OutlookとHarvestの連携イメージ

【簡単設定】OutlookのデータをHarvestに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-19

【簡単設定】OutlookのデータをHarvestに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「Outlookで受けた依頼をHarvestに登録したい!」
「Outlookの情報をHarvestに手動で転記していて、手間がかかるしミスも起きやすい…」
このように、日々の業務でOutlookとHarvestを併用する中で、手作業によるデータ連携に限界を感じていませんか?

特に、プロジェクト管理や工数管理において、情報の入力漏れやタイムラグは大きな問題につながりかねません。

もし、<span class="mark-yellow">Outlookで受信したメール情報をもとに、Harvestのユーザーやタスクを自動で作成・更新できる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、入力作業の時間を削減できるだけでなく、より正確なデータに基づいたプロジェクト管理を実現できるかもしれません。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できるため、これまで自動化を諦めていた方でもすぐに導入可能です。
ぜひこの機会に、面倒な手作業から解放され、もっと楽に業務を進められる環境を整えましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">OutlookとHarvestを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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OutlookとHarvestを連携してできること

OutlookとHarvestのAPIを連携すれば、これまで手作業で行っていたアプリケーション間の情報連携を自動化できます。

例えば、Outlookで受信したメールの内容をトリガーにして、Harvestに新しいユーザーを登録したり、タスクを作成したりすることが可能になり、入力の手間やミスを大幅に削減できます。

ここでは、具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Outlookで特定の件名のメールを受信したら、HarvestにUserを登録する

Outlookで特定の件名のメール(例:「新規メンバー登録依頼」)を受信した際に、そのメール本文に含まれる情報を基にHarvestへ新しいユーザーを自動で登録する連携です。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">手作業によるユーザー登録の手間や入力ミスをなくし、メンバーのオンボーディングプロセスを迅速化</span>できます。

この連携は、Outlookの情報をそのままHarvestに連携するシンプルな構成です。

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Outlookで受信した内容をもとに、HarvestにTaskを作成する

Outlookで受信した依頼メールの内容を判断し、Harvestに自動でタスクを作成する連携です。

例えば、メールの件名や本文に含まれるキーワードに応じて、特定のプロジェクトにタスクを割り当てることができるため、<span class="mark-yellow">タスクの登録漏れを防ぎ、プロジェクト管理の精度を向上</span>させます。

この連携は、受信したメールの内容に応じて処理を分岐させる設定を含んでいます。

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OutlookとHarvestの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にOutlookとHarvestを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでOutlookとHarvestの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Outlookで特定の件名のメールを受信したら、HarvestにUserを登録する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • OutlookとHarvestをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Outlookのトリガー設定およびHarvestのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:OutlookとHarvestをマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

【Outlookのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

【Harvestのマイアプリ連携】

Yoomにログインし、Yoomの画面左側の「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「新規接続」を選択します。

検索窓にHarvestと入力し、選択しましょう。

メールアドレスとパスワードを入力し、サインインします。

Yoomとの連携許可画面に移行します。内容確認後、承認できたら緑色のボタンをクリックしてください。

以上で、Harvestの連携が完了です。
マイアプリに各アプリのアイコンが表示されていれば、連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Outlookのトリガー設定

最初の設定です。
これから「Outlookで特定の件名のメールを受信したら、HarvestにUserを登録する」フローを設定していきます!
まずは、以下の赤枠をクリックしてください。


以下の内容を確認したら、「次へ」をクリックしましょう!

  • 「タイトル」:任意で修正
  • 「連携するアカウント」:合っているか確認
  • 「トリガーアクション」:「特定の件名のメールを受信したら」を選択

次の画面で、「トリガーの起動間隔」と「メールフォルダID」を入力します。

  • 「トリガーの起動間隔」:5分・10分・15分・30分・60分から選択。
    なお、基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。
  • 「メールフォルダID」:入力欄をクリックして表示される「候補」から選択します。

ここで、Outlookの画面に移ってメールをテスト送信します。
※今回は、以下のメールを受信した想定で進めていきます。

Yoomの画面に戻って、以下の項目を設定しましょう!

  • 「キーワード」:直接入力してください。先ほどテスト送信したメールの件名に含まれるキーワードを設定します。
    ※ここで指定したキーワードを含む件名のメールを受信した際にフローボットが起動します。

Yoomの画面に戻り、「テスト」をクリックします。
テストに成功すると、Outlookから取得した内容が取得した値に表示されます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

問題がなければ、「保存」をクリックしましょう。これで、トリガー設定が完了しました!

