LINE WORKSとOutlookの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-25

【簡単設定】LINE WORKSのデータをOutlookに自動的に連携する方法

k.hieda

「LINE WORKSとOutlookを使っていて、それぞれのデータを連携したい!」
「LINE WORKSに投稿された重要な情報をOutlookで関係者にメールする作業が毎回発生していて、手間がかかっているし、連絡漏れも心配…」

このようにLINE WORKSとOutlook間での情報共有やデータ連携を手作業で行うことに非効率さや潜在的なリスクを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">LINE WORKSの投稿内容をトリガーとしてOutlookで自動的にメールを送信したり、逆にOutlookで受信したメール情報をLINE WORKSに通知する仕組み</span>があれば、これらの手作業による手間やミスから解放され、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">LINE WORKSとOutlookを連携するためのテンプレート</span>が用意されています!

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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LINE WORKS と Outlook を連携してできること

アプリ間のAPIを連携すれば、LINE WORKSのデータをOutlookに自動的に連携したり、その逆の連携も可能になります。これまで手作業で行っていた情報共有や通知業務を自動化することで、<span class="mark-yellow">作業時間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐ</span>ことができます。

この仕組みによって、情報伝達の遅延や漏れに対する不安がなくなり、迅速で正確なやりとりが可能になります。

具体的な自動化例を複数紹介していくので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

LINE WORKSの投稿内容をもとにOutlookでメールを送信する

LINE WORKSの特定のグループやトークルームへの投稿内容を検知し、その情報をOutlookから指定した宛先に自動でメール送信することで、<span class="mark-yellow">重要な情報の共有漏れを防ぎ、迅速な情報伝達を実現</span>します。

この連携は、AIや正規表現による抽出処理、さらには計算処理など値を変更する処理を含むパターンです。投稿内容から必要な情報だけを抜き出したり、整形してメール本文に自動で挿入できます。

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LINE WORKSの投稿内容を翻訳しOutlookに通知する

LINE WORKSへの投稿内容を自動で翻訳し、その翻訳結果をOutlookから指定した宛先にメールで通知することで、<span class="mark-yellow">多言語環境でのコミュニケーションをスムーズにし、翻訳作業の手間を削減</span>します。

この連携は、AIによる翻訳を含むデータ加工処理のパターンで、海外拠点を持つ企業や外国人スタッフとの連携が多い場合に特に有効です。

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LINE WORKS と Outlook の連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にLINE WORKSとOutlookを連携したフローを作成してみましょう!今回はYoomを使用して、ノーコードでLINE WORKSとOutlookの連携を進めていきます。

もしアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はLINE WORKSの投稿内容をもとにOutlookでメールを送信するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • LINE WORKSとOutlookをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • LINE WORKSのトリガー設定およびOutlookのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。

Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

LINE WORKS

検索結果からアプリ名を選択すると、連携に必要な値を入力する画面に遷移します。

LINE WORKSのDeveloper Consoleから取得した情報を各項目に入力し、追加ボタンをクリックします。

>ヘルプ:LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法

これでLINE WORKSのマイアプリ登録が完了です。

Outlook

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

検索結果からOutlookを選択します。サインインの画面に遷移後、Microsoft 365のパスワードを入力します。

サインインができたら、Outlookのマイアプリ連携が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

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下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「トークルームにメッセージが送信されたら」

テンプレートの1つ目をクリックします。この工程では、Webhookを使ってLINE WORKSの新しい通知を即時検知する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • LINE WORKSと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

この画面は、LINE WORKSでメッセージを受信したときに、フローボットを動かすためのWebhook(ウェブフック)を設定する画面です。Webhookは「通知の受け取り口」です。

LINE WORKSに「このURLにメッセージが来たら知らせてね」と登録することで、LINE WORKS → フローボットの連携ができるようになります。

  1. 画面中央のWebhook URLをコピーします。
  2. LINE WORKSのBot管理画面にアクセスし、このURLを「Callback URL」の欄に貼りつけます。
  3. そのBotをトークルームに追加しておくことで、トークルームでメッセージが投稿された瞬間に、このWebhookが呼ばれ、フローボットが動き出します。
LINE WORKSのBot管理画面

右上の【登録】ボタンから新規のBotを登録します。

Callback URLをOFF→ONにすると、URLを入力するフィールドが表示されます。

Yoomの画面からコピーしたWebhookURLをペーストし、検知するアクションにチェックをいれてください。Botを新しく作成したら、トークルームにBotを招待します。

トークルームの右上の3点リーダーアイコンからBot招待を選択します。

作成したBotが表示されるので、チェックボックスをクリックしてBotを追加してください。追加したら、テスト用にトークルームにメッセージを投稿しておきます。

Yoomの画面に戻って、テストボタンをクリックしましょう。テスト結果画面が表示されます。

このテスト結果は、「LINE WORKS上のトークルームにBotが招待されていて、実際に『テスト』というメッセージが送信された」「そのメッセージをWebhook経由で正しく受信できた」ということを示しています。

