Microsoft TeamsとSlackの連携イメージ

【簡単設定】Microsoft TeamsのデータをSlackに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-25

【簡単設定】Microsoft TeamsのデータをSlackに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「部署ごとに使っているチャットツールがMicrosoft TeamsとSlackで分かれていて、情報の共有が面倒…」
「Microsoft Teamsの重要なやり取りを、手作業でSlackにコピー&ペーストしており、手間がかかる上に抜け漏れも心配…」

このように、複数のコミュニケーションツールを併用する中で、手作業での情報連携に限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsの特定のメッセージが自動でSlackに通知される仕組み</span>があれば、部門間のスムーズな情報共有を実現し、より本質的な業務に集中できる時間を確保できます。

今回ご紹介する自動化は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。
ぜひこの機会に導入して、日々のコミュニケーション業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとSlackを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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Microsoft Teams と Slack を連携してできること

Microsoft TeamsとSlackのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていたツール間の情報共有を自動化することが可能になります。

ここでは、Yoomで実現できる具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Microsoft Teamsのチャネルにメッセージが送信されたら、内容を要約しSlackに通知する

Microsoft Teamsのチャネルでの長文の議論や報告を、Slackを利用している別のチームに共有する際、手作業で要点をまとめるのは手間がかかります。

この連携を活用すれば、Microsoft Teamsにメッセージが投稿されると<span class="mark-yellow">AIが自動で内容を要約し、その結果をSlackに通知する</span>ため、情報の伝達コストを削減し、重要なポイントを迅速に共有できるでしょう。

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Microsoft Teamsのチャネルにメッセージが送信されたらSlackに通知する

特定のMicrosoft Teamsチャネルの更新情報を、Slackでも迅速に把握したいというシーンは少なくありません。

この連携を設定することで、Microsoft Teamsのチャネルにメッセージが送信されたタイミングで、<span class="mark-yellow">その内容をそのままSlackの指定したチャネルに自動で通知する</span>ため、情報のタイムラグをなくし、部門間で迅速に連携できるようになります。

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Microsoft TeamsとSlackの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft TeamsとSlackを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとSlackの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:Microsoft TeamsSlack

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はMicrosoft Teamsのチャネルにメッセージが送信されたら、内容を要約しSlackに通知するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとSlackをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Microsoft Teamsのトリガー設定およびSlackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Microsoft Teams・Slackのマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

【Microsoft Teamsのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

※詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ手順と注意事項|Yoomヘルプセンター

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

【Slackのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

これからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

フローの起点となるトリガーアクションを設定します。
このフローではMicrosoft Teamsでメッセージが送信されるとトリガーが起動します。
まずは、以下の赤枠をクリックしましょう!

次の画面で、タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認しましょう。
トリガーアクションはそのままにして次に進みましょう!

ここで、Microsoft Teamsの画面に移動して、テストメッセージを任意で送信しましょう。
今回は例として、以下のメッセージを投稿しました。

Yoomの画面に戻り、必須項目を設定していきましょう!

まずは「トリガーの起動間隔」を設定します。
トリガーの起動間隔は、5分・10分・15分・30分・60分から選んでください。
基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。

「チームID」「チャンネルID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、画面を下にスクロールし、取得した値が正しく表示されているか確認をしましょう。
先ほどテスト送信した内容が反映されていれば、OKです。

以上で、Microsoft Teamsのトリガー設定は完了です!

ステップ4:要約する設定

以下の赤枠をクリックしましょう!

以下の画面が表示されたら、内容を確認して次に進みましょう!

続いて、詳細設定をしましょう。
ここでは、先ほど取得したデータを要約したり、プロンプトをカスタマイズすることができます。

まずは、「要約対象のテキスト」を入力します。
入力欄をクリックして表示される取得した値を引用して設定してください。

続いて、文字数・要約条件・言語を設定しましょう。
要約の条件は、「簡潔に箇条書きでまとめてください」など自由に設定してください。

各項目の設定が完了したら、「テスト」をクリックします。
テストに成功したら、取得した値に表示されているか確認後、「保存する」をクリックします。
次のステップに進みましょう!

ステップ5:Slackに通知する設定

いよいよ最後の設定です。
ここでは、先ほど取得したアウトプットをSlackに通知する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう!

次の画面で、連携するアカウントが間違っていないか確認をします。
タイトルは任意で修正し、アクションはそのままで、次に進みましょう!

