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【ノーコードで実現】LINEのデータをChatGPTに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-08

【ノーコードで実現】LINEのデータをChatGPTに自動的に連携する方法

熊谷 涼夏

「LINE公式アカウントに来た問い合わせをChatGPTで要約して、すぐに内容を把握したい!」
「でも、いちいちメッセージをコピーしてChatGPTに貼り付けるのは手間だし、重要な内容を見落としそうで不安...」

このように、LINE公式アカウントとChatGPTを併用する中で、手作業による情報連携に非効率さやリスクを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントに届いたメッセージを自動でChatGPTに連携し、内容を要約して通知する仕組み</span>があれば、問い合わせ対応の初動を早め、より重要なコミュニケーションに集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミング不要で簡単に設定できます。
手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して日々の業務をもっと楽にしましょう!

※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントとChatGPTを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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LINE公式アカウントとChatGPTを連携してできること

LINE公式アカウントとChatGPTのAPIを連携すれば、LINE公式アカウントに届いたメッセージの内容をChatGPTで処理し、その結果を通知するといった一連のフローを自動化できます。
これにより、問い合わせの内容を都度確認する手間が減り、スピーディーな対応につながります。

ここでは、具体的な自動化の例を複数ご紹介します。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

LINE公式アカウントにメッセージが送信されたら、ChatGPTで要約し通知する

LINE公式アカウントに届くお客様からの長文の問い合わせやフィードバックを、メッセージが届くたびに自動でChatGPTが要約し、担当者に通知します。この仕組みにより、<span class="mark-yellow">担当者は問い合わせ内容の要点を迅速に把握でき、対応漏れや確認の遅れを防ぐ</span>ことが可能になります。

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LINE公式アカウントに特定のメッセージが送信されたら、ChatGPTで要約し通知する

LINE公式アカウントに届くメッセージの中から「緊急」や「クレーム」といった特定のキーワードが含まれるものだけを抽出し、その内容をChatGPTで要約して担当者に素早くに通知します。

このフローは特定条件で処理を分ける分岐処理を含んでおり、<span class="mark-yellow">優先度の高い問い合わせに対応できる体制を構築し、重要な案件を見逃すリスクの低減</span>に役立ちます。

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LINE公式アカウントとChatGPTの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にLINE公式アカウントとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでLINE公式アカウントとChatGPTの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はLINE公式アカウントにメッセージが送信されたら、ChatGPTで要約し通知するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • LINE公式アカウントとChatGPT、Slackをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • LINE公式アカウントのトリガー設定およびChatGPTのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:LINE公式アカウントとChatGPT、をマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

1.Slackのマイアプリ連携

ナビ動画を参考にマイアプリ登録を行ってください。マイアプリの画面に戻りSlackが表示されていれば完了です。

2.LINE公式アカウントのマイアプリ連携

Yoomにログインし、画面左側の「マイアプリ」をクリックします。
続いて、画面右側の「新規接続」をクリックし、検索窓にLINE公式アカウントと入力しましょう。
表示されたLINE公式アカウントをクリックします。

以下の画面が表示されるので、連携したいLINE公式アカウントのアカウント情報を入力します。
入力後マイアプリ画面が表示されれば登録完了です。

マイアプリの画面にLINE公式アカウントが表示されます。

3.ChatGPTのマイアプリ連携

※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。https://openai.com/ja-JP/api/pricing/

画面右側の「新規接続」をクリックし、検索窓にChatGPTと入力します。
表示された候補をクリックしましょう。

以下の画像のような画面が表示されるので、内容に従って入力しましょう。
ChatGPTのマイアプリ登録についてはこちらをご確認ください。

マイアプリにChatGPTが表示されたら完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーのテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:トリガーとなるLINE公式アカウントの設定

LINE公式アカウントでメッセージを受信したことを自動化のトリガーにするための設定を行います。
以下の赤枠をクリックします。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するLINE公式アカウントのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

Webhookの設定画面が表示されるので、LINE公式アカウントで設定を行いましょう。

設定を行った後、実際にLINE公式アカウントでメッセージを送信し、「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、以下の画面のように取得した値にメッセージの内容が表示されます。
この後、この取得した値の内容を入力に使用することができます。
※取得した値に関して、詳しくはこちらをご確認ください。

テスト成功後「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:要約する

ChatGPTでLINE公式アカウントのメッセージを要約するための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するChatGPTのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

メッセージ内容には以下のようにLINE公式アカウントの取得した値から「メッセージテキスト」をクリックし入力します。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。
また、「上記内容を要約してください。」とChatGPTへの指示も入力しましょう。

ロールはデフォルトではユーザーとなりますが、任意で選択しましょう。

temperatureは値が高いとランダムで予測しにくい出力が多く、面白く、斬新な提案がされることが多く、値が低いとより一貫した、明確で安定した出力が得られます。
今回は要約なので、明確な答えに近いよう「0.5」を入力しました。

