クリックすると、テンプレートが自動的にコピーされるので、「OK」をクリックして設定を進めましょう!
ステップ3:フォームトリガー設定 ※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】フォームの内容をもとにMicrosoft ExcelでPDFを発行して、Microsoft SharePointに格納する」という名前で格納されています。 「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!
1.まずは、フォームトリガー設定です。 先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のフォームトリガー「フォーム 」をクリックしましょう。
2.フォーム作成画面が表示されるので、設定内容を入力・確認しましょう。
フォームの質問文(補足説明)、質問形式、必須項目にするかどうかを設定します。
任意で、「完了ページの設定」「アクセス制限」「共有フォーム利用時のフローボットの起動者」を設定します。 ※今回は、テンプレートを活用して、以下画像のように設定しました。
入力を終えたら、「次へ」をクリックしましょう。
3.フォームの表示確認と詳細設定をします。
「取得した値」の各項目を、入力してください。各項目の項目名は、前ステップの質問文が表示されます。
※まだ設定が完了していないため、手動で入力する必要がありますが、設定が完了するとフォームの回答が自動で反映されます。
4.入力を終えたら、「保存する」をクリックします。
※アウトプットとは? アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。 取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。 ※詳しくは、こちら をご参照ください。
ステップ4:書類発行の設定 1.「書類を発行する 」をクリックしましょう。
2.「Microsoft Excelと連携するアカウント情報」はそのままで、「雛形書類の連携」と「発行書類」をそれぞれ設定していきましょう。
「ファイルの保存場所」は、雛形書類が保存されているファイルをプルダウンから選択してください。 ※今回は、SharePointを選択しました。
「サイトID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。
「アイテムID」は、事前に作成した雛形書類のアイテムIDを、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
「格納先のフォルダID」は、入力欄をクリックして表示される候補から発行する書類を格納したいフォルダを選択しましょう!
「出力ファイル名」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択できます。 今回は、以下画像のように設定しました。
各項目を設定・確認し、「次へ」をクリックします。
3.置換条件の設定を行います。 「置換後の文字列」 の各項目は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。
以下画像のように設定しました。
入力を終えたら「テスト」を実行し、書類の発行に成功したら「保存する」をクリックします。
ステップ5:Microsoft SharePointの設定 1.アプリと連携する「ファイルをアップロード 」をクリックしましょう。
各項目を確認し、「次へ」をクリックします。
2.API接続設定を行います。 「サイトID」「ドライブID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
「格納先フォルダ名」は、発行された書類を保存したいフォルダ名を、手動で入力してください。 「格納先フォルダのアイテムID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
「ファイル名」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。
「ファイルの添付方法」は、テンプレートを活用して、以下画像のように選択しました。
設定完了後は「テスト」を行い、Microsoft SharePointへの追加が確認できたら保存しましょう。
ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローの動作確認をする 全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!
Microsoft ExcelとMicrosoft SharePointを使ったその他の自動化例 今回紹介したPDF保存の自動化フロー以外にも、Microsoft Excelにデータを自動で記録したり、Microsoft SharePointにファイルやフォルダを自動生成・格納することも可能です。
このように、Microsoft ExcelやMicrosoft SharePointのAPIを活用することで、日々の業務フローをさまざまな形で自動化できるので、もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!
Microsoft Excelを使った便利な自動化例 日々のデータ管理業務をMicrosoft Excelで効率化できるテンプレートをご紹介します。
OutlookやGmailで受信した内容を自動でレコード化したり、NotionやSalesforceの情報をExcelに追加することで、入力ミスを防ぎながら業務をスピードアップできます。さらに、指定した日時に予算データを取得し、Microsoft Teamsへ通知するフローも構築可能です!