FrontとOutlookの連携イメージ

【簡単設定】FrontのデータをOutlookに自動で連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-25

【簡単設定】FrontのデータをOutlookに自動で連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Frontで受信した重要なメッセージを、共有のためにOutlookで転送したい!」
「FrontとOutlook間の情報の転記には時間がかかるし、抜け漏れやミスも発生しがち…」
日々の業務でFrontとOutlookを利用する中で、手作業でのデータ連携にこのような課題やストレスを感じてはいませんか?

そんな時に、<span class="mark-yellow">Frontで受信した特定のメッセージを、Outlookで自動通知する仕組み</span>があれば、情報共有のスピードを上げられるでしょう。対応漏れといったヒューマンエラーも防げるため、より重要度の高いコア業務に集中できる時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務をさらに効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">FrontとOutlookを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックすることで早速スタートできますよ!

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FrontとOutlookを連携してできること

FrontとOutlookのAPIを連携することで、データの転送作業や確認の手間を削減し、チーム全体のコミュニケーションを円滑化できます。
ここでは、具体的な自動化ユースケースをご紹介します。気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

FrontでNew Conversation Messageを受信したら、Outlookで通知する

Frontで新規の会話メッセージを受信するたびに、その旨をOutlookで自動通知します。

確認頻度の高いツールにメッセージの受信を通知することで、<span class="mark-yellow">いちいちFrontを開く手間を省き、迅速な対応と情報共有の漏れ防止を実現できる</span>でしょう。

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Frontで特定内容のNew Conversation Messageを受信したら、Outlookに通知する

こちらは、全てのメッセージではなく、特定のキーワードや条件に合致する重要なメッセージのみを通知する仕組みです。

<span class="mark-yellow">情報過多を防ぎ、本当に必要な通知だけを確実に受け取る</span>ことができます。

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FrontとOutlookの連携フローを作ってみよう

ここからは、FrontとOutlookを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※ 今回連携するアプリの公式サイト:FrontOutlook

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「FrontでNew Conversation Messageを受信したら、Outlookに通知する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • FrontとOutlookのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Frontのトリガー設定とOutlookの通知設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:FrontとOutlookのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するFrontとOutlookのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Frontのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でFrontを検索して選択。
  1. Frontのサインイン画面が表示されます。
    連携させるFrontアカウントでサインインしてください。
    ※ 既にサインイン済みのアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. YoomからFrontへのアクセス権限と連携するワークスペースを確認し、「Authorize」をクリック。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。
    Frontが追加されていることを確認してください。

② Outlookのマイアプリ登録

登録方法は以下のナビをご参照ください。

Outlookも連携できれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、マイプロジェクトにコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Frontのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Frontの「New Conversation Message」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージ受信時により早くメール通知が行えるようになります

※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるためご注意ください。
参考:ポーリングトリガーの仕組みについて

  1. 新規メッセージを検知したい会話の「Conversation Id」を設定。
    IdはFrontの対象Conversationから取得できます。
  1. 設定を終えたら、Frontの指定したConversationでテスト用のメッセージを送信してください。
    ※ テスト用メッセージの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に最新メッセージの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで動的な値(フローが稼働する度に更新される値)として使用可能です。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に送信したメッセージが取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:送信するメールの設定

それでは、Frontから取得したメッセージ情報を基に、Outlookで送信するメールの内容を設定しましょう。

  1. Outlookの「メールを送る」をクリック。
  1. 任意で「タイトル」を変更し、連携アカウントを確認する。
  1. メール内容の「To」に宛先のメールアドレスを設定。
  2. 任意で「From」「CC」「BCC」にメールアドレスを設定。
  3. 動的な値と固定テキストを組み合わせて、「件名」と「本文」を設定しましょう。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、取得したメッセージ情報を選択可能です。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    ※ この動的な値を使用せずに固定テキストだけで設定してしまうと、フローが稼働する度に同じメールが送信されてしまうためご注意ください。
  1. 設定を終えたら「次へ」をクリック。
  2. メールの送信内容を確認し、「テスト」をクリック。
    指定した宛先にメールが送信されるためテストでは確認可能な宛先にしておくことをおすすめします。
  1. テストに成功したら、指定した宛先にメールが届いているかを確認しましょう。
  1. 期待通りにメールが送信されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定したConversationでメッセージを送信し、その旨を通知するメールが自動でOutlookから送信されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

OutlookのデータをFrontに連携したい場合

今回はFrontからOutlookへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にOutlookからFrontへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Outlookで本文内に特定のキーワードが含まれるメールを受信したら、FrontにContactを作成する

Outlookで受信したメールの中から、本文中に指定したキーワードが含まれている重要な問い合わせだけを検知し、Frontにコンタクトを作成するフローです。

<span class="mark-yellow">見込み顧客や重要案件の情報を漏れなくFrontに集約できる</span>ため、営業やサポート活動の機会損失を防げるでしょう。

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Outlookで特定のメッセージを受信したら、Frontにコンタクトを追加する

コンタクト作成の対象とするフィルタリングは、本文中に含まれるキーワードだけに留まりません。

複雑な条件を指定できる分岐処理を用いることで、<span class="mark-yellow">差出人や件名などでメールを絞り込み、顧客管理の精度を向上</span>させられます。

[[276906]]

FrontやOutlookを活用したその他の自動化テンプレート

FrontやOutlookを使えば、日常的なやり取りや情報整理の作業がぐっと楽になります。ここでは、チーム内のコミュニケーションやデータ管理を効率化できる便利な自動化例をまとめました。

Frontを使った便利な自動化例

Frontを使えば、メールやメッセージのやり取りを効率よく整理できます。
ほかのアプリと組み合わせることで、コンタクトの管理や情報の集約もスムーズになり、業務の負担を減らせます。

[[273532,186053,133663,186014,186019]]

Outlookを使った便利な自動化例

Outlookは、日々のメール送受信を効率的にサポートしてくれるアプリです。
自動化を組み合わせることで、通知やタスクの共有をスムーズにし、情報整理の手間を抑えながらチーム全体の連携を強化できます。

[[21014,69705,69566,70132,165416]]

まとめ

FrontとOutlookの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたFrontからOutlookへの情報共有や転記作業の手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを未然に防ぐことができます。</span>

これにより、チーム内の情報共有はより迅速かつ正確になり、担当者は本来注力すべき顧客対応や戦略的な業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Outlookのメールではなく予定も作れますか?

A:Frontでのメッセージ受信を起点に、Outlookのカレンダーに予定を追加することも可能です。
Outlookのアクションを「自分のカレンダーにイベントを登録する」に変更してください。
参考:「アプリと連携する」の設定方法

Q:複数の会話をまとめて監視できますか?

A:Frontのトリガーでは複数の会話をまとめて監視することはできません。
複数の会話を監視するのであれば、スケジュールトリガーとFrontの「Search Conversations」などを組み合わせることで、定期的に複数の会話を取得する流れを構築できます。
参考:スケジュールトリガーの設定方法

Q:連携が失敗したらどうやって気づけますか?

A:作成したフローボットでエラーが発生した場合、Yoomアカウントを登録したメールアドレス宛てに通知が送信されます。通知に記載されているURLからエラー内容を確認し、フローの停止や再実行といった対応を行ってください。
また、フローの修正を行う際にはYoomのヘルプセンターでエラー内容の検索をかけてみることをおすすめします。
参考:エラー時の対応方法について

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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