boardとLoopsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-18

【簡単設定】boardのデータをLoopsに自動的に連携する方法

s.h

「boardで管理している顧客情報をLoopsにも登録したい!」
「boardに新しい顧客が追加されるたびに、手作業でLoopsに転記していて手間がかかるし、ミスも起きやすい…」
このように、複数のSaaSツール間でのデータ手動連携に限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">boardの顧客情報が作成・更新されたタイミングで、自動的にLoopsのContact情報も作成・更新される仕組み</span>があれば、こうした日々の反復作業から解放されます。

さらに、より重要な営業戦略の立案や顧客とのコミュニケーションといったコア業務に集中できる時間を生み出せるでしょう。

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的なプログラミング知識がなくてもノーコードで簡単に設定でき、導入に手間や時間もかかりません。
ぜひこの機会に日々の業務を効率化し、作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">boardとLoopsを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[243069]]

boardとLoopsを連携してできること

boardとLoopsのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた両ツール間のデータ転記作業を自動化し、業務を効率化できます。
Yoomには、特定の業務シーンを想定したテンプレートが用意されており、アカウント登録後すぐに試すことが可能です。
登録はわずか30秒で完了しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

boardで顧客情報が作成されたら、LoopsにContactを作成する

boardに新しい顧客情報が登録された際に、その情報をトリガーとしてLoopsにContactを自動で作成します。

この連携により、<span class="mark-yellow">顧客情報登録後の手作業によるデータ転記の手間やタイムラグを削減できる</span>ため、入力ミスを防ぎ、最新かつ正確な情報に基づいた営業活動をスピーディーに開始できます。

[[243069]]

フォームから回答が送信されたら、boardとLoopsに顧客を作成する

Webサイトのお問い合わせフォームなどから新しい回答が送信された際に、その内容をもとにboardとLoopsの両方に顧客情報を同時に自動作成します。

この仕組みによって、<span class="mark-yellow">新規リードが発生した瞬間から、漏れなく迅速に両ツールへ情報を反映させられる</span>ので、リード獲得から顧客管理、アプローチまでの一連のフローをシームレスに繋ぎ、対応の迅速化を実現します。

[[243072]]

boardとLoopsの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にboardとLoopsを連携したフローを作成する手順を見ていきましょう。

今回は、業務自動化ツール「Yoom」を使用して、プログラミング不要で連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「boardで顧客情報が作成されたら、LoopsにContactを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • boardとLoopsをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • boardのトリガー設定およびLoopsのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
[[243069]]

ステップ1: boardとLoopsをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリをクリックし、右の新規接続というボタンをクリックします。

boardの場合

新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでboardと検索し対象アプリをクリックしてください。

下記の画面が表示されたら、アカウント名とアクセストークンを入力し、「ログイン」をクリックしましょう。

  • boardの詳しいマイアプリ登録方法はこちらをご参照ください。

Loopsの場合

新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでLoopsと検索し対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、アカウント名とアクセストークンを入力し「追加」をクリックしましょう。

以上でマイアプリ登録は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。

簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。

Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[243069]]

テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: boardのトリガー設定

「新しい顧客が作成または更新されたら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

boardと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備としてboardで新しく顧客を作成しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で新たに作成しました。

なお、最後のステップでLoopsにContactを作成する際、メールアドレスが必須の項目となります。
そのため、boardで新しい顧客を作成するときには必ずメールアドレスも登録しておきましょう。

Yoomの操作画面に戻り、トリガーの設定を行います。

指定した間隔でboardをチェックし、トリガーとなるアクション(今回は新しい顧客が作成されたこと)を検知すると、フローボットが自動で起動します。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用プラン
    によって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
  • APIキー
    注釈に沿って入力しましょう。
    boardにログインし、こちらのページからAPIキーの取得が可能です。

入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、boardに作成された新しい顧客に関する情報が一覧で表示されます。

以下の画像の取得した値(=アウトプット)は後続のステップで使用することが可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ4: 分岐の設定

「コマンドオペレーション」をクリックします。

  • 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。
    フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
    無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

新しい顧客が作成された場合に、処理を振り分けるための分岐条件を設定しましょう。

以下の画面では、基本的には内容を確認するだけでOKです。

  • タイトル
    分岐処理の名前を任意で入力します。
  • 分岐対象の取得した値
    • オペレーション
      デフォルトで「新しい顧客が作成または更新されたら」が選択されています。
      これは顧客情報の登録や更新をきっかけに処理を行う設定です。
    • 取得した値
      デフォルトで「作成日時」が選択されています。
      新たに顧客が作成された日時を基準として処理を分ける設定です。
  • 分岐条件
    「作成日時」が「値と等しい」場合に分岐します。
    右側には、トリガーで取得した「更新日時」が指定されており、作成日時と更新日時が同じとき(=作成と判定)だけ、この分岐の処理が実行されます。

