SlackとPipedriveの連携イメージ

【ノーコードで実現】SlackのデータをPipedriveに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-08

【ノーコードで実現】SlackのデータをPipedriveに自動的に連携する方法

三上 紗千香

「Slackで共有された顧客情報を、Pipedriveに手作業で登録している」
「重要なメッセージが他の通知に埋もれてしまい、Pipedriveへの転記を忘れてしまうことがある...」
このように、SlackとPipedrive間での手作業による情報連携に、手間やリスクを感じていませんか?
日々のコミュニケーションの中で発生する重要なデータを手動で管理するのは、時間がかかるだけでなく、入力ミスや転記漏れといったヒューマンエラーの原因にもなりかねません。

もし、<span class="mark-yellow">Slackに投稿されたメッセージの内容を自動でPipedriveに登録する仕組み</span>があれば、こうした日々の煩わしさから解放され、営業担当者は最新の正しい情報をもとに、より迅速なアクションを起こせるようになるでしょう。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても驚くほど簡単に設定できます!
ぜひこの機会に導入し、よりスマートな業務フローを構築して日々の作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">SlackとPipedriveを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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SlackとPipedriveを連携してできること

SlackとPipedriveのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた両ツール間の情報共有を自動化し、業務効率を向上させることが可能になります。
例えば、Slackの特定のチャンネルに投稿されたメッセージから顧客情報を抽出し、自動でPipedriveに新しい人物として登録するといった連携が実現できます。

具体的な自動化のユースケースを複数ご紹介しますので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!

Slackでメッセージが送信されたら、テキストからデータを抽出してPipedriveに人物を追加する

Slackの特定のチャンネルで顧客情報が共有された際に、そのメッセージ内容を検知して、自動でPipedriveに新しい人物として登録する連携です。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">Slackでのやり取りから発生した新規リード情報を、Pipedriveに反映させ、入力の手間や転記ミスを排除</span>できます。

営業担当者が手動でデータを入力する必要がなくなるため、迅速なアプローチが可能になり、機会損失を防ぎます。

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SlackとPipedriveの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にSlackとPipedriveを連携したフローを作成してみましょう。
今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとPipedriveの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Slackでメッセージが送信されたら、テキストからデータを抽出してPipedriveに人物を追加する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとPipedriveをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Slackのトリガー設定およびPipedriveのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:SlackとPipedriveをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

Slackのマイアプリ連携についてはナビ内でご紹介したため、ここからはPipedriveのマイアプリ登録方法を解説します

Pipedriveをマイアプリ連携

マイアプリ画面で「+新規接続」ボタンをクリックし、入力欄に「Pipedrive」と入力してください。
アプリが表示されますのでクリックしましょう。

Pipedriveにログインしている状態で先ほど表示されたアプリをクリックすると、以下の画面が表示されます。
内容を確認し問題なければ「Continue  to the App」をクリックします。

ステップ2:該当のテンプレートをコピー

以下のバナーにある「試してみる」ボタンをクリックしてください。

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テンプレートのコピーに成功すると、以下の画面が表示されますので「OK」をクリックしましょう。
なお、コピーしたテンプレートはYoomのマイプロジェクトから確認できます。

ステップ3:Slackのトリガー設定

「メッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックします。

タイトルは任意のものに変更可能です。
変更がない場合はそのままでも問題ありません。
Slackと連携するアカウント情報には、ステップ1で連携したアカウントか連携実行時のYoomのアカウントが表示されています。
アカウントを確認し、問題なければ「次へ」をクリックしてください。

トリガーの起動間隔を設定します。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

チャンネルIDを設定します。
入力欄をクリックし、候補の中からメッセージを投稿したいチャンネルを選択してください。

Slackの画面に移動し、先ほど選択したチャンネルへメッセージを投稿します。
今回ご紹介するテンプレートはSlackのメッセージがチャンネルに投稿されたら起動します。
そのため、実際に起動テストを行うにはSlackにメッセージを投稿する必要があるのです。
今回は以下のようなメッセージを投稿しました。

※Pipedriveに人物を追加するには氏名が必須項目となります。
メッセージ内に含むようにしてください。

投稿できたらYoomの画面に戻り、「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功するとテスト成功画面が表示され、取得した値が表示されます。

取得した値とは?