API接続設定の画面で、「投稿先のチャンネルID」を設定します。
下図のように入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

続いて、「メッセージ」を入力します。
入力欄をクリックして表示されるアウトプットを活用して入力しましょう!
テンプレートを使用しているためデフォルトで設定されていますが、以下のように任意で入力した文章と組み合わせて自由に設定が可能です。
今回は以下のように設定をしてみました。

テストをクリックしましょう!
Slackに通知ができているか確認してみましょう。
無事に通知されましたね。

最後にYoomの画面に戻って「保存する」をクリックします。

以上で、「Microsoft Teamsのチャネルにメッセージが送信されたら、内容を要約しSlackに通知する」フローボットの完成です!
お疲れ様でした。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

設定が完了すると、以下のようなメニューが表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

Slack のデータを Microsoft Teams に連携したい場合

今回はMicrosoft TeamsからSlackへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSlackからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Slackで指定のテキストを含むメッセージがチャンネルに投稿されたら、Microsoft Teamsに通知する

Slack上で「至急」や「障害報告」といった特定のキーワードを含むメッセージが投稿された際に、その情報を見逃さずにMicrosoft Teamsを利用する関連部署へ迅速に共有したい場合に最適です。

この連携により、<span class="mark-yellow">キーワードを含むSlackメッセージをトリガーとして、内容を自動でMicrosoft Teamsに通知できる</span>ため、重要な情報の素早いエスカレーションと迅速な対応が可能になります。

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Slackで指定のテキストを含むメッセージがチャンネルに投稿されたら、AIで要約しMicrosoft Teamsに通知する

Slackの特定のチャンネルで活発な議論が交わされているものの、その内容をすべて追う時間がないMicrosoft Teamsユーザーに要点を伝えたい場合に効果的です。

この連携では、<span class="mark-yellow">関連する会話やスレッドの内容をAIが自動で要約し、その結果をMicrosoft Teamsに通知する</span>ため、長文のやり取りを読む手間を省き、議論の核心を素早く把握できます。

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Microsoft TeamsやSlackを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、Microsoft TeamsやSlackのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

Microsoft Teamsを使った便利な自動化例

アンケートフォームに回答があったら、Microsoft Excelに内容を追加し、Microsoft Teamsに通知する自動化テンプレートを活用すれば、フォーム管理がさらに効率化できます。

また、Salesforceでリードオブジェクトに新たなレコードが作成されたら自動的に通知が届く機能と組み合わせることで、営業チームの対応もスムーズに進み、全体の業務が迅速に進められるようになるでしょう。

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Slackを使った便利な自動化例

特定のトリガーをきっかけに、Slackでの情報をもとにMiroにボードを作成したり、Asanaでプロジェクトを自動作成することができます。

これにより、チーム間でのタスクの進捗状況や情報の可視化がしやすくなり、プロジェクトの管理がよりスムーズに行えるようになるでしょう。
また、Slackでの重要なやり取りが他のツールに素早く反映されるため、作業効率の向上にもつながります。

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まとめ

Microsoft TeamsとSlackの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたチャットツール間の情報転記作業から解放され、伝達漏れやコピペミスといったヒューマンエラーをなくすことができます。</span>

これにより、担当者はツール間の情報格差を気にすることなく、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使えば、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もしツール間の連携作業に少しでも課題を感じているなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法はありますか?

A:進行中のフローボットがエラーで停止された場合、Yoomに登録したメールアドレス宛てに通知が届きます。
エラー時の対応方法については以下をご覧ください。
また、それでも解決しないときは、お問い合わせ窓口をご利用ください。

Q:プライベートチャネルにも連携できますか?

A:はい、可能です!
「チャネルにメッセージを送る」アクション設定の際に「チームID」と「チャネルID」で任意のプライベートチャネルを選択してください。
※Micorsoft Teamsの既存テンプレートはこちらをご確認ください。

Q:Micorsoft Teamsの添付ファイルもSlackに連携できますか?

A:はい、可能です。
ただし「ファイルそのもの」がSlackに移動するのではなく、Microsoft Teams(正確にはMicrosoft SharePointやOneDrive)に保存されているファイルのリンクがSlackに共有される仕組みになります。
そのため、Slackから通知を受け取ったメンバーは、そのリンクをクリックすることで直接Microsoft Teams上のファイルを開けます。
もしSlack側に実際のファイルを保存したい場合は、別途ダウンロードしてアップロードするか、OneDriveやMicrosoft SharePointとの追加連携を検討いただく形となります。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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