詳しい設定方法については、以下のヘルプページをご参照ください。

内容を確認し「保存する」をクリックします。

ステップ5: テキストからデータ抽出

「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

AIによるデータ抽出の設定を行います。

変換タイプ(GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク))がデフォルトで設定されているので、確認し「次へ」をクリックします。

boardからトリガーのステップで取得した顧客情報を対象に、AIで特定のテキストを抽出します。
入力欄をクリックすると、前のステップでboardから取得したアウトプットが表示されるので、必要な項目を選択して設定してください。

対象のテキストから抽出したい項目をカンマ区切りで入力してください。
今回は「姓」「名」を抜き出したいため、画像のとおり設定しています。
Loopsは「姓」「名」と別で登録する必要があるためです。

AIへの指示内容は任意で設定可能です。

入力が完了したら、設定した項目が実際に正しく抽出されるかどうかを確認するため「テスト」をクリックします。
詳しい設定方法については、以下のヘルプページをご参照ください。

テストに成功すると、AIによってテキストから抽出された情報が下記の通り表示されます。

以下の画像の取得したアウトプットをもとに、LoopsへContactの作成が可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ6: Loopsにコンタクト作成する設定

「Create Contact」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Loopsと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

  • Email
    入力欄をクリックすると、前のステップでboardから取得済みのアウトプットが表示されるので、選択して入力しましょう。
    アウトプットを活用することで、値が固定化されず毎回最新の情報を反映できます。
  • First Name
  • Last Name
    こちらも同じく、入力欄をクリックすると取得済みのアウトプットが表示されるので、選択して入力してください。

その他の項目もお好みで設定可能です。
注釈を参考に、必要に応じて設定してみてくださいね。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でLoopsにContactが作成されるか確認しましょう。

テストが成功すると、作成されたContactの情報が一覧で表示されます。

あわせて、Loopsの画面を開き、指定した内容でContactが実際に作成されているかを確認してみましょう。

今回は下記の通り作成されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「保存する」をクリックします。

以上ですべての設定が完了しました!

ステップ7: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、boardで新しい顧客情報が作成されたら、LoopsにContactが自動で登録されるようになります。

実際にboardで作成し、Loopsに正しくContactが登録されるかを確認してみましょう。

boardやLoopsを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、boardやLoopsのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

boardを使った自動化例

新しい案件が登録されたらデータベースにレコードを追加したり、新しい顧客が作成されたらチャットツールに通知したりします。
また、案件の登録や更新があった際に、チャットツールに通知することも可能です。
これにより、手動でのデータ入力や情報共有の手間をなくし、営業活動を効率化します。

[[87853,229929,87034,87018,90214]]

Loopsを使った自動化例

データベースに行が追加されたり、決済ツールで顧客が作成されたりするのをトリガーに、連絡先を自動で作成できます。
また、営業管理ツールやECプラットフォームからコンタクトを連携したり、注文完了後にトランザクションメールを自動送信したりすることも可能です。
顧客情報の一元管理とタイムリーなメール配信を実現し、マーケティング活動の効率を向上させましょう。

[[126578,189511,189108,189310,189149]]

まとめ

boardとLoopsの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたboardへの情報登録後に発生するLoopsへのデータ転記作業の手間を削減し、入力ミスといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は情報の二重入力という非効率な業務から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいて営業活動を進められるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うはず。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。

もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:顧客情報が「更新」された場合の連携はどうなりますか?

A:今回のフローでは、顧客情報が「更新」されてもLoopsにコンタクトが作成されることはありません。
分岐により、顧客情報が「作成」された場合にのみLoopsにコンタクトが作成されるようなプロセスになっているためです。

Q:この自動連携フローは1回の実行で何タスク消費しますか?

A:基本的には、アクションの数がそのまま消費タスク数となります。
フローボット上で表示されているアクション1つにつき1タスクとしてカウントされ、トリガーはタスク消費の対象外です。
ただし、今回のフローではAIを利用するため、例外的に1回の実行で複数タスクを消費するアクションがあります。
「テキストからデータを抽出する」アクションの変換タイプに「(2タスク)」と表示されている場合、その実行で2タスク分が消費されます。

今回は

  1. 分岐(1タスク)
  2. テキストからデータを抽出する(2タスク)
  3. Create Contact(1タスク)

の計4タスク消費となります。
詳しくは以下のヘルプページもご確認ください。

Q:連携が失敗した場合、エラーに気づく方法はありますか?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。
まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプペーを参照してください。

それでも解決しない場合は、お問い合わせ窓口からサポートにご連絡ください。

この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
タグ
board
Loops
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる