといったヒューマンエラーの原因にもなりかねません。

もし、<span class="mark-yellow">Gmailで受信したメールの内容をAIが自動で要約し、指定のツールに通知してくれる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、メール処理にかかる時間を大幅に削減できます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、手間や時間もかかりません。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務をもっと楽に、効率的に進めていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GmailとGeminiを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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GmailとGeminiを連携してできること

GmailとGeminiのAPIを連携させると、これまで手作業で行っていたメールの要約や共有といったメール業務を自動化できます!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGmailとGeminiの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Gmailでメールを受信したら、Geminiで内容を要約してSlackに通知する

長文や英文メールを要約してチームに共有する作業は非常に手間がかかります。
このフローでは、Gmailで受信したメールをGeminiが要約し、指定したSlackチャンネルに自動通知します。

<span class="mark-yellow">情報共有が迅速化し、確認漏れも防止</span>できそうです。

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Gmailで特定条件のメールを受信したら、Geminiで内容を要約してSlackに通知する

特定のお客様からの問い合わせや、『重要』という件名のメールなど、特定のメールだけを迅速に処理したい時もありますよね。
このフローでは、Gmailで特定の条件に合致するメールをトリガーに、Geminiで要約しSlackに自動通知します。

<span class="mark-yellow">大量のメールに埋もれることなく、本当に重要な情報だけを効率的にチームに共有</span>できます。

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GmailとGeminiの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGmailとGeminiを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGmailとGeminiの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は、Gmailでメールを受信したら、Geminiで内容を要約して、Slackに通知するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Gmail・Gemini・Slackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定およびGemini・Slackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Gmail・Gemini・Slackのマイアプリ連携

1.Gmailのマイアプリ連携

まずYoomにログインし画面左側にある「マイアプリ」をクリックします。
「+新規接続」をクリックしたあと、アプリの一覧が表示されるのでGmailと検索してください。

Gmailを選択すると下記の画面が表示されるので「Sign in with Google」をクリックします。

メールアドレスまたは電話番号を入力し「次へ」をクリックします。
※既にGoogleアカウントを使ってマイアプリ連携したことがある場合は、そのアカウントを選択するだけでOKです。

パスワードを入力してもう一度「次へ」をクリックします。

Yoomがアクセスできる情報をチェックボックスから選択し「続行」をクリックします。

これでGmailとYoomの連携完了です!

2.GeminiとYoomの連携

同じ手順でGeminiを検索し、選択します。
アカウント名は、会社名や担当者名など分かりやすいネーミングがおすすめです。

アクセストークンはGeminiのAPI取得ページから取得可能です。

右上の「APIキーを作成」をクリックします。

作成されたAPIキーをコピーします。

Yoomの画面に戻り、アクセストークンにコピーしたAPIキーを入力します。
入力が完了したら「追加」をクリックします。

これでGeminiとYoomの連携完了です!

3.Slackのマイアプリ連携

同じ手順でSlackを検索します。
Slackを選択すると下記の画面が表示されるので、ご利用のワークスペースURLを入力し「続行する」をクリックしてください。

Slackのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

次にYoomからSlackへアクセスの許可をリクエストする画面に移ります。
赤枠内でGmailの要約内容を通知するチャンネルを選択し「許可する」をクリックしてください。

これでSlackのマイアプリ連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、画像のように表示されるので「OK」をクリックして設定を進めていきましょう!

ステップ3:Gmailのトリガー設定

「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」をクリックします。

タイトルは任意で変更可能です。
Gmailと連携するアカウント情報を確認し、トリガーアクションは「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」のままで「次へ」をクリックします。

編集欄をクリックし、5分、10分、15分、30分、60分から選択できます。
ご利用プランによって設定できる最短の間隔が異なるため、ご注意ください。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

次に特定のキーワードを入力します。テキストボックス下部の説明通り、検索演算子の利用も可能です。
今回は「subject:」という演算子を使って、件名の単語やフレーズからキーワード「重要」に当てはまるメールを検索するように設定しました。
※検索演算子の詳細はこちらをご参照ください。

ここまでの設定が完了したらGmailの件名にキーワードを含んだメールを送信します。
今回はこのように送信してみました!
ぜひ参考にしてみてくださいね!

