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「競合のプレスリリースや業界の最新ニュースなど、重要な情報を見逃さないためにRSSリーダーを活用しているけど、その情報をチームに共有する作業が手間で…」
「毎日特定のサイトを巡回して更新を確認し、手作業で通知するのは限界がある…」
このように、情報収集後の共有や記録といった手作業に追われていませんか?
もし、Inoreaderで取得した特定のサイトの更新情報を、LINE公式アカウントなどのコミュニケーションツールに自動で送信できる仕組みがあれば、情報共有の漏れや遅れを防ぎ、素早い情報キャッチアップが可能になります。
その結果、本来集中すべきコア業務に多くの時間を割くことができるでしょう!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかかりません。
ぜひ自動化を導入して情報収集と共有をもっと楽にしましょう!
YoomにはInoreaderで取得した情報を自動で送信する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから代表的な例として、Inoreaderで特定のコンテンツが公開された際に、その情報をLINE公式アカウントに自動で送信するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Inoreader/LINE公式アカウント
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
InoreaderとYoomのマイアプリ連携
新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでInoreaderと検索し、対象アプリをクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、App IDとApp keyを注釈に沿って入力し、「追加」をクリックしましょう。
LINE公式アカウントとYoomのマイアプリ連携
新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでLINE公式アカウントと検索し、対象アプリをクリックしてください。
アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
以上でマイアプリ登録は完了です!
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。
それでは、ここから設定を進めていきましょう。
「指定のフィードでコンテンツが公開されたら」をクリックします。
アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Inoreaderと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
事前準備として、指定のフィードでコンテンツを公開しておきましょう。
この公開がトリガーイベントとなり、自動化の起点となります。
Yoomの操作画面に戻り、トリガーの設定を行います。
指定した間隔でInoreaderをチェックし、トリガーとなるアクション(今回は指定のフィードでコンテンツが公開されたこと)を検知すると、フローボットが自動で起動します。
トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるため、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
フィードURL
注釈に沿って入力してください。
入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックします。
テストに成功すると、Inoreaderのフィードに公開されたコンテンツに関する情報が表示されます。
以下の取得した値はこの後のステップで利用できます。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動するたびに変動した値となります。
内容を確認し、「完了」をクリックします。
いよいよ最後のステップです!
前のステップでInoreaderから取得した値を利用して、LINE公式アカウントでメッセージを送信しましょう。
「ブロードキャストメッセージを送る」をクリックします。
アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
LINE公式アカウントと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
メッセージ
入力欄をクリックすると、前のステップでInoreaderから取得した値が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、取得した値を活用せず設定を行うと毎回同じメッセージがLINE公式アカウントで通知されてしまうので注意が必要です。
入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でメッセージが送信されるか確認しましょう。
テストが成功したらLINE公式アカウントの画面を開き、実際にメッセージが通知されているかを確認してみましょう。
今回は下記のとおり通知されていました!
問題がなければYoomの操作画面に戻り、「完了」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!
設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、Inoreaderでコンテンツが公開されたタイミングで、取得したRSSフィードの情報がLINE公式アカウントに自動送信されるようになります。
実際にInoreaderのフィードでコンテンツを公開し、LINE公式アカウントに通知が届くかを確認してみましょう。
最新情報の収集からSNSへの共有、記事投稿までを自動化します。AIを用いたコンテンツの自動生成や、各種チャットツールへの通知、さらにはGitHubでのタスク起票までをシームレスに完結。
手動でのチェックや転記作業をノーコードで一掃し、膨大な情報の中から必要なデータだけを自動で活用・発信する、効率的な情報流通の仕組みを実現します。
RSSフィードの送信を自動化することで、これまで手作業で行っていたWebサイトの更新確認や情報共有の作業をなくし、共有漏れや遅延といったミスを防ぐことができます。
これにより、チーム全体で最新の情報をキャッチアップできる体制が整い、より迅速なアクションや意思決定に繋げられるでしょう!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:LINE公式アカウント以外のツールにも通知できますか?
A:
はい、フローボットで設定している通知アクションを変更することで、LINE公式アカウント以外のツールにも同様の通知を送信できます。
フローボット内で現在設定されているLINE公式アカウントのアクションを削除し、代わりに通知したいアプリを選択してください。
SlackやMicrosoft Teams、Chatwork、メールなど、連携可能なチャット・通知系アプリの中から選択し、各アプリの「メッセージを送信」「通知を送信」といったアクションを設定することで、同じ内容の自動通知を実現できます。
Q:記事のタイトルだけでなくURLや概要も送れますか?
A:
はい、可能です。
Inoreaderのトリガーアクションで取得した値を利用することで、記事のタイトルだけでなく、URLや概要もLINE公式アカウントの通知メッセージに含められます。
たとえば、通知文の本文に「項目のタイトル」を記事名として差し込み、「正規リンクのリスト」や「オルタネートリンクのURLのリスト」を設定することで、クリック可能な記事URLを含められます。
また、「サマリーのHTMLコンテンツ」を利用すれば、記事本文の概要をあわせて通知することも可能です。
Q:特定のキーワードを含む記事だけを通知できますか?
A:
はい、フローボット内で「分岐」オペレーションを設定することで可能です。
※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。
フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
フローボット内のInoreaderのトリガーアクション直下にある+ボタンから「分岐」を追加してください。
分岐条件の設定画面では、取得した値をもとに条件を指定できます。
たとえば、記事タイトルやサマリーに「新製品」「業務提携」といった特定のキーワードが含まれる場合のみ、後続の通知処理を実行する、といった設定が可能です。
この条件に合致した記事だけを通知することで、必要な情報に絞った効率的な情報共有を実現できます。
このように分岐を活用すれば、RSSフィードで取得した記事の中から、関心のある内容だけを抽出して通知するフローを柔軟に構築できます。