最大トークン数は実用的な範囲で考えると、 入力文(元のメール)のトークン数は約1,000トークン以内に収めると、要約の精度も保たれやすいです。
今回は200と入力しました。

モデルは「gpt-4o」を入力することをお勧めします。

設定ができたら「テスト」をクリックし、実際にメッセージが要約できているか確認しましょう。
確認ができたら「保存する」をクリックします。

ステップ5:Slackにメッセージを送信する

要約した内容をSlackに送信するための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するSlackのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

投稿先のチャンネルIDは以下のように表示される候補から選択しましょう。
候補がうまく表示されない場合は、マイアプリ連携の設定をもう一回チェックしてみてくださいね。
また、該当のチャンネルの「インテグレーション」からでYoomを追加できているかも確認してください。
SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法 | Yoomヘルプセンター

メッセージには通知する内容を入力しましょう。
取得した値からChatGPTの要約内容を選択することで、メッセージに反映させることができます。

LINE公式アカウントで受け取ったメッセージであることが分かるよう内容を整えましょう。

設定ができたら「テスト」をクリックし、テストが成功したら実際にSlackに送信されているか確認します。
確認ができたら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

設定お疲れ様でした!

ChatGPTのデータをLINE公式アカウントに連携したい場合

今回はLINE公式アカウントからChatGPTへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆に様々なアプリケーションの情報をChatGPTで処理し、その結果をLINE公式アカウントに通知することも可能です。そういった場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Google スプレッドシートに行が追加されたら、ChatGPTで内容を要約しLINE公式アカウントに通知する

Google スプレッドシートに日報や議事録などの情報が追加されるたびに、その内容をChatGPTが自動で要約し、関係者のLINE公式アカウントに通知します。

この連携により、<span class="mark-yellow">情報共有にかかる手間を削減し、チーム全体の状況把握を効率化</span>できます。

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Notionに行が追加されたら、ChatGPTで内容を要約しLINE公式アカウントに通知する

Notionデータベースに新しいタスクやプロジェクト情報が追加された際に、その概要をChatGPTが自動で生成し、担当者のLINE公式アカウントに通知します。

この仕組みは特定条件での分岐処理にも対応しており、<span class="mark-yellow">タスクの見落としを防ぎながら、プロジェクトの進捗管理をよりスムーズに</span>進めることが可能です。

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LINE公式アカウントやChatGPTのAPIを使ったその他の自動化例

LINE公式アカウントとの連携以外でも、ChatGPTのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてくださいね!

LINE公式アカウントを使った便利な自動化例

他にも、LINEで届いたメッセージをAIで解析してそのまま返信したり、内容をまとめてGoogleドキュメントに追加したりといった使い方ができます。
社内外への共有が速くなることで、連携のスピードも上がり、やり取りの抜け漏れを防ぎやすくなります。

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ChatGPTを使った便利な自動化例

問い合わせやフォーム回答をまとめたり、受信メールやメッセージを要約してSlackやGoogle スプレッドシートに集約することで、情報の見落としを減らせます。

さらに、不適切な投稿を検知して自動で警告を返すといった管理用途にも応用でき、やり取りの品質や安全性を保ちながら効率化を進められます。

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まとめ

LINE公式アカウントとChatGPTの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたメッセージのコピー&ペーストや要約作成といった定型業務の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。
</span>これにより、担当者は問い合わせの一次対応から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいて顧客対応を進められるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:特定の担当者からの指示のみ実行できますか?

A:はい、可能です。
ミニプラン以上で使用できる「分岐」機能を使用することで、特定の担当者や特定のキーワード時のみフローが先に進むようにできます。
分岐の設定方法についてはこちらをご確認ください。

また、特定の担当者を条件にしたい場合、その担当者のLINEユーザーIDを控えておく必要があります。LINEユーザーIDの確認方法はこちらをご確認ください。

Q:要約だけでなく、回答案を生成して自動返信できますか?

A:はい、可能です。
ChatGPTでテキストを生成するフローで、回答案を生成することを入力することで、要約以外の使い方をすることができます。

Q:通知先をSlack以外のツールに変更できますか?

A:はい、可能です。以下の画像の赤枠の箇所をクリックすることで、アクションを設定することができます。
検索窓が表示されるため、通知を送信したいアプリを検索し、通知の設定を行うことでMicrosoft TeamsやChatworkなどのツールに変更することが可能です。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
熊谷 涼夏
SaaSの自動連携システム「Yoom」のコンテンツ執筆を担当するWebライター。約3年間、Webマーケティング会社のカスタマーサポートとして顧客情報や社内データの管理業務に時間を費やした実体験を持つ。業務効率化に課題を抱える中でYoomと出会い、プログラミング知識がなくても簡単に業務自動化ができるSaaSツールの存在に感銘を受ける。Yoomを日々活用する中で「もっと早くこのITツールに出会えていれば」と痛感していることから、自身の実体験に基づいたYoomの活用法や効率化のヒントを分かりやすく伝えることに注力している。
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