ステップ4:テキストからデータを抽出する設定

ここでは、Outlookのトリガー設定で取得したアウトプットからデータを抽出する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう!

タイトルや変換タイプは変更せず、次に進みましょう。

詳細設定の画面が表示されたら、必須項目を設定します。

  • 「対象のテキスト」:入力欄をクリックして表示されるアウトプットから「本文」を選択。
  • 「抽出したい項目」:対象のテキストから抽出したい項目をカンマ(,)で区切り、指定。

「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、抽出内容を確認後、「保存する」をクリックします。
これで、テキストからデータを抽出する設定は完了です!

ステップ5:Harvestにユーザーを登録する設定

最後の設定です!赤枠部分をクリックしましょう。

続いて、タイトルを任意で修正し、連携するアカウントが合っているか確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう!

続いて、必須項目を設定します。

  • 「Account ID」:入力欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。
  • 「First Name」・「Last Name」・「Email」:各項目は「テキストからデータを抽出する」設定で取得した値を引用して設定してください。

これにより、Outlookのメールごとに変わる情報をHarvestへ動的に反映できます。
手入力で設定した箇所は、今後登録するすべてのユーザーに反映するので注意してください。

そのほかの項目は任意で設定してください。設定を終えたら、「テスト」をクリックします。
テスト成功の表示を確認後、「保存する」をクリックしましょう!

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です!
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

HarvestのデータをOutlookに連携したい場合

今回はOutlookからHarvestへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にHarvestからOutlookへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Harvestでのアクションを起点として、関係者への情報共有を自動化することで、チーム全体の連携をさらにスムーズにできます。

HarvestでNew Projectsが作成されたら、Outlookに通知する

Harvestで新しいプロジェクトが作成されたタイミングで、そのプロジェクト情報をOutlookの指定した宛先にメールで自動通知する連携です。

この設定により、<span class="mark-yellow">プロジェクト開始の情報を関係者へ迅速に共有できるため、キックオフの遅延や情報伝達の漏れを防ぎます。</span>

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HarvestでInvoiceが発行されたら、Outlookに通知する

Harvestで請求書(Invoice)が発行された際に、その旨をOutlook経由で経理担当者や営業担当者へ自動で通知する連携です。

請求書発行のステータスを迅速に共有することで、<span class="mark-yellow">請求・入金管理のプロセスを円滑にし、経理業務の効率化と人的ミスによる確認漏れの防止</span>に繋がります。

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OutlookやHarvestを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、OutlookやHarvestのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Outlookを使った自動化例

メールの受信をトリガーに、タスク管理ツールへのタスク追加、データベースへのレコード追加、別のメールソフトへの本文送信などを自動で行います。
また、データベースやフォームといった外部ツールからの情報をトリガーに、自動でメールを送信し、顧客対応や情報共有を効率化します。
手動でのデータ転記やメール送信の手間をなくし、業務効率を向上させましょう。

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Harvestを使った自動化例

ユーザーやタスクが追加されたら、チャットツールに通知したり、他のツールにカードを作成したりすることが可能です。
また、新規Contactが作成されたら、会計ソフトにも自動でContactを作成できます。
手動での情報転記の手間を削減し、チームの情報共有をスムーズにして、タスク管理を効率化しましょう。

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まとめ

OutlookとHarvestの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたメール内容の確認やデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーの発生を防げるかもしれません。</span>

これにより、担当者は面倒な入力作業から解放され、プロジェクトの進捗管理やクライアントとのコミュニケーションといった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うでしょう。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もしOutlookとHarvestの連携自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:メール内容に応じて処理を細かく分岐できますか?

A:はい、できます。
例えば件名に「ユーザー追加依頼」と含まれる場合にのみフローを先に進める、といった活用も可能です。

※分岐は有料プランで利用可能です。

Q:新規作成だけでなく、既存のタスクやユーザーを更新できますか?

A:はい、できます。
詳しくは下記のページ内「フローボットオペレーション」を確認してみてください。

Q:連携が失敗した場合、エラーに気づく仕組みはありますか?

A:連携が失敗した場合、Yoomにご登録いただいているメールアドレスへ通知が届きます。
通知内にはエラー原因を記載していますので、そちらから確認ができます。
まずは下記の記事を参考に、もう一度マイアプリの連携をお試しください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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