DiscordとMicrosoft Teamsの連携イメージ

【簡単設定】DiscordのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-07

【簡単設定】DiscordのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

h.fukuda

「社内ではMicrosoft Teams、社外のコミュニティや開発チームとはDiscordを使っていて、情報の分断が起きている…」
「Discordでの重要なアナウンスを、Microsoft Teamsを使っているメンバーに手作業でコピペして共有するのが面倒…」

このように複数のコミュニケーションツールを併用する中で、情報共有の手間やタイムラグ、転記ミスといった課題を感じていませんか?

もし<span class="mark-yellow">Discordに投稿されたメッセージをMicrosoft Teamsに自動通知する仕組み</span>があれば、こうした日々の非効率な作業から解放されますね。部門やツールを横断したスムーズな情報連携を実現し、より重要な業務に集中する時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化フローは、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できる方法を使います。

手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入してチームのコミュニケーションを更に活性化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">DiscordとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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DiscordとMicrosoft Teamsを連携してできること

DiscordとMicrosoft TeamsのAPIを連携すれば、Discordでの活動をトリガーとしてMicrosoft Teamsに情報を自動通知することが可能です。

これまで手作業で行っていたツール間の情報共有が自動化され、確認漏れや共有の遅れといった問題を解消できるでしょう。気になる自動化例をいくつかご紹介しますので、ぜひクリックしてみてください!

Discordでメッセージが投稿されたら、翻訳してMicrosoft Teamsに通知する

Discordで海外のメンバーから投稿されたメッセージを、自動で日本語に翻訳してMicrosoft Teamsの指定チャンネルに通知するフローです。<span class="mark-yellow">

言語の壁を感じることなくスピーディーな情報共有が可能となり、グローバルなチームとの連携をスムーズにします。</span>

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Discordで特定条件のメッセージが投稿されたら、翻訳してMicrosoft Teamsに通知する

Discordの特定チャンネルに投稿されたメッセージや、特定のキーワードが含まれるメッセージのみを抽出し、翻訳した上でMicrosoft Teamsに通知するフローです。

重要なアナウンスやメンション付きの投稿をフィルタリングして共有することで、<span class="mark-yellow">情報のノイズを減らして本当に必要な情報だけを社内チームに届けることができます。</span>

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DiscordとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう

それでは早速、実際にDiscordとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用してノーコードで連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はDiscordでメッセージが投稿されたら、翻訳してMicrosoft Teamsに通知するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • DiscordとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Discordのトリガー設定、翻訳設定、Microsoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:DiscordとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携

Yoomにログイン後、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、更に「+新規接続」をクリックします。

右上の検索窓からDiscordを検索してください。

任意のアカウント名と、取得したアクセストークンを入力し「追加」をクリックするとマイアプリ連携が完了します。

※アクセストークンにはDiscord Developer Portalから取得したBotトークンを設定してください。詳細な設定方法はこちら

同様にMicrosoft Teamsを検索してください。こちらはMicrosoftアカウントにログインするだけで連携完了です。

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、
一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

ステップ2:テンプレートをコピー

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。

ステップ3:Discordのトリガー設定

はじめに、Discordでテスト用の問い合わせ内容を投稿しておきましょう。

投稿したらYoomの設定画面に戻り「チャンネルでメッセージが送信されたら」をクリック。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「チャンネルでメッセージが送信されたら」のまま「次へ」をクリックします。

アプリトリガーのAPI接続設定という画面が表示されるので、まずトリガーの起動間隔を選択してください。

※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

次に、先ほど投稿したDiscordのサーバーIDとチャンネルIDを入力しましょう。テキストボックス下部の説明通り、URLからも確認できます。
設定が完了したらテストしてください。

成功したら保存しましょう。ここで取得した値は次のステップで活用します。

ステップ4:翻訳設定

「翻訳」をクリック。

ステップ3と同様、アクションは「GPT4o-mini|3,500文字以内の文章の翻訳(2タスク)」のまま「次へ」をクリックします。
なお、()内のタスクを消費しますので、使用プランやデータの容量によって選択してください。料金プランについて | Yoomヘルプセンター

翻訳対象のテキストにはDiscordの「メッセージ内容」の取得した値があらかじめ設定されています。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。

翻訳したい言語を入力してテストしてください。

成功したら保存しましょう。AIがDiscordの投稿内容を翻訳してくれました!

