WooCommerceとCRMの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-24

【ノーコードで実現】WooCommerceとCRMを連携し情報を自動で同期する方法

y.matsumoto

ECサイト運営において、WooCommerceで獲得した顧客情報をCRM(顧客関係管理)システムへスムーズに連携させることは、効率的な顧客管理や営業活動の基盤になります。

<span class="mark-yellow">しかし、「WooCommerceとCRMの間で顧客情報を手入力している」「CSVでインポート・エクスポートするのが面倒…」といったお悩みを抱えているEC事業者の方も多いのではないでしょうか?</span>
このような手作業は、時間と労力がかかるだけでなく、入力ミスや情報の同期漏れといったリスクも伴います。

結果として、大切なお客様へのアプローチが遅れたり、情報のズレが営業活動に影響するリスクもあるため、早めの対策が重要です。

<span class="mark-yellow">この記事では、WooCommerceで新しい顧客情報が登録された際に、その情報を自動でお使いのCRMシステムに連携させる方法をご紹介します!</span>

プログラミングの知識は不要で、簡単な設定だけで実現できますよ。

とにかく早く試したい方へ

「いますぐ連携を試してみたい!」という方のために、YoomではWooCommerceとCRMツールを活用した業務フロー自動化のテンプレートをご用意しています。

以下のバナーをクリックして、早速自動化を体験してみましょう!

WooCommerceとCRMを連携した顧客情報同期の自動化例

ここからは、WooCommerceの顧客データを、お使いのCRMシステムへ自動で連携する具体的なテンプレートをいくつか紹介していきます!
テンプレートを活用すれば、手作業を省き、最新の顧客情報で営業活動を効率化できます。

あなたの業務に合ったテンプレートを見つけて、ぜひ試してみてください!

WooCommerceの顧客情報をCRMサービスへ自動で連携する

このテンプレートでは、WooCommerceで新しい顧客アカウントが作成されると、そのタイミングをきっかけにSalesforce、HubSpot、Zoho CRMといった主要なCRMツールへ自動でリード(見込み客)やコンタクト情報を作成します。

ECサイトで得た顧客情報をすぐにCRMへ反映できるため、<span class="mark-yellow">営業担当者は迅速なフォローアップが可能となり、機会損失を防ぐことにも繋がるでしょう。</span>
また、データ入力の手間やミスがなくなることで、より重要な営業活動に集中できるようになります!

WooCommerceで顧客が作成されたらSalesforceに自動で追加するフローを作ってみよう!

<span class="mark-yellow">ここでは例として、WooCommerceで新しい顧客情報が作成された際に、その情報をSalesforceに自動でリードとして追加するフローの作り方を簡単にご紹介します。</span>

この自動化で、手動でのデータ移行作業から解放され、効率的な顧客管理を実現しましょう!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • WooCommerceとSalesforceをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • WooCommerceのトリガー設定とSalesforceのアクション設定
  • フローをONにして、実際に動くかテスト

ステップ1:WooCommerceとSalesforceのマイアプリ連携

1. WooCommerceの登録方法

マイアプリ画面から「+新規接続」ボタンをクリックしましょう。
検索窓が表示されるので、WooCommerceを検索してください。

下記画面が表示されたら、注釈を確認しアカウント名・Consumer Key・Consumer Secretを入力しましょう。
入力が完了したら「追加」をクリックしてください。

これで、WooCommerceのマイアプリ連携完了です!

2. Salesforceの登録方法

先ほどと同様に、「+新規接続」ボタンをクリックしSalesforceを検索してください。

ユーザー名とパスワードを入力しSalesforceにログインします。
※注意事項*他のサービスとすでに連携している場合、YoomとのAPI連携が正常に動作しない可能性があります。ご注意ください。

 アクセス確認画面で「許可」をクリックしましょう。

これで、Salesforceのマイアプリ連携完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

それでは、フローを作成していきましょう!
ここからはYoomのテンプレートを使って解説しますので、はじめに下記バナーをクリックし、移行先の画面で「このテンプレートを試す」ボタンを押してください。

下記確認画面が表示されますので、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:WooCommerceに顧客が作成されたら起動するトリガーの設定

まず最初に、「顧客が作成されたら」という項目をクリックし設定しましょう。

次に表示される画面は、デフォルトで設定されています。
WooCommerceと連携するアカウント情報を確認したら、そのまま次のページに進みましょう。

TOPページURLは、枠外の注釈を参考に手動で設定しましょう。
入力ができたら「テスト」ボタンをクリックし、接続を確認します。テストが成功したら次のページに進みましょう!

次の設定をする前に、WooCommerceでテストに使用するための顧客を作成してください。
(作成する顧客情報は任意で設定して問題ありません!)

顧客の作成が完了したら、先ほどのYoomの画面にもどりましょう。
テストを実行すると、作成した顧客情報がアウトプットとして表示されます。
ここで取得されたアウトプットは、後ほどNotionとの連携の際に活用するので、データを確認してから設定を保存しましょう!

続いて、種別を任意で選択してください。未設定の場合は、全ての種別が対象となります。

検索キーワードは、任意設定になるため、必要であれば設定しましょう。(未設定でもOKです!)
ここまで設定が完了したら、「テスト」ボタンを押しましょう。

テストが成功すると、アウトプットとして表示されます。
ここで取得されたアウトプットは、次に行うSalesforceのアクションの設定の際に活用するので、データを確認してから設定を保存しましょう!
※参照:アウトプットについては、こちらのページをご確認ください。

ステップ4:Salesforceにレコードを追加する

次に、Salesforceアイコンの「レコードを追加する」をクリックし設定します。

次のページも、デフォルトで設定済みです。
Salesforceと連携するアカウント情報に誤りが無ければ、そのまま「次へ」をクリックしてください。

WooCommerceで作成された顧客情報を自動で登録するための設定を行っていきます。

使用するSalesforceの「マイドメインURL」と「オブジェクトのAPI参照名」を枠外の注釈を参考に設定しましょう。

追加するレコードの値を設定していきます。自動取得したい項目を下記画像のように設定してみましょう!

例えば、下記画像のように「姓 (LastName)」を設定すると、WooCommerceに新規顧客が作成されたら自動で「姓」を取得し、Salesforceの指定したテーブルに登録することができますよ。

その他の項目も、同様に自動取得したい項目を設定していきましょう!

設定が完了したらテストを実行しましょう。
テストが成功したら、保存しアクションの設定完了です!

5:トリガーをONにする

すべての設定が完了したら、フロー編集画面の上部にあるスイッチを「ON」にして、自動化を有効化します。
最後に、実際にWooCommerceでテスト用の顧客を作成してみて、Salesforceにリードが自動で作成されるかを確認してみましょう!

これで、「WooCommerceで顧客が作成されたら、Salesforceに追加する」フローの完成です。

WooCommerceを活用したその他の自動化テンプレート事例

WooCommerceと連携できる自動化は、CRM連携だけではありません!
Yoomでは、WooCommerceを起点とした様々な業務効率化を実現するテンプレートをご用意しています。

まとめ

この記事では、WooCommerceとCRMをつなぎ、顧客情報を自動で登録する方法をご紹介しました。

手動でCRMに情報を入力する作業は手間がかかるだけでなく、ミスや対応の遅れにもつながりがちです。注文が多い店舗ほど、この作業の負担は大きくなります。

そこで便利なのが、Yoomのようなノーコード自動化ツールです。専門知識がなくても、SalesforceやHubSpotなどの主要なCRMと簡単に連携できます。
テンプレートを使えば、少ない手順で自動化を始められ、WooCommerceの顧客情報をスムーズに同期可能です。営業対応もスピーディーになり、結果的に顧客満足や売上にもプラスに働きます。

今回紹介したテンプレートは、すぐに使えるものばかり。まずは一つ試して、日々の業務をもっと楽にしてみませんか?

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
タグ
WooCommerce
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る