このデータをもとに、次の処理に進みます。下の画面では取得できる項目と取得できた値一覧が表示されます。

成功すると、追加した課題情報から項目と値が取得できます。この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用するので、間違いがないか確認しておきましょう。

確認ができたら、保存するをクリックします。

ステップ4:テキストからデータを抽出する「テキストからデータを抽出する」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。この工程ではAIを使って前の工程で取得した値から、メールを作成する際に必要な項目を抽出する設定を行います。

(1/2)アクションを選択

この画面では以下の項目が事前設定済みです。

  • タイトル
  • アクション
    • アクションは以下の中から選択できます。

文字量に比例して消費タスクが増えますので、適宜なアクションを選択してください。次へをクリックします。

(2/2)詳細を設定

  • 対象のテキスト
    • 事前設定で、LINE WORKSのメッセージ本文の引用コードが埋め込まれているので追加操作は不要です。このコードはフィールドをクリックすると表示されるプルダウンメニューの中から選択できます。

  • 抽出したい項目
    • 事前設定で必要な項目が入力されています。追加の項目が必要な場合は、カンマで区切って追加してください。

ここまで設定ができたら、テストボタンをクリックします。

成功すると、指定した項目と値が抽出されます。

保存するをクリックします。

ステップ5:メールを送る「メールを送る」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。この工程では、前の工程で抽出した値(テキスト)を引用して、Outlookからメールを自動送信する設定を行います。

(1/2)メールの設定

この画面では以下の項目が事前設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Outlookと連携するアカウント情報
メール内容

メールの送信先などを設定します。事前設定で前の工程で取得したアドレスの引用コードが埋め込まれています。CcとBccの設定できるので、必要に応じて入力しましょう。

設定ができたら、下へスクロールしてください。

件名には前の工程で取得した引用コードを埋め込みます。

  • 本文
    • 本文にも、テキストの抽出結果の引用コードを埋め込みます。

設定ができたら次へをクリックします。

(2/2)メール送信のテスト

送信メールのプレビューが表示されます。内容の確認ができたらテストボタンをクリックします。

成功すると、テストメールが送信されます。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ6(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。シートAを追加すると、シートCが更新されるようになりました。<span class="mark-yellow">プログラミングの知識がなくても、フローボットの設定をスムーズに完了できます。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

Outlook のデータを LINE WORKS に連携したい場合

今回はLINE WORKSからOutlookへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にOutlookからLINE WORKSへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

これにより、例えばOutlookで特定の条件に合致するメールを受信した際に、その情報をLINE WORKSの指定したトークルームへ自動で通知するといった業務の自動化が可能になります。<span class="mark-yellow">重要なメールの見逃しを防ぎ、チーム内での迅速な情報共有を促進</span>できます。

Outlookでメールを受け取ったらLINE WORKSに通知する

Outlookで特定のキーワードを含むメールや、特定の差出人からのメールを受信した際に、そのメールの件名や本文の一部をLINE WORKSの指定したトークルームや担当者に自動で通知することで、<span class="mark-yellow">重要なメールの見逃しを防ぎ、対応の迅速化に貢献</span>します。

この連携は、直接連携するパターンに加え、AI処理で情報を加工してLINE WORKSに通知することも可能な柔軟性の高いパターンです。

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Outlookの受信内容を要約してLINE WORKSに通知する

Outlookで受信したメールの本文をAIが自動で要約し、その要約内容をLINE WORKSに通知することで、<span class="mark-yellow">長文メールの内容を素早く把握し、情報共有の効率を大幅に向上</span>させます。

この連携は、AIによる要約を含むデータ加工処理のパターンで、日々多くのメールを処理する必要がある方に特におすすめです。

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LINE WORKSやOutlookを活用したその他の自動化テンプレート

LINE WORKSやOutlookを使えば、情報の通知やメール送信といった業務を自動化できます。

手作業で行っていた確認や連携作業を効率化し、業務の抜け漏れを防ぐ仕組みが簡単に構築できます。

LINE WORKSを使った便利な自動化例

LINE WORKSを使えば、さまざまなツールと連携してリアルタイムに情報を受け取ることができます。

通知の自動化により、対応の遅れや見逃しを防ぎ、チーム全体の業務効率がアップします。

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Outlookを使った便利な自動化例

Outlookを活用することで、定型メールの送信やファイルの管理などを自動化できます。

特定の条件でメールを送信したり、受信内容に応じた処理を自動化したりすることで、日々のルーチンワークの手間を減らせます

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まとめ

LINE WORKSとOutlookの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたLINE WORKSの投稿内容のメール転送や、Outlookの受信メールに関するLINE WORKSへの通知作業の手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は情報共有の遅延や連絡漏れといったストレスから解放されます。そして、より迅速かつ正確なコミュニケーションを実現し、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

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この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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