Yoomの画面に戻り「テスト」を実行します。
テストに成功すると、取得した値の各項目の横に先ほど送信したGmailの詳細情報が表示されるので「保存する」をクリックします。
※取得した値について、詳しくはこちらをご参照ください。

ステップ4:Geminiのアクション設定

「コンテンツを作成」をクリックします。

こちらもタイトルは任意で変更できます。Geminiと連携するアカウント情報を確認し、トリガーアクションは「コンテンツを作成」のままで「次へ」をクリックしてください。

まずは使用するGeminiのモデルタイプを入力します。モデルについては、Geminiのページ左上で確認できます。

画像の場合、2.5flashを使用しているため、同じものをモデルとして設定します。
編集欄をクリックすると候補が表示されるので、そこから2.5flashを選択します。

次にプロンプトを入力します。
編集欄をクリックし、Gmailの内容を引用して、下記のように入力しました。

システムプロンプトとは、AIに対してどのような動作や振る舞いを期待するかを指示するものです。
今回は下記のように入力しました。
細かく設定することで、出力したい要約に近づけられるはずです。

ここまでの入力が完了したら、テストを実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:Slackのアクション設定

「チャンネルにメッセージを送る」をクリックします。

こちらもタイトルは任意で変更できます。Slackと連携するアカウント情報を確認し、トリガーアクションは「チャンネルにメッセージを送る」のままで「次へ」をクリックします。

Gmailの要約内容を通知するチャンネルIDを入力します。
編集欄をクリックすると、Slackのチャンネル候補が表示されるので、そこから対象のチャンネルを選択します。選択するとIDが自動で入力されます。
※ちなみに事前に該当のチャンネルの「インテグレーション」からでYoomを追加しておいてくださいね!
SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法 | Yoomヘルプセンター

メッセージは自由に編集できます。編集欄をクリックすると、GmailとGeminiの内容を引用できるので、必要な情報を追加してカスタマイズしましょう!
今回は下記のように入力してみました。
※「生成されたコンテンツ」はGeminiの要約内容ですので、必ず追加してくださいね!

メッセージの編集が完了したら、テストを実行します。テストが成功したら「保存する」をクリックしましょう。

下記画像のようにSlackに通知が届きました!

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
実際にフローボットを起動して、Gmailにメールを送信し、Geminiで要約した内容がSlackに通知されるか確認してみてくださいね!

GeminiのデータをGmailに連携したい場合

今回はGmailからGeminiへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGeminiで生成したデータをGmailで活用したい場合もあるかと思います。
その際は、下記のテンプレートも併せてご利用ください!

Googleフォームで問い合わせを受信したらGeminiで回答を作成して、Gmailに通知する

Webサイトのフォームから寄せられる問い合わせには迅速な対応が求められますが、回答文の作成に時間がかかります。
このフローでは、Googleフォームで問い合わせを受信した際、その内容を基にGeminiが自動で回答案を作成し、担当者のGmailに下書きとして通知します。

<span class="mark-yellow">返信作成の時間を短縮し、顧客対応のスピードと品質を向上</span>させることができます。

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Googleフォームで特定条件の問い合わせを受信したらGeminiで回答を作成して、Gmailに通知する

「至急」や「クレーム」といった特定のキーワードを含む問い合わせや、特定のサービスに関する問い合わせには、迅速かつ丁寧な対応が求められます。
このフローでは、特定の条件に合致する問い合わせのみを対象として、Geminiが回答案を生成し、担当者のGmailへ通知します。

<span class="mark-yellow">優先度の高い案件を見逃すことなく、迅速な初期対応を実現で</span>きます。

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GmailやGeminiを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、GmailやGeminiのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Gmailを使った自動化例

受信したメールからデータを抽出し、チャットツールへ自動通知します。
また、メール内容をAI分析してスパム判定したり、感情認識してチャットツールに通知したりすることも可能です。
さらに、データベースへのレコード追加をトリガーにGmailから自動送信したりもできます。
これにより、手動でのメール処理を削減し、情報共有とタスク管理を効率的に行えそうです。

[[201907,193166,216093,207330,73361]]

Geminiを使った自動化例

チャットツールの投稿内容を解析して回答を更新したり、データベースの内容を要約して自動更新したりできます。
また、フォームから送信されたPDFを基にGeminiでレポートを作成し、チャットツールへ送信することも可能です。
さらに、データベースで作成した議事録をAIで整理・要約して更新したり、動画公開時にAIでSNS用文章を生成し投稿したりもできます。
これにより、情報処理の高速化とコミュニケーションの効率を向上させられるでしょう

[[107022,110131,194552,148328,143645]]

まとめ

GmailとGeminiの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたメール内容の要約や転記、共有といった一連の作業をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は情報収集や共有作業から解放され、迅速かつ正確な情報に基づいて、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.murayama
百貨店でのアパレル販売を経験した後、スタートアップ企業で化粧品や健康食品のマーケティングを5年ほど担当しておりました。息子の出産を機に退職し、この度Yoomのブログ作成メンバーとしてジョイントしました。業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧に分かりやすく発信していきます!
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