取得した値とは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得した値は、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

確認できたら忘れないように「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:テキストを抽出する設定

「テキスト抽出」をクリックします。

タイトルは任意のものに変更可能ですが、変更がなければそのままでも問題ありません。
今回、変換タイプはデフォルトで設定されている「GPT-4o mini 3500文字以内」を使用します。
確認できたら「次へ」をクリックしましょう。

なお、変換タイプは「変更する」をクリックすることで、以下のものから選択することも可能です。
選択するものによって消費するタスク実行数が違うので注意が必要です。
タスク実行数について詳しく知りたい方は以下のリンク先をご覧ください。

対象のテキストを設定します。
デフォルトで取得した値であるメッセージ本文が選択されているため、今回はそのまま使用します。
しかし、以下のように入力欄をクリックして取得した値から設定することも可能です。
このように取得した値を活用することで、固定値ではなくトリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。

抽出したい項目を設定します。
デフォルトで「name,email,phone」が設定されていますが、追加したい場合は注釈を確認しカンマ区切りで追加してください。

指示内容を設定します。
抽出はAIが行います。
指示内容を入力せずに設定することも可能ですが、予期しない文言が抽出されるのを避けるためにも、なるべく具体的に入力してください。

今回は以下のように入力しました。
ここまで設定できたら「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功するとテスト成功画面が表示され、項目名とメッセージ本文から取得した値が表示されます。
想定通りの値が取得できているのを確認したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Pipedriveに人物を追加する設定

「人物を追加する」をクリックします。

タイトルは任意のものに変更可能ですが、変更がなければそのままでも問題ありません。
Pipedriveと連携するアカウント情報には、ステップ1で連携したアカウントか連携実行時のYoomのアカウントが表示されています。
アカウントを確認し、問題なければ「次へ」をクリックしてください。

nameを設定します。
デフォルトで設定されているため今回はそのまま使用しますが、入力欄をクリックし取得した値から設定することも可能です。
また文字が記入されている場合は削除してください。

※取得した値を使用せず手入力で設定すると、毎回その内容が登録されてしまうので注意してください。

owner_idとorg_idを設定します。
設定が必要な場合は注釈を確認し、取得した値もしくは直接入力で設定してください。
直接入力で設定した場合は入力した値が固定値となり、このテンプレートを通して追加する人物の設定全てに適用されますのでご注意ください。

使用しない場合は空欄でも問題ありません。

email、phoneを設定します。
こちらもデフォルトで設定されているためそのまま使用しますが、入力した値から設定することも可能です。
また、データがない場合は空欄として登録されます。

labelの設定を行います。
こちらも取得した値もしくは直接入力で設定します。
直接入力した場合は先ほどと同様に固定値となり、このテンプレートを通して作成される人物設定全てに適用されますのでご注意ください。
使用しない場合は空欄でも問題ありません。

marketing_statusはプルダウンメニューから選択してください。
プルダウンメニューから選択した設定は、このテンプレートを通して作成される人物設定全てに適用されます。
使用しない場合は「選択してください」のままでも問題ありません。

ここまで設定できたら「テスト」をクリックしましょう。

※テストをクリックすると実際に人物が追加されます。

テストに成功するとテスト成功画面が表示され、Pipedriveに人物が追加されますので確認しておきましょう。

確認できたらYoomの画面に戻り、忘れないように「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

先ほどの画面で「保存する」をクリックすると以下の画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックしてください。

お疲れ様でした!ここまでで設定は完了です!
以上が「Slackでメッセージが送信されたら、テキストからデータを抽出してPipedriveに人物を追加する方法」でした!

PipedriveのデータをSlackに連携したい場合

今回はSlackからPipedriveへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にPipedriveでのアクションを起点としてSlackに通知を送るような、逆方向のデータ連携も自動化することが可能です。
PipedriveからSlackへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Pipedriveで人物が追加されたら、Slackにメッセージを送る

Pipedriveに新しい人物(リードやコンタクト)が追加されたタイミングで、その情報をSlackの指定チャンネルに自動で通知する連携です。

このフローを活用することで、<span class="mark-yellow">営業チームや関連部署に新規リードの発生を共有し、迅速なフォローアップ体制を構築</span>できます。

誰が担当するのか、どのようなアプローチをすべきかといったコミュニケーションがSlack上で円滑に進むようになります。

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Pipedriveで組織が追加されたら、Slackにメッセージを送る

Pipedriveに新しい組織(会社)が追加された際に、その詳細情報をSlackに自動で通知する連携です。

特にアカウントベースでの営業活動を行っているチームにとって、<span class="mark-yellow">新規ターゲット企業の情報をチーム全体で共有できるため、戦略立案や情報収集をスムーズに開始</span>できます。

担当者のアサインや過去の接点確認なども迅速に行えるようになり、組織的な営業活動の質を高めます。

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SlackやPipedriveを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、SlackやPipedriveのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Slackを使った自動化例

特定のメッセージが投稿されたら、課題を自動で作成したり、カレンダーの予定を更新したりできます。
また、フォームの回答をRPAで自社システムに登録し、チャットツールに通知することも可能です。
これらの連携により、手動でのデータ入力や情報共有の手間を削減し、業務効率を向上させます。

[[161988,157634,174129,1538,177723]]

Pipedriveを使った自動化例

リードが登録されたら、データベースに自動で情報を追加できます。
また、広告プラットフォームやデータベースで行が追加されたら、ツールにリードを自動登録するといった連携も実現します。
これにより、リード管理から顧客情報、ファイル管理までの一連の営業プロセスを効率化し、手作業による負担を軽減します。

[[88833,128315,279014,89691,93345]]

まとめ

SlackとPipedriveの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたSlackからPipedriveへの情報転記作業をなくし、入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、営業担当者は正確な顧客情報に基づいて迅速に行動できるようになり、データ入力のような定型業務から解放され、本来注力すべき顧客とのコミュニケーションや提案活動に集中できる環境が整うでしょう。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます!
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:特定のキーワードを含むSlack投稿のみ連携できますか?

A:はい、可能です。
特定のワードを含む投稿のみを連携したい場合は、分岐の追加が必要です。
分岐を追加することで取得した値に特定ワードが含まれるかを判断し、そのあとの処理を分けることが可能となります。

※分岐はミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。

Q:AIによる情報抽出の精度はどの程度ですか?

A:AIによるテキスト抽出の設定について、指示内容を入力しなくてもある程度は抽出可能です。
しかし、確実に抽出したい場合は「対象箇所をかっこで囲む」、「氏名:のあとに記入する」など、Slackに投稿する際のフォーマットを決めておくのをおすすめします。
その上で指示内容の項目に、作成したフォーマットに従って指示を記入するようにしましょう。

Q:連携がエラーで失敗した場合、どのように気づけますか?

A:連携がエラーで失敗した場合、まずフローボットが停止しYoomにご登録いただいているメールアドレスへ通知が届きます。
通知内にエラーとなった原因を記載しておりますので通知内容をご確認ください。
その際には該当フローを確認し、エラーの原因や種類が表示される「エラーコード」を確認して修正してください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
三上 紗千香
SaaS自動化プラットフォーム『Yoom』のオウンドメディアにて、業務効率化をテーマとした記事執筆を担当するWebライター。約3年にわたり多様な業界のコンテンツ制作に携わり、様々な現場の業務フローに触れてきた。その過程でSaaSツールによる業務自動化の重要性を実感し、現在はノーコードでの業務フロー改善やRPAを活用したSaaS連携といったテーマで記事執筆に取り組んでいる。自身の経験に基づき、非エンジニアの方にも業務効率化の具体的な手法とその価値が伝わるような情報発信を心がけている。
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