ステップ5:Microsoft Teamsのアクション設定

翻訳した内容をMicrosoft Teamsで送信します。
「チャネルにメッセージを送る」をクリックしてください。

ステップ3・4と同様、アクションは「チャネルにメッセージを送る」のまま「次へ」をクリック。

API接続設定に移ります。まず投稿先のチームIDを候補から選択しましょう。

チームIDを選択すると、その下のチャネルIDの候補が表示されるようになります。投稿するチャネルを選択してください。

メッセージはあらかじめ設定されていますが、編集できるので通知したい形式で設定してみましょう。
固定の文章や、これまで取得した値などの変数を組み合わせて自由にカスタマイズ可能です。

※<br>と入力すると改行されます。

メンションも可能です。設定方法はこちら

設定完了後テストし、成功したら保存してください。

※「テスト」をクリックすると設定したチャンネルに実際に投稿されます。テストの際はテスト用のチャンネルに投稿したり、事前にメンバーに通知しておくなどがおすすめです。

Discordの投稿内容を翻訳したものがMicrosoft Teamsに届きました!

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。

以上が、Discordでメッセージが投稿されたら、翻訳してMicrosoft Teamsに通知する方法でした!

Microsoft TeamsのデータをDiscordに連携したい場合

今回はDiscordからMicrosoft Teamsへデータ連携する方法をご紹介しました。
逆にMicrosoft TeamsからDiscordへデータ連携したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsでメッセージが投稿されたら、要約してDiscordに通知する

Microsoft Teamsの特定チャンネルにメッセージが投稿された際、その内容をAIが自動で要約してDiscordの関連チャンネルに通知するフローです。<span class="mark-yellow">

Microsoft Teams内での長文の議論や決定事項の要点を開発チームなどがいるDiscordへ手軽に共有でき、情報伝達の効率が格段に向上するでしょう。</span>

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Microsoft Teamsで特定条件のメッセージが投稿されたら、要約してDiscordに通知する

Microsoft Teamsで自分宛てのメンションが付いた投稿や、特定のキーワードを含むメッセージがあった場合にのみ、その内容を要約してDiscordに通知するフローです。

自分に関連する重要な情報だけをピックアップして外部ツールに連携することで、<span class="mark-yellow">複数ツールを横断していても重要な連絡を見逃すことがなくなり、迅速な対応が可能になります。</span>

[[259337]]

まとめ

DiscordとMicrosoft Teamsの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたツール間の面倒な情報共有や転記作業から解放され、ヒューマンエラーや共有漏れを防ぐことができます。</span>

これによりチームや部門間のコミュニケーションが円滑になり、担当者は正確な情報にもとづいて迅速に業務を進められますね。

その結果、本来注力すべきコア業務に集中する環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールのYoomを使うことで、プログラミングの知識がない方でも画面の指示に従って操作するだけで簡単に業務フローを構築できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:この自動化フローは無料で利用できますか?

A:はい、無料プランで月100タスクまで使用できます。
「タスク実行数」のカウント方法についてはこちらをご参照ください。また、プラン内容の詳細についてはこちらを参考にしてください。

Q:Discord Botに付与する各権限の意味を教えてください。

A:各権限の意味は以下の通りです。必要に応じて付与してください。

  • Attach Files(ファイル添付)
  • Kick Members(メンバーをキック)
  • Manage Channels(チャンネル管理)
  • Read Message History(メッセージ履歴の閲覧)
  • View Channels(チャンネルの閲覧)
  • Send Messages(メッセージ送信)
  • Send Messages in Threads(スレッド内でのメッセージ送信)
  • Manage Threads(スレッド管理)
  • Create Private Threads(プライベートスレッド作成)
  • Create Public Threads(パブリック・スレッド作成)

Q:翻訳や要約なしで、そのまま投稿を連携できますか?

A:はい、可能です。要約のアクションを削除し、Microsoft Teamsのアクション設定の「メッセージ」欄にDiscordの「メッセージ内容」のアウトプットを設定することで原文をそのまま送信できます。以下のようなテンプレートもございますので、ご活用ください。

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Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
h.fukuda
教育業界の事務職出身です。 少ない人数で幅広い業務をこなすためExcelのひな型作りなど日々効率化できることを模索していましたが、当時Yoomを使えていたら比べ物にならないほど効率化できていたと思います。 そういった今までの経験も活かしつつ、皆様のお役に立てるような情報を発信していきます!
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