MailchimpとSalesforceの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-08

【簡単設定】MailchimpのデータをSalesforceに自動的に連携する方法

s.nakazawa

「Mailchimpで集めたコンタクト情報を、営業チームが使うSalesforceに毎日手作業で転記している…」
「両方のツールを使っているけど、データの同期が遅れて最新情報がどちらにあるのか分からなくなることがある…」
マーケティングとセールスの連携において、MailchimpとSalesforceのデータが分断されてしまい、非効率や機会損失が生じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Mailchimpに新しいコンタクトが登録された際に、自動でSalesforceに追加される仕組み</span>があれば、面倒な手作業から解放されます。

さらに、営業担当は最新のリード情報をもとに素早くアプローチできるため、ビジネスチャンスを逃さず、戦略的な活動に時間を割けるようになります。

今回ご紹介する自動化は、プログラミング知識がなくても簡単に設定でき、日々の定型業務にかかる手間と時間を削減可能です。ぜひ導入して作業をもっと楽にしてください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには、<span class="mark-yellow">MailchimpとSalesforceを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下のバナーの「試してみる」をクリックしてスタートしましょう!

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MailchimpとSalesforceを連携してできること

MailchimpとSalesforceのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた二つのアプリケーション間でのデータ転記や更新作業を自動化できます。
これにより、マーケティングからセールスへのスムーズな情報連携が実現するはずです。

ここでは、具体的な自動化例を複数ご紹介するので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Mailchimpにコンタクトが登録されたらSalesforceのリードにも登録する

Mailchimpの特定のオーディエンスに新しいコンタクトが追加されたことをトリガーに、その情報をSalesforceに自動で登録する連携です。

これにより、<span class="mark-yellow">マーケティング部門が獲得したリード情報を手作業で営業部門に共有する手間を省き、入力ミスや連携漏れを防げます。</span>

このフローはMailchimpのデータをSalesforceに直接連携するシンプルな構成で設定も簡単です。

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Mailchimpでメールが開封されたら、Salesforceのリード情報を更新する

Mailchimpで配信したキャンペーンメールが特定のコンタクトによって開封されたら、その情報を検知してSalesforceの該当のリード情報を自動で更新します。

この連携により、<span class="mark-yellow">顧客のエンゲージメントをすばやく把握し、営業担当者はより効果的なタイミングでアプローチできるようになるはずです。</span>

商談化率の向上を図りたいときに役立つテンプレートです。

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MailchimpとSalesforceの連携フローを作ってみよう

それでは、MailchimpとSalesforceを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでMailchimpとSalesforceの連携を進めていきます。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Mailchimpにコンタクトが登録されたらSalesforceのリードにも登録する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • MailchimpとSalesforceをマイアプリ登録
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Mailchimpのトリガー設定およびSalesforceのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:MailchimpとSalesforceをマイアプリ連携

MailchimpとSalesforceをYoomに連携する設定から始めます。

Mailchimpのマイアプリ登録方法

メニューのマイアプリを選択し、「新規接続」をクリックしてください。

アプリ一覧画面で、Mailchimpを検索して選択します。

アカウント名、API Key、サーバードメインを注釈に沿って入力し、「追加」をクリックすると登録完了です。

Salesforceのマイアプリ登録方法

SalesforceもMailchimpと同様にアプリの一覧から選択します。
連携したいアカウントでログインすると登録完了です。

  • Salesforceは、チームプラン・サクセスプラン向けのアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになるのでご注意ください。
  • 有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。期間中なら普段は制限されているSalesforceも問題なく利用できます。
    ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここからフローボットを作っていきます!簡単に設定できるようにテンプレートを利用します。
バナーの「試してみる」をクリックしましょう。

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コピーが成功すると、以下の画面が表示されるので「OK」をクリックします。

これで、マイプロジェクトにテンプレートが保存されます。

ステップ3:Mailchimpのトリガー設定

続いて、Mailchimpの設定を行います。
上側の赤枠をクリックしてください。

  • ここでの設定により、Mailchimpに購読者が追加されると、フローボットが起動します。

続く画面は、すでに設定されているので次へ進みます。

  • タイトルは変更可能です。
  • 連携するアカウント情報には、マイアプリ登録したアカウントが表示されます。
  • トリガーアクションには、自動化の起点となる操作が設定されています。

トリガーの起動間隔をプルダウンから設定し、audience_idを候補から選択してください。ここで設定した時間間隔ごとに、Mailchimpで購読者が追加されたかを確認します。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかを設定できます。
  • 利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なりますが、基本的にはそのプランの最短の起動間隔がおすすめです。

設定が完了したら、テストのためにMailchimpに購読者を追加してください。

  • 今回は、以下の購読者を追加しました。

購読者を追加したらYoomに戻り、テストをしてください。

※直近1時間以内に、Mailchimpに購読者が追加されていないと、テストはエラーになります。

テストが成功すると、取得した値に購読者の情報が表示されるので、確認して保存します。

ステップ4:Salesforceにレコードを追加する設定

次に、Mailchimpから取得した値を利用して、Salesforceにレコードを追加する設定を行います。
下側の赤枠をクリックしてください。

データベースの連携を設定して次へ進みましょう。
その他の項目は、あらかじめ設定されています。

オブジェクトのAPI参照名は、マイドメインURLを入力すると、候補から選択できます。今回は、リードを登録するため、リードオブジェクトを選択しました。

「追加するレコードの値」に表示された項目を設定します。

Mailchimpから取得した値を利用する場合は、以下のように設定してください。
これにより、Mailchimpに追加した購読者ごとに変わる内容をSalesforceへ動的に反映できます。

設定が完了したらテストを行いましょう。

テストが成功すると、Salesforceにレコードが追加されるので確認してください。

レコードが追加されたことを確認したら、Yoomに戻り設定を保存します。

ステップ5:トリガーをONにしてフローボットを起動

Salesforceの設定を保存すると、以下の画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、すべての設定が完了です。

あとでトリガーをONにする場合は、フローボットの一覧画面から設定できます。

SalesforceのデータをMailchimpに連携したい場合

今回はMailchimpからSalesforceへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSalesforceからMailchimpへのデータ連携もできます。
その場合は、下記のテンプレートも併せて利用してみてくださいね。

Salesforceにリードが登録されたら、Mailchimpにコンタクトを追加する

Salesforceに新しいリードが作成されたことをトリガーに、その情報をMailchimpの特定のオーディエンスにコンタクトとして自動で追加します。

この連携では、<span class="mark-yellow">営業部門が獲得したリードをスムーズにマーケティングリストに追加できます。</span>

シームレスなナーチャリングを開始したいときにおすすめのテンプレートです。

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Salesforceでリード情報が更新されたら、Mailchimpでコンタクト情報を更新する

Salesforceでリードのステータスや情報が更新された際に、その変更をMailchimpの対応するコンタクト情報に自動で反映させる連携です。

これにより、<span class="mark-yellow">顧客情報をMailchimpに同期させられるため、正確な顧客情報に基づいたキャンペーンの配信が可能になり</span>、マーケティング活動の精度向上に繋がります。

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MailchimpやSalesforceを活用したその他の自動化テンプレート

MailchimpやSalesforceをうまく活用すれば、日々の情報共有や顧客管理がぐっとスムーズになります。手作業を減らし、すばやく最新情報を反映できる仕組みを作ることで、業務の質とスピードが同時に向上しますよ。

Mailchimpを使った便利な自動化例

Mailchimpと他ツールを連携させることで、コンタクト情報の収集や管理を自動化できます。

これにより、顧客データの更新漏れを防いだうえで最新の情報をもとにすぐにマーケティング施策を開始でき、情報整理や共有の手間も減るため、日々の業務効率が大きく向上します。

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Salesforceを使った便利な自動化例

Salesforceは顧客や商談の情報を一元管理できる強力なツールです。他サービスと連携すれば、データ入力やファイル作成を自動化し、リアルタイムでの共有や整理が可能になります。

これにより、営業活動に集中でき、情報の正確性も向上します。

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まとめ

MailchimpとSalesforceの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">二つのツール間のデータ転記作業の手間を完全に削減し、ヒューマンエラーの発生を防げます。</span>

これにより、マーケティングとセールスの各担当者は、同期された正確な情報に基づいて業務を進められるようになり、本来注力すべき戦略的なコア業務に集中できる環境が整うはずです!

今回ご紹介したような業務の自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使えばプログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Salesforceのカスタム項目にもデータを連携できますか?

はい、カスタム項目へのデータ連携も可能です。
Salesforceにレコードを追加するステップで、「追加するレコードの値」にカスタム項目が表示されます。
表示された該当の項目に、登録したい値を設定することで、連携の設定が完了します。

Q:この連携に必要なYoomの料金プランと費用感を教えてください。

Salesforceは、有料のチームプランから利用できるアプリです。
チームプランは24,000円/月から利用でき、ご紹介した連携を導入するためにかかる費用は他にありません。
フローボットの利用頻度が多い場合は、さらに上のサクセスプラン(48,000円/月)もあります。
フローボットの利用頻度や求めるサポートなどに応じてプランを選択ください。

  • 料金は、2025年8月8日時点の料金です。最新の料金プランは以下をご覧ください。
    Yoomのプランの詳細

Q:Yoomを介したデータ連携のセキュリティは安全ですか?

Yoomの通信は、SSL/TLSによって常に暗号化されており、悪意のある第三者によるデータの改ざんやなりすまし、通信内容の漏洩を防止しています。
「IP制限」「2要素認証」「シングルサインオン(SSO)」「SAML認証」など、セキュリティを強化する機能の充実に取り組んでいます。
その他にもセキュリティへの取り組みを行っているため、安心してご利用ください。

Yoomのセキュリティへの取り組みの詳細

この記事を書いた人
s.nakazawa
個人ブログを5年以上運営してきました。 執筆時は、読者様が知りたい情報をわかりやすく解説することを大切にしています。 ブログ運営で学んだライティング経験をもとに、複雑な業務もノーコードで自動化できるYoomの使い方や魅力をわかりやすくご紹介します。
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
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