MiroとTrelloの連携イメージ

【簡単設定】MiroのデータをTrelloに自動的に連携する方法

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2025-09-29

【簡単設定】MiroのデータをTrelloに自動的に連携する方法

s.h

「Miroでブレインストーミングした内容を、Trelloにタスクとして登録している」
「Miroのボード情報をTrelloのカードに手作業でコピー&ペーストするのが面倒…」
このように、MiroとTrelloを併用する中で手作業でのデータ連携に非効率さや限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Miroでボードが作成されたタイミングで、関連情報を自動的にTrelloのカードとして作成する仕組み</span>があれば、こうした日々の定型業務から解放されます。

さらに入力ミスや転記漏れのリスクをなくし、より創造的なアイデア出しやプロジェクトの推進といったコア業務に集中できる貴重な時間を生み出せるかもしれません。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">MiroとTrelloを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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MiroとTrelloを連携してできること

MiroとTrelloのAPIを連携すれば、Miroでのアクションをきっかけに、Trelloへ自動で情報を登録することが可能になります。

例えば、Miroで新しいボードを作成した際に、その情報を基にTrelloにカードを自動で作成するといった連携が実現可能です。
これにより、手作業による転記の手間やミスを削減し、業務のスピードと正確性を向上させます。

ここでは具体的な自動化の例を複数ご紹介します。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Miroでボードが作成されたら担当者に承認依頼を出し、Trelloにカードを作成する

Miroで作成したボードの内容について関係者の承認を得てからTrelloでタスク化する場合、手動での承認依頼やカード作成は連絡漏れや作業遅延の原因となりがちです。

このテンプレートを利用すれば、Miroでボードが作成されると自動で担当者に承認依頼が送付され、承認後にTrelloへカードが作成されるため、<span class="mark-yellow">一連の承認フローとタスク作成プロセスが自動化され、プロジェクトをスピーディーかつ円滑に開始できます。</span>

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Miroにボードが作成されたら、内容を要約しTrelloにカードを作成する

Miroのボードに書き出した膨大なアイデアや議事録を、Trelloのカードに分かりやすくまとめる作業は、時間と手間がかかるものです。

この連携はAIによる要約処理を含むため、Miroにボードが作成されるとAIが自動でその内容を要約し、要点をまとめたカードをTrelloに作成します。

これにより、<span class="mark-yellow">タスクの概要をチームメンバーが素早く把握できるようになり、次のアクションへスムーズに移ることが可能です。</span>

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MiroとTrelloの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にMiroとTrelloを連携したフローを作成してみましょう。

今回は、ハイパーオートメーションツール「Yoom」を使用して、ノーコードでMiroとTrelloの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:MiroTrello

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Miroでボードが作成されたら担当者に承認依頼を出し、Trelloにカードを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • MiroとTrelloをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Miroのトリガー設定およびTrelloのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1: MiroとTrelloをマイアプリ連携

MiroとYoomのマイアプリ登録

以下の手順をご参照ください。

TrelloとYoomのマイアプリ登録

以下の手順をご参照ください。

以上でマイアプリ登録は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: Miroのトリガー設定

「ボードが作成されたら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Miroと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備としてMiroでボードを作成しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で作成しました。

Yoomの操作画面に戻り、トリガーの設定を行います。
指定した間隔でMiroをチェックし、トリガーとなるアクション(今回はボードの作成)を検知すると、フローボットが自動で起動します。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるので、その点は要チェックです。
    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

チームID
MiroのチームIDを注釈に沿って入力してください。

【チームIDの確認方法】

Miroにログイン後、右上のプロフィールアイコンをクリックし、「プロフィール」をクリックします。

表示される画面の左側のタブから「ユーザー」をクリックします。

ユーザーの一覧画面が表示されます。
ブラウザのURLに含まれているhttps://miro.com/app/settings/company/111/teams/●●/usersの●●がチームIDとなります。
この値をコピーしましょう。(以下画像赤枠部分)

Yoomの操作画面に戻り、コピーしたチームIDを貼り付けます。

入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、Miroに作成された新しいボードに関する情報が一覧で表示されます。

以下の画像の取得した値はこの後のステップで利用できます。
また、取得した値は以降のアクションで変数として利用でき、フローが起動するたびに最新の情報に更新されます。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ4: 承認を依頼する

「承認を依頼する」をクリックします。

タイトルは任意で変更可能です。

承認者
承認を依頼するメンバーをプルダウンから選択しましょう。

承認依頼の設定方法については、下記のヘルプページもご参照ください。

承認者へ通知するメッセージを設定します。

承認内容の詳細
任意のテキストを設定しましょう。
必要に応じて前のステップでMiroから取得した値を挿入することも可能です。
これにより、任意のテキストとMiroの取得した値を組み合わせた通知メッセージを作成できます。(テキストを直接入力した部分は固定値となります。)
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映可能です。(下記画像の{{ボード名}}、{{説明}}の部分)

承認完了条件
承認が完了する条件をプルダウンから選択しましょう。

差し戻し先のオペレーション
こちらも同じくプルダウンから該当の項目を選択してください。

詳細設定
承認依頼オペレーションでは、リマインドの設定も可能です。
詳しくは以下のヘルプページをご確認ください。

設定が完了したら、「保存する」をクリックします。

ステップ5: Trelloのアクション設定

「新しいカードを作成」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Trelloと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

ボードID
Trelloのボードを開き、表示されるURLから注釈に沿ってコピーして入力しましょう。

リストID
入力欄をクリックすると、ボードIDに設定したボードから候補が表示されるので、カードを作成するリストを選択しましょう。

作成するカードのタイトルを設定します。

タイトル
入力欄をクリックすると、トリガーのステップでMiroから取得した値が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、取得した値を活用せず設定を行うと毎回同じカードがTrelloに作成されてしまうので注意が必要です。

説明
こちらもタイトルと同様に、入力欄をクリックすると、取得した値が表示されるので選択して入力が可能です。

その他の項目もお好みで設定可能です。
注釈を参考に、必要に応じて設定してみてくださいね。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でTrelloにカードが作成されるか確認しましょう。

テストが成功すると、作成されたカードの情報が一覧で表示されます。

あわせてTrelloを開き、指定した内容でカードが実際に作成されているか確認してみましょう。
今回は下記の通り作成されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「保存する」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!

ステップ6: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、Miroで新しいボードが作成されたタイミングで、担当者へ承認依頼が自動送信され、その承認後にTrelloへカードが作成されるようになります。
実際にMiroでボードを作成し、承認依頼が届いたのちTrelloにカードが追加されるかを確認してみましょう。

TrelloのデータをMiroに連携したい場合

今回はMiroからTrelloへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にTrelloからMiroへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
タスクの進捗をMiroボードに反映させるなど、さらに幅広い業務の自動化が可能です。

Trelloでカード情報が更新されたら、Miroのボードに付箋を追加する

Trelloで管理しているタスクの進捗や変更点を、関連するMiroのボードに手動で反映させるのは手間がかかり、更新漏れのリスクもあります。

この連携を活用すれば、Trelloのカード情報が更新されると、その内容が自動でMiroボードに付箋として追加されるため、<span class="mark-yellow">タスクの最新状況が素早くビジュアルボードに反映され、チーム全体の認識齟齬を防ぎます。</span>

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フォームから画像が送信されたら、Trelloへのカードの作成とMiroへのボードの作成を自動化する

Webフォームなどから画像付きの情報を受け取った際に、Trelloでのタスク化とMiroでのアイデアボード作成をそれぞれ手動で行うのは二度手間です。
この連携はフォーム送信をきっかけに複数のアプリを同時に動かすことができ、フォームから画像が送信されると、その情報をもとにTrelloにカードを作成し、同時にMiroにも新しいボードを作成します。

これにより、<span class="mark-yellow">受付からタスク管理、ビジュアルでの情報共有までの一連の流れが一度に完了し、業務開始までの時間を短縮できます。</span>

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MiroやTrelloを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、MiroやTrelloのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Miroを使った自動化例

Miroでのボード作成をトリガーに、タスク管理ツールへの情報転記や、特定の条件でのチャットツールへの通知を実現。
また、Web会議ツールでの活動やフォーム回答から、自動でMiroに新しいボードを生成することも可能です。
これにより、手作業によるデータ転記や情報共有の手間をなくし、チーム間の連携を強化。クリエイティブな作業に集中できる環境を構築します。

[[228926,284095,246785,89892,178273]]

Trelloを使った自動化例

新規カードが作成・更新されたら、その情報を別のツールでタスクに登録したり、チケットを作成したりできます。
また、他のプロジェクト管理ツールで課題が追加されたらカードを自動作成したりすることも可能です。
これにより、手作業による情報転記の手間を削減し、チームの情報共有を効率化できます。

[[99802,85201,207098,72073,73024]]

まとめ

MiroとTrelloの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたMiroのアイデア出しからTrelloのタスク化までのプロセスをシームレスにつなぎ、データ転記の手間やヒューマンエラーを解消できます。</span>

これにより、担当者は面倒な繰り返し作業から解放され、プロジェクトの計画やクリエイティブな作業といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うでしょう。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:特定の条件を満たすボードだけ連携できますか?
(例:「ボード名に【要タスク化】と入っている」場合のみTrelloにカードを作成する、といった条件分岐は可能か)

A:はい、できます。
フローボットでMiroのトリガーアクション「ボードが作成されたら」以下に続く+ボタンをクリックし、有料プランで利用可能な分岐オペレーションを追加します。

下記のように設定することで、ボード名に特定の値(要タスク化 など)が含まれる場合にのみフローが先に進むようになります。

Q:Trelloカードの担当者や期限も自動設定できる?

A:はい、可能です。
Trelloのカードを作成するアクションで、期日・担当者(メンバーID)・ラベル(ラベルID) を設定してください。

  • メンバーID
    「メンバーの一覧を取得」アクションを追加して取得し、カード作成時に割り当て
  • ラベルID
    「ラベルの一覧を取得」アクションを追加して取得し、カード作成時に割り当て

取得したIDを各項目に当てはめることで、カード作成と同時に担当者やラベルの自動付与が可能になります。

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法は?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。

なお、自動での再実行は行われないため、エラー発生時は手動で再実行が必要です。
認証切れなどが原因の場合は、マイアプリから「削除→再接続」で復旧